【マスターズオリンピア2023結果】マスターズオリンピアとオリンピアの違いも解説

マスターズオリンピア

マスターズオリンピア2023は11年ぶりに開催された、世界最大のマスターズ競技コンテストです。

同大会では日本の山岸秀匡選手が日本人初の優勝を決めて大きな注目を集めました。

本記事では、マスターズオリンピアとはどういう大会なのか?マスターズオリンピアの結果や賞金、出場選手などを徹底解説していきます。

目次

マスターズオリンピアはIFBB主催のマスターズ大会

マスターズオリンピアは、国際ボディビル・フィットネス連盟(IFBB)が主催する、年齢を重ねたボディビルダーのための特別な大会です。

マスターズオリンピア2023では10部門開催され、優勝者には世界最高のマスターズ競技者としての称号が手に入ります。

また、年齢を超えてフィットネスやボディビルを続けるモチベーションを持つ選手たちの情熱と努力を称える場でもあります。IFBBの認可のもとで行われるマスターズオリンピアは、世界中のベテランボディビルダーが一堂に集うことで、フィットネス界の持続、年齢に関係なく挑戦する価値を伝えています。

  • マスターズオリンピアとオリンピアの違いは?
  • マスターズオリンピアの賞金規模は?

マスターズオリンピアとオリンピアの違いは?

マスターズオリンピアとオリンピアの違いは年齢制限の有無や獲得賞金などにあります。

オリンピアはオープン(年齢に関係なく)で出場できるのに対し、マスターズオリンピアは一般的に40歳以上の選手が対象です。

筋トレ    編集部

マスターズオリンピア2023までは年齢制限が40歳以上でしたが、現役選手が多いこともあり次に開催されるマスターズオリンピア2025では年齢制限が45歳以上に引き上げられます。

マスターズオリンピアの各部門の優勝者は、ミスターオリンピアへの出場権が与えられます。

山岸選手のように引退した選手だけでなく、現役のオリンピア出場者も優勝を狙う非常にハイレベルな大会であることは間違いありません。

ミスターオリンピアの最新情報は以下の記事で詳しく解説しています。

マスターズオリンピアの賞金規模は?

マスターズオリンピア2025の賞金はまだ公開されていないので、以下では、マスターズオリンピア2023の賞金について紹介していきます。

以下はマスターズオリンピア2023の1~5位までの獲得賞金です。

スクロールできます
部門1位2位3位4位5位
オープンボディビル$20,000$10,000$5,000$3,000$2,000
212ボディビル、メンズフィジーク、クラシックフィジーク、ビキニ、ウェルネス、フィットネス、フィギュア、ウィメンズフィジーク、ウィメンズボディビル$10,000$5,000$3,000$2,000$1,000

マスターズオリンピア2023の優勝賞金は日本円で3,400万円と過去3番目に高額でした。

東京プロ2024の賞金総額である$30,000の7倍以上の賞金規模になります。

マスターズ オリンピア2025は日本で開催!

東京プロ2024の会場にて、次回のマスターズオリンピア2025がついにジャパン(東京)にやってくることが発表されました。

マスターズオリンピアの出場選手として、日本からは山岸秀匡さんが出場を宣言しています。

「Masters Olympia 2025 in JAPAN」の日程や開催場所は以下の通りです。

項目内容
日程2025年8月22日(金)~23日(土)
場所東京

現時点では会場の詳細は未公表です。マスターズオリンピア2025の詳細が発表され次第、順次更新していきます。

マスターズオリンピアの出場選手

マスターズオリンピア2025の出場選手はまだ公開されていません。

以下では、山岸選手が出場したマスターズオリンピア2023の「ボディビル212」というカテゴリーの出場選手を紹介します。

マスターズオリンピアの各カテゴリーの出場選手数は10~20名ほどになります。

マスターズオリンピア2023の結果

マスターズオリンピア2023は8月26-27日、ルーマニアにて開催されました。

日本からは“ビッグヒデ”こと、山岸秀匡選手が現役復帰と大会出場を表明。見事、マスターズオリンピア212カテゴリーで優勝し、日本1の称号とオリンピアへのチケットを獲得しました。

以下は「マスターズオリンピア202」というカテゴリーのトップ5です。

  • 山岸秀匡
  • デイビット・ヘンリー
  • アンワル・ダルウィシュ・アリ・アル・バルシ
  • スティーブ・D・セイヤー
  • ジョニ・シュリーブ

マスターズオリンピア2023の優勝に輝いた山岸秀匡選手は、同年11月に開催されたミスターオリンピアに出場しました。

マスターズオリンピア2023の結果を振り返って自身のSNSでは、「“勝っちゃった”いう表現が合っている。正直出場を決めたとき、通用しないだろうと思っていたので、マスターズといえどもオリンピアタイトルだからね。オリンピアのタイトルが加わったのはうれしい。50歳でオリンピア出ると思っていなかったから、正直信じられない。」と語っています。

ミスターオリンピアの2024年最新結果は以下の記事で徹底解説しています。

マスターズオリンピアを優勝した山岸秀匡選手の講評

マスターズオリンピア2023で山岸選手が優勝した要因は大きく2つあります。

  • 圧倒的なコンディションの良さ
  • ミッドセクションのコントロールの完成度

1つ目は、圧倒的なコンディションの良さです。2位のデイビット・ヘンリーと比べても確実な差があります。

もちろん筋肉量や迫力という意味では、2位以下の選手の方が良かったのは間違いないです。しかし、筋肉のストリエーションと部位1つ1つのセパレーションがくっきりと見えるレベルなのは山岸選手だけでした。

2つ目は、ミッドセクションのコントロールの出来です。

ボディビルカテゴリーの選手となると、どうしても意識していても腹筋が出てしまいます。2位のデイビット・ヘンリーも腹筋のふくらみが目立ってしまっていました。しかし、山岸選手は全選手の中で最もミッドセクションのコントロールができており、腹筋が出ているシーンは見られませんでした。

筋トレ    編集部

特にリラックスポーズでお腹を出さないこと、腹筋のコントロールを見せられた山岸さんは、ジャッジから高評価を受けたと言えるでしょう!

マスターズオリンピアのまとめ

今回はマスターズオリンピア2023の結果と山岸秀匡選手の優勝要因を解説してきました。山岸秀匡選手の圧倒提なコンディションの良さとミッドセクションのコントロールの出来が優勝を呼び込んだと考えられます。現役復活を表明した大会で優勝してしまうのはさすが山岸さんとしか言えないですね。

#山岸秀匡 #ビックヒデ #筋トレ #FWJ #ギャスパリ

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執筆者

月間約10万人が閲覧しているフィットネスメディアを運営。「筋トレ」「サプリメント」に関するどこよりも詳しい情報をアップデートしていきます。一般社団法人 日本プロテイン協会「プロテインマイスター」の資格を取得済み。

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