【リープリーストの現在】腕トレーニングメニューや身長などプロフィール~経歴紹介!

リープリースト

リープリースト(Lee Priest)は1990年代~2000年代に活躍したレジェンドボディビルダーです。オープンボディビルクラスしかない時代に、163cmという低身長で高身長選手に挑み続けました。

リープリーストと言えば丸太のような“極太の腕”ということで、この記事では彼の腕トレーニングを徹底解説していきます!

目次

リープリーストとは

リープリースト

リープリーストはオーストラリア出身のボディビルダーです。12歳からトレーニングを開始し、わずか19歳でMr. Australiaのタイトルを獲得。現在でも世界中で大人気のボディビルダーの一人です。

  • 本名:リー・プリースト(Lee Priest)
  • 出身地:オーストラリア ニューカッスル
  • 生年月日:1972年7月6日
  • 身長:約163cm
  • 体重:約93kg~107kg
  • 職業:元プロボディビルダー、経営者

リープリーストの現在について

リープリースト

リープリーストはボディビル選手引退後、ボディビル雑誌でライターとして自身の経験や過去を発信したり、自身の本を出版してフィットネス業界を盛り上げています。

その中でリープリーストはステロイドの使用を認めており、自身の経験談を赤裸々に告白しています。

他にも『リープリースト・クラシック』と呼ばれるボディビルコンテストを主催したり、世界中のファンと交流して業界に携わっています。

リープリーストの腕トレーニングメニューを紹介!

リープリースト

リープリーストの腕はボディビル歴代最高と呼び声も高く、世界中の多くのトレーニーが憧れを持っています。ここからは、リープリーストの腕トレーニングの特徴4選を紹介していきます。

特徴➀:ハイボリュームで部位単体を攻める

リープリーストの腕トレーニングは高重量→低重量の順番で行います。はじめにバーベルカールやプリチャーカールで6レップできるくらいの高重量で二頭筋を刺激します。

その後はケーブルカールで12~15レップできる重量で追い込みます。最低でも20セット以上、腕単体のみ攻めることができる種目をこなしており、筋肥大にはハイボリュームが重要だと話しています。

ハイボリュームのトレーニングをする場合は、複数部位が動いてしまうコンパウンド種目ではなく、単一部位を刺激できるトレーニングを行うことがおすすめです。(他部位の疲労で対象筋を追い込みきれない可能性があるため)

プロテイン   編集部

あのアーノルド・シュワルツェネッガーもハイボリュームで筋トレをしていたことで有名です。

特徴➁:二頭筋・三頭筋をスーパーセットで鍛える

スーパーセットとは別部位を交互に鍛えて、レストを無くしてトレーニングし続けるトレーニング方法です。

リープリーストは二頭筋と三頭筋をハイボリュームでスーパーセットを組んでおり、交互に鍛えることで腕全体の筋肥大を狙っていました。

スーパーセットはお互いの筋肉が連動しない筋肉同士を鍛えることが重要です。リープリーストは三頭筋の後は胸・肩はやらず、二頭筋の後に背中流行らないと話します。

プロテイン   編集部

リープリーストは腕を“破壊する”という言葉をよく使っており、動かなくなるまで追い込んでいたようです。

特徴➂:腕トレーニングメニューの組み方

リープリースト

リープリーストは二頭筋と三頭筋のトレーニングをそれぞれ20セット以上行います。それぞれ4種目5セットずつトレーニングして合計40セット以上行います。

スーパーセットでセット間のレストなしで2時間程度のトレーニングをしていたようです。

トレーニングしていてパンプ感がなくなったときにトレーニングを終了すると言っています。

特徴④:体を丸々休ませる休養日を設ける

リープリーストは、上半身・下半身に分けて完全に筋肉を休ませる休養日を設けるべきだと話しています。

胸や背中のトレーニングをしていても腕を使っているため、体は常に疲れていることが多いです。

筋トレをすると筋肉が分解し、休んでいるときに筋肥大が起こります。体全体を休ませる日を設けることが重要です

リープリーストの半生

若い頃からトレーニングを始めて、人々がうらやむ肉体を手に入れたリープリースト。ここからは彼の半生を振り返っていきます。

(1)少年時代

リープリーストの母親はボディビルダーでした。幼いころからトレーニングが身近にあったこともあり、12歳のころから本格的にトレーニングを始めます。

周囲にはトレーニングを本格的にしている大人が多く、驚くほどのスピードで成長したリープリースト。1年後の13歳で初めて大会に出場し、大人たちを負かして優勝します。

(2)高校時代

リープリースト

13歳で大人に勝てる肉体を持っていたリープリーストは、高校に上がるとさらに化け物級の体を作り上げます。

周囲は遊んでいる友人が多かったものの、リープリーストはひたむきにトレーニングに向き合ってきました。

16歳~19歳の間、ミスターオーストラリアで4連覇を果たし、プロになる資格を手に入れます。しかし年齢制限の関係で、このタイミングでプロカードを獲得することができませんでした。

(3)プロカード獲得

年齢制限があり高校時代にプロカードを獲得できなかったリープリーストは、年齢制限がないカナダの大会に出場することを決めます。

カナダの大会出場してすぐに優勝したリープリーストは、20歳で念願のプロカードを獲得しました。

(4)プロボディビルダーとして活躍

リープリースト

プロカード獲得後、アイアンマンプロやサンフランシスコプロで優勝し、様々な大会で功績を残してきました。

さらに黄金期の1990年代~2000年代にミスターオリンピアに出場し、6位入賞を果たしています。

リープリーストと言えば“極太の腕”で、身長163cmとは思えない歴代最高クラスの腕を持っていました。現在でも世界中の多くのトレーニーが目標にしている腕です。

(5)プロ引退

リープリーストはプロを引退した後、コンテストを主催したり世界中のファンと交流したり、とフィットネス業界を盛り上げる活動を行っています。

現役引退後に体全身に入れ墨を入れたことで話題になり、顔まで刺青を入れている様子を見ると、現役時代にできなかったことを楽しんでいるように見えます。

リープリーストは2006年にIFBB以外の団体のコンテストに出場してしまい、現在はIFBBプロリーグに出場できないようです。

リープリーストのコンテスト成績を紹介!

リープリーストのコンテスト成績は以下の通りです。

  • 2002 Mr. Olympia – 6th
  • 2002 San Francisco Pro Invitational – 1st
  • 2002 SAN FRANCISCO GRAND PRIX – 1st
  • 2002 IFBB Arnold Classic – 4th
  • 2002 IRONMAN PRO INVITATIONAL – 2nd
  • 2001 Ironman 7th, after bad virus
  • 2000 Mr. Olympia 6th Place
  • 2000 Night of Champions 5th Place Night of Fixes
  • 1999 Ironman 6th Place
  • 1999 Mr. Olympia – IFBB, 9th
  • 1999 Ironman Pro Invitational – IFBB, 6th
  • 1998 Olympia – IFBB, 7th
  • 1997 San Jose Pro Invitational – IFBB, 4th
  • 1997 Olympia – IFBB, 6th
  • 1997 Ironman Pro Invitational – IFBB, 2nd
  • 1997 Grand Prix Spain – IFBB, 3rd
  • 1997 Grand Prix Russia – IFBB, 9th
  • 1997 Grand Prix Hungary – IFBB, 3rd
  • 1997 Grand Prix Germany – IFBB, 3rd
  • 1997 Grand Prix Finland – IFBB, 9th
  • 1997 Grand Prix England – IFBB, 6th
  • 1997 Grand Prix Czech Republic – IFBB, 5th
  • 1997 Arnold Classic – IFBB, 7th
  • 1996 San Jose Pro Invitational – IFBB, 6th
  • 1996 Ironman Pro Invitational – IFBB, 4th
  • 1995 South Beach Pro Invitational – IFBB, 4th
  • 1995 Ironman Pro Invitational – IFBB, 3rd
  • 1995 Florida Pro Invitational – IFBB, 4th
  • 1995 Arnold Classic – IFBB, 9th
  • 1994 San Jose Pro Invitational – IFBB, 7th
  • 1994 Night of Champions – IFBB, 12th
  • 1994 Ironman Pro Invitational – IFBB, 4th
  • 1994 Arnold Classic – IFBB, 7th
  • 1993 Niagara Falls Pro Invitational – IFBB, 9th
  • 1990 World Amateur Championships – IFBB, LightWeight,4th
  • 1990 World Amateur Championships – IFBB, 4th
  • 1990 Mr Australia – IFBB, Overall Winner
  • 1989 Mr Australia – IFBB, Overall Winner

リープリーストが初めてミスターオリンピアに出場した年は1997年です。

ロニーコールマン/ショーンレイ/フレックスウィラー/ドリアンイェーツ/ミロスシャシブなど多くの怪物が出場していた中、ボディビル黄金時代でオリンピア最高6位入賞を果たしました。

リープリーストの食事メニューを紹介!

リープリースト

リープリーストはオンシーズンでは1日6食、栄養バランスを考えて食事を摂ってました。一方でオフシーズンは好きなものを食べていたことで体脂肪率がかなり高かったようです。

オンシーズンは下記の5つの栄養を必ず摂っており、毎食それぞれの項目から選んで食べていました。

タンパク質

炭水化物

➂脂質

野菜

➀タンパク質

タンパク質源として、下記の食材のうちから好きなものを選んで食べていました。

・牛ステーキ
・胸肉
・ツナ
・卵
・プロテイン

➁炭水化物

炭水化物源として、下記の食材のうちから好きなものを選んで食べていました。

・ライスケーキ
・パスタ
・オーツ
・全粒粉パン
・玄米

➂脂質

脂質源として、下記の食材のうちから好きなものを選んで食べていました。

・アーモンド
・チーズ
・牛乳
・亜麻仁油

④野菜

野菜は、下記の食材のうちから好きなものを選んで食べていました。

・ブロッコリー
・グリーンピース
・アスパラ
・サラダ

リープリーストの心に響く名言集

リープリーストは数々の名言を残していますが、ここではそのうちのいくつかを紹介します。

筋肉を大きくする秘訣はとにかく『破壊』することだ

https://www.instagram.com/leepriestofficial72/

ネットの情報などには惑わされず、ボディビル界で最もデカい腕を持つ俺のトレーニングを真似ろ

https://www.instagram.com/leepriestofficial72/

人生は一度しかない。だったら好きなものを好きなように食べるべきだ。それなのにオフシーズンまで減量食で過ごすなんてボクには考えられない

https://www.instagram.com/leepriestofficial72/

リープリーストのまとめ

今回は、リープリーストの腕トレーニングメニューや食事、プロフィール~経歴まで紹介していきました。筋肥大させるには対象部位を『破壊』するまで追い込むことが重要であること、ハイボリュームトレーニングのメリットなどためになることが多かったですね。

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この記事の編集部

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