ミスターオリンピア2026の結果速報を順次公開していきます。2026年はオリンピアが無料ライブ配信されるため、無料でオリンピアを見る方法を解説しました。
日本人では横川尚隆選手、カネキン(金子駿)選手、田口純平選手、ファルーク石本選手など6名出場します。
オープンボディビル、クラシックフィジーク、ボディビル212、メンズフィジークなどのカテゴリー別で解説していきます。
ステロイド問題への切り込みや、カテゴリーごとの賞金格差の実態についても解説。 世界最高峰のステージの熱狂と裏側をぜひこの記事で確かめてみてください。
ミスターオリンピア2026の結果速報

ミスターオリンピア2026のオープンボディビルの結果
ミスターオリンピア2026の結果、ニック・ウォーカーが初優勝を果たしました!1位から4位まで以下の結果となりました。
どんな逆境も跳ね除けて念願のオリンピア優勝を果たしたニック・ウォーカー。予選審査とファイナル両方で圧倒的な体を披露してくれ、納得の優勝だと思いました。
- ニック・ウォーカー
- サムソン・ダウダ
- デレク・ランスフォード
- アンドリュー・ジャックド

オープンボディビルの予選審査が終了しました。結果から言うと、トップ2はデレク・ランスフォードとニック・ウォーカーが激突することになりそうです。
予選では例年通り、トップ選手を隠すかのようにデレク・ランスフォードとニック・ウォーカー、サムソン・ダウダの3人が中央に入れ替わっていました。

アンドリュー・ジャックドは一度もトップ2の位置に入ってこなかったため残り3人とは明確に序列がついた形になります。
個人的には、ニック・ウォーカーの長年の課題だったミッドセクションの改善が他のどの選手の改善よりも上回っていたので優勝する可能性は非常に高いと感じています。
また、サムソン・ダウダの肩が少し尖っているように見えたり、アンドリュー・ジャックドの不自然な質感が見ていて少し違和感を感じました。

ミスターオリンピア2026のボディビル212の結果
- キーオン・ピアソン
- ルーカス・ガルシア
- ショーン・クラリダ

ボディビル212の結果は、キーオン・ピアソンが4連覇を達成しました。正直、圧倒的と言っても過言ではありません。
準優勝はブラジル出身のルーカス・ガルシア。3位はショーン・クラリダという結果になりました。
日本から出場していた横川尚隆選手はセカンドコールのセンターに配置され、7位という結果になりました。
圧倒的チャンピオンのキーオン・ピアソンですら初出場のオリンピアでは12位だったため、横川尚隆さんが初出場で7位という結果は最高の結果と言っても良いのではないでしょうか。
1年で圧倒的な成長を続けてきた横川選手は来年どのような体でオリンピアのステージに現れるか今から非常に楽しみです。
ミスターオリンピア2026のクラシックフィジークの結果
- ナイル・ダーウェン
- マイク・ソマーフェルド
- ラモン・ディノ
- ウェスリー・ヴィザーズ
- テレンス・ラフィン

クラシックフィジークの優勝者はナイル・ダーウェンとなりました。優勝予想に入れていなかった人も多いのではないでしょうか。
準優勝はマイク・ソマーフェルド、3位は昨年優勝者のラモン・ディノという結果になりました。
マイクとラモンの一騎打ちという予想をしていた人も多かったと思いますが、ダークホースのナイルがフロントポーズ、バックポーズともに「これぞクラシック」と言わんばかりのパッケージを持ってきました。
しかし1-3位の差はほとんどないと感じたため、圧倒的チャンピオンのクリス・バムステッドが引退した昨今のクラシックフィジークは戦国時代に突入しそうです。
ミスターオリンピア2026のメンズフィジークの結果
ミスターオリンピア2026のメンズフィジークの結果は、ライアン・テリーが4連覇を達成しました。
- ライアン・テリー
- アリ・ビラル
- カイロン・ホールデン
- エリン・バンクス
- ブランドン・ヘンドリクソン

ファーストコールには、ライアン・テリー、カイロン・ホールデン、アリ・ビラル、ブランドン・ヘンドリクソン、エリン・バンクス、ヴィトー・チャベスなどが連なりました。
日本から出場していた金子駿(カネキン)選手と田口純平選手はサードコールで呼ばれ、田口選手はトップ20の位置、カネキン選手はトップ25の位置で終了しました。ファルーク石本選手はフォースコールで呼ばれていました。

トップ3はライアン・テリー、アリ・ビラル、カイロン・ホールデンの3人。中央に3人が入れ替わり配置されていました。
ダントツのミッドセクションでアリ・ビラルがフロントポーズの視線を一番集めていた一方、バックポーズではカイロン・ホールデンが他を突き放していました。
ライアン・テリーはフロント・バックともにバランスが優れており、審査員が全体のバランスを重視するならライアン・テリーが4連覇する可能性が高いと感じました。

ミスターオリンピア2026の出場選手一覧
ミスターオリンピア2026の出場予定選手一覧を解説していきます!
メンズフィジークには4名の日本人選手が出場予定ですので、ぜひ日本から応援しましょう!
オープンボディビル

オリンピアの代名詞である”オープンボディビル”。デレクランスフォード、サムソンダウダ、ニックウォーカー、アンドリュージャックドといったスーパースターの戦いに注目です。
これら上位陣の実力が拮抗しているからこそ、誰が勝ってもおかしくない予想できない展開になること間違いなしです。
オープンボディビル出場選手
- Chinedu Obiekea(United Arab Emirates)
- Leandro Sencini Peres(Brazil)
- Tonio Burton(USA)
- Mohamed Foda(United Arab Emirates)
- Jordan Hutchinson(USA)
- Quinton Eriya(Canada)
- Martin Fitzwater(USA)
- Michal Krizanek(Slovakia)
- Regan Grimes(Canada)
- Sasan Heirati(United Kingdom)
- James Hollingshead(United Kingdom)
- Damian Kuffel(Poland)
- Brandon Curry(USA)
- Sergey Danilov(Russia)
- Samson Dauda(United Kingdom)
- Patrick Moore(USA)
- William Bonac(Netherlands)
- Behrooz Tabani Abarghani(Iran)
- Edward Kargbo(United Arab Emirates)
- Nick Walker(USA)
- Andrea Presti(Italy)
- Derek Lunsford(USA)
クラシックフィジーク

クラシックフィジークは絶対王者のクリス・バムステッドが引退したことで、次期優勝候補が複数人乱立している状態です。
昨年優勝したラモン・ディノ選手、マイク・ソマーフェルド選手は有力な優勝候補と言えそうです。
クラシックフィジーク出場選手
- David Aguilar Rosales(USA)
- Mohammad Ali(Austria)
- Abdullah Alrabiah(Saudi Arabia)
- Manual Angelo(Brazil)
- Vahid Badpei(Iran)
- Eric Brown, Jr(USA)
- Joaquim Camps Angel(Spain)
- Niall Darwen(United Kingdom)
- Cezar Falcao(Brazil)
- Diego Alejandro Galindo Garavito(Colombia)
- Ethan Gohari(Australia)
- Matthew Greggo(USA)
- Seungchan Hong(South Korea)
- Johne Jhoninho(Brazil)
- Tae Min Jung(South Korea)
- Fabio Junio(Brazil)
- Chen Kang(China)
- Murat Can Karahasanlar(Turkey)
- Kyrylo Khudaiev(Ukraine)
- Kai Liu(China)
- Xin Liu(China)
- Livingstone Livinho(Brazil)
- Andrea Mammoli(Italy)
- Ferran Minana Ibanez(Spain)
- Richard Nagy(Hungary)
- Rodni Nelson(Nicaragua)
- Prosper Nwafor(United Kingdom)
- Samuel Paquin(Canada)
- Andy Paredes(USA)
- Jaehun Park(South Korea)
- German Pastor(Spain)
- Zhivko Petkov(Bulgaria)
- Jordan Plantiko(USA)
- Anton Ratushnyi(USA)
- Luca Reger(Germany)
- Shuai Ren(China)
- Terrence Ruffin(USA)
- Mike Sommerfeld(Germany)
- Tom Stanley(Australia)
- Tomislav Strmecki(Croatia)
- Paulin Tsamezeu(USA)
- Luis Roberto Valenzuela Ramos(Mexico)
- Wesley Vissers(Netherlands)
- Kellen Wilson(Canada)
- Piotr Wojtowicz(Poland)
- Gabriel Zancanelli(Brazil)
- Ramon Rocha Queiroz(Brazil)
メンズフィジーク

メンズフィジークは人数を昨年から減らして約50人で争います。日本人からはカネキン(金子駿)選手、田口純平選手、ファルーク石本選手の3名が出場します。

メンズフィジーク出場選手
- Navid Aalinezhad(Iran)
- Kamal Aitirhmour(Morocco)
- Carlos Asiedu Ocran(Ghana)
- Erin Banks(USA)
- Diogo Basaglia(Brazil)
- Ali Bilal(Afghanistan)
- Dallas Botchway(Ghana)
- Vitor Chaves(Brazil)
- Rhyan Clark(USA)
- Emerson Costa(Brazil)
- Drew Cullen(USA)
- Andrei Deiu(Romania)
- Dilson Espindola(Brazil)
- Felix Oluwabusuyi Famuwagun(China)
- Mauro Fialho(Spain)
- Anik Ghosh(India)
- Guilherme Gualberto(Brazil)
- Juxian He(China)
- Brandon Hendrickson(USA)
- Kyron Holden(USA)
- Emanual Hunter(USA)
- Jason Huynh(USA)
- Dan Ibrahim(USA)
- Farouq Ishimoto(Japan)
- Mehdi Kabbadj(Morocco)
- Shun Kaneko(Japan)
- Hossein Karimi(Iran)
- Isai Kesek(Indonesia)
- Talha Kilic(Turkey)
- Yoon Sung Lee(South Korea)
- Jinbo Li(China)
- Juan Manuel Gochez(USA)
- Benquil Marigny(USA)
- Francisco Martinez(Paraguay)
- Ismael Martinez Dominguez(Mexico)
- Jeremiah Maxey(USA)
- Corey Morris(USA)
- Rafael Oliveira(Brazil)
- Edvan Palmeira(Brazil)
- Sidy Pouye(Spain)
- Victor Ramirez(Venezuela)
- Muhammad Rifqi(Indonesia)
- Alexander Rogers(USA)
- Kaique Santos(Brazil)
- Junpei Taguchi(Japan)
- Vincius Mateus Viera Lima(Brazil)
- Emile Walker(United Kingdom)
- Torre Washington(USA)
- Li Xiaolong(China)
- Heng Zhao(China)
- Ryan Terry(United Kingdom)
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ミスターオリンピア2026はいつ開催?開催日時と開催場所を解説!
ここからは、ミスターオリンピア2026の開催日時と開催場所について解説していきます!
ミスターオリンピア2026の開催日時
ミスターオリンピア2026は2026年9月24日〜27日にかけて開催されます。中でも盛り上がるプレジャッジとファイナルは現地時間の25日と26日(日本時間は26日と27日の朝)の開催予定です。
ミスターオリンピア2026のスケジュール
| 日程 | ショー名 | 詳細 |
|---|---|---|
| 9/24(木) | OlympiaPressConference SUPERSTAR KICKOFF PARTY | ・記者会見 ・オリンピア選手と交流 |
| 9/25(金) | Olympia Pre-Judging Olympia Finals | プレジャッジとファイナル (オープンボディビルなどは除く) |
| 9/26(土) | Olympia Pre-Judging Olympia Finals | プレジャッジとファイナル |
| 9/27(日) | Olympia Superstar Seminar | 11:00amからセミナー |
9/25(金)はボディビル212・Figure・Women’s Physique・Ms. Olympia・Wellness・Classic Physique・Mr. Olympiaの7カテゴリーでプレジャッジが開催されます。
9/26(土)にはMen’s Physique・Fitness・Bikini・Wheelchair・Fit Modelの4カテゴリーでプレジャッジが開催されます。
9/26(土)にはボディビル212・Figure・Women’s Physique・Ms. Olympia・Wellness・Classic Physiqueのファイナルも開催されます。
9/26(土)夕方からMen’s Physique・Fitness・Bikini・Wheelchair・Fit Model・Mr.Olympiaの6カテゴリーでファイナルが開催される予定です。
ミスターオリンピア2026の開催場所
2026年のミスターオリンピアは、アメリカ合衆国のオーリンズ・アリーナ (4500 W Tropicana Ave) とラスベガス コンベンションセンター (3150Paradise Rd, Las Vegas, NV 89109) で開催されます。
ラスベガスでライブ観戦することもできますが、今年のミスターオリンピア2026は無料ライブ配信されます!
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ミスターオリンピアとステロイドの関係性を解説

ミスターオリンピアは世界最高峰のボディビル大会ですが、ステロイド使用は「公然の秘密」とされています。
最大の理由は、極限の筋肉美を追求する興行だからです。主催のIFBBプロリーグは、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)基準の厳格な検査を導入していません。
| 項目 | ミスターオリンピア(IFBB Pro) | ナチュラル大会(JBBF等) |
|---|---|---|
| ドーピング検査 | 実質なし(抜き打ちなし) | 厳格に実施(WADA基準) |
| 評価基準 | 筋肉の大きさ・筋密度を最重視 | 健康的な筋肉の大きさ・筋肉美 |
| 主な目的 | 人類の限界に挑むエンタメ興行 | 公正なスポーツ競技 |
ミスターオリンピアは「筋肉の大きさ」が最大の評価指標です。観客が求める「非現実的な肉体」を維持するため、薬物使用を容認せざるを得ない背景があります。
ミスターオリンピアのカテゴリーごとの賞金

ミスターオリンピアの各カテゴリーにおける賞金額は、部門の人気度や集客力によって大きな格差があります。
メインイベントである「メンズオープンボディビル部門」の優勝賞金が最も高額であり、他のカテゴリーを圧倒しています。これは、オープン部門が大会の歴史的象徴であり、スポンサー収入やPPV売上の大部分を支えているためです。
| カテゴリー | 優勝賞金(1位) |
| メンズオープン | $400,000(約6,000万円) |
| 212ボディビル | $50,000(約750万円) |
| クラシックフィジーク | $50,000(約750万円) |
| メンズフィジーク | $50,000(約750万円) |
| ミズ・オリンピア | $50,000(約750万円) |
| ビキニ・オリンピア | $50,000(約750万円) |
上記のように、オープン部門の優勝賞金は他のカテゴリーの8倍に達しており、明確な差が設けられています。
ミスターオリンピア2025の結果【振り返り】
ミスターオリンピア2026の順位予想をする前に、昨年のオリンピアの結果を振り返っていきましょう。
オープンボディビル結果
- 優勝:デレク・ランスフォード
- 準優勝:ハディ・チョーパン
- 3位:アンドリュー・ジャックド
- 4位:サムソン・ダウダ
- 5位:マーティン・フィッツウォーター

ここからは、ミスターオリンピア2025 オープンボディビルのプレジャッジを解説していきます。結論、TOP4はデレク・ランスフォード、サムソン・ダウダ、ハディ・チョーパン、アンドリュー・ジャックドとなりました。

今回印象的だったのは、アンドリューがコンディションを完璧に合わせてきたことです。アンドリューは最後の調整が苦手という印象がありましたが、今回はバチっとハマった絞りを持ってきたことでニック・ウォーカーに勝る結果となりました。
まずフロントポーズを見ていきましょう。サイドチェストのデレクは胸の厚み・三頭筋の張り出し・ハムストリングスの主張など、圧巻の出来栄えでした。上半身はサムソンも匹敵していましたが、下半身でデレクが一つ頭抜けていた印象です。

モストマスキュラーでのデレクの下半身は、足のカット・筋肉の密度ともに圧倒的です。デレクとハディは身長が低く似たような体つきをしているため、比較をしたときにデレクが一歩上回っていました。
サムソンとアンドリューは体格は似ていませんが、身長が高いため比較対象になりやすいです。コンディションではほぼ互角に感じましたが、筋肉のサイズではまだデレクが上回っていました。

続いてバックポーズを見ていきましょう。バックポーズでもデレクが圧倒的に見えました。サムソンの課題である背中の広がりですが、一方デレクは得意としていることから、全体パッケージの完成度は最も高いように感じました。
昨年はコンディションを少し外してしまったデレクでしたが今年はバチっとハマっており、アストレ編集部としてはデレクが優勝に最も近いのではないかと推測しています。ただし決勝審査で印象がガラッと変わることも多々あるため、ハディやサムソンの追い上げにも期待です。

TOP6にはニック・ウォーカーとマーティン・フィッツウォーターが入りました。ニックは優勝候補として名前が上がっていましたが、TOP6で唯一ウエストが膨張しており、悪目立ちしてしまっているように感じました。

マーティンもコンディションやプロポーションの観点で非常に完成度が高かったですが、TOP4と比べると筋肉量が少し足りていませんでした。
バックポーズのニックは非常に厚み・広がりともに素晴らしく、TOP4とも戦えているように見えました。バックから見た下半身のサイズも申し分ないですが、フロントポーズで差がついてしまったようです。

メンズフィジーク結果
メンズフィジークカテゴリーは、ライアン・テリーが3連覇を果たすという結果になりました。これでライアン・テリーはブランドン・ヘンドリクソンが持つオリンピア3回優勝と並ぶ偉業を成し遂げました。

- 優勝:ライアン・テリー
- 準優勝:アリ・ビラル
- 3位:ブランドン・ヘンドリクソン
- 4位:エリン・バンクス
- 5位:エドヴァン・パルメイラ

ここからは、メンズフィジーク部門のプレジャッジを解説していきます。今年のメンズフィジークは過去最多となる72名がエントリーし、ハイレベルな予選が展開されました。

ファーストコールアウトには、以下の9名が呼び出されました。予選で最も注目されたのは、ライアン・テリーを中央に、アリ・ビラルとブランドン・ヘンドリクソンが両脇を固めた「センター3」の並びです。彼らが中心に位置したことから、優勝争いはこの3名に絞られたとみられています。
- ライアン・テリー(UK)
- アリ・ビラル(アフガニスタン)
- ブランドン・ヘンドリクソン(US)
- エリン・バンクス(US)
- エドバン・パルミエイラ(ブラジル)
- アンドリュー・デュ(ルーマニア)
- エマニュエル・ハンター(US)
- コーリー・モリス(US)
- ヴィトール・シャベス(ブラジル)
アリ・ビラルは腹筋(ミッドセクション)の完成度が高く、コンディション面で際立っていました。また、ライアンテリーも昨年は少しコンディションを外したと言っていましたが、今年は過去最高とも言えるコンディションを持ってきました。

昨年は圧倒的にバックポーズでライアンテリーがアリ・ビラルに勝っていると感じましたが、その差が埋まったのではないでしょうか。どちらが優勝してもおかしくない展開と言えそうです。
また、4度の優勝を誇るジェレミー・ブエンディアはファーストコールアウトには選出されませんでした。彼は昨年同様、セカンドコールアウトに入りましたが昨年よりも順位は落としそうです。

日本人選手では、2年連続出場の上里譲選手がセカンドコールアウトに登場。上里選手は昨年に続き、順位がつく(Top 16)位置に入る見込みです。上里選手のボリュームと立体感は世界トップ選手に劣らないものを持っていました。

アジア最高峰のフ・ジュシャン選手(中国)は、セカンドコールアウトから驚異的な追い上げを見せ、最終比較でトップ6のポジションに入る可能性が浮上しています。
クラシックフィジーク結果
クラシックフィジークカテゴリーは、ラモン・ディノがついに初優勝を果たしました。優勝が決まった瞬間には崩れ落ち、前チャンピオンのクリス・バムステッドとの感動の抱擁も見られました。

- 優勝:ラモン・ディノ
- 準優勝:マイク・ソマーフェルド
- 3位:テレンス・ラフィン
- 4位:ホセ・マニュエル
- 5位:ナイル・ダーウィン

ファーストコールアウトは8名で行われ、マイク・ソマーフェルド、テレンス・ラフィン、ラオーネ、ナイル・ダーウィン、ホセ・マニュエル、ラフ・ディーゼル、ラモン、マイクが選ばれています。

今年の王座争いは、テレンス・ラフィン、ラモン・ディノ、マイク・ソマーフェルドの3名に絞られました。解説者によれば、この3名の誰がクリス・バムステッドから王位を継承しても、その資格があるように見えるほどのハイレベルな戦いです。
マイク・ソマーフェルドは身長や体重制限を巡る論争、ソーシャルメディアの重圧、そして204ポンドから202.9ポンドへの直前の大幅な減量を乗り越えてオリンピアに臨みました。減量後のダウンサイズされたパッケージは、彼をよりクラシックに見せ、むしろ好影響を与えたと評価されています。 マイクはファーストコールアウトで最もコンディションが仕上がっている選手であるとの声も上がっています。

テレンス・ラフィンは、この3名の中で最も純粋なクラシックな骨格を持っていると評されています。キャリアで最高のコンディションにあり、「最も完成され、調整され、すべてが揃った」最高のテレンスを見せることができていました。
ラモン・ディノはトップ3の中で最も大きな筋肉量を持つ選手です。昨年のフィジークから大幅にステップアップしており、クリス・バムステッドの挑戦者であった頃の姿により近い仕上がりを見せています。
ボディビル212結果
ボディビル212カテゴリーは、優勝したのはキーオン・ピアソンという結果になりました。これでキーオンはオリンピア3連覇という実績を作ったことになります。
- 優勝:キーオン・ピアソン
- 準優勝:ショーン・クラリダ
- 3位:ルーカス・ガルシア
- 4位:ニハット・カヤ
以下、ボディビル212の予選審査と決勝審査のアストレ編集部による講評になります。

212ボディビル部門の予選は、当初の予想を覆し、現役チャンピオンの”キーオン・ピアソン”と、43歳のベテラン”ショーン・クラリダ”による大接戦となりました。クラリダ選手はキャリア「過去最高」のパッケージを持ち込み、ピアソン選手がぶっちぎると思われていた予想を覆すほどの僅差のバトルを展開。

3連覇を狙う現王者キーオン・ピアソン選手は、体重上限ギリギリの211.9ポンドで出場し、昨年から約4kgの増量を果たしています。アウトライン、輪郭の大きさ、下半身の幅とシェイプの良さにおいて他を圧倒する「212の極限」とも言える筋肉量を見せつけました。
しかし期待値の高さも相まって、腹筋のセパレーションや、昨年は顕著だった臀部のストリエーション(筋線)がやや緩かったです。厚みのあるサイドポーズや、驚異的な下半身の完成度は健在であり、決勝でのコンディション調整に期待がかかります。

今回最大の驚きをもたらしたのは、ショーン・クラリダ選手の劇的な進化です。身長158cmの「ジャイアントキラー」、今年はなんと純粋な筋肉を昨年から6kg増加させて登場。ジョン・ジュエット氏のコーチングにより、彼は「ミニ・ロニー・コールマン」と称されるほどの迫力とサイズ感を手に入れました。特に、昨年懸念されていた脚の幅や丸み、セパレーションが回復し、ピアソン選手が圧倒的とされたバックダブルバイセプスで、硬さと立体感で優位に立ち、予選MVPの呼び声も濃厚です。

トップ4にはこの2名に加え、初出場のルーカス・ガルシア選手(ブラジル)、22歳の新星ニハット・カヤ選手(トルコ)が名を連ねています。予選のHD写真は非常に見やすく、選手たちのディテールが鮮明に確認できました。
“ルーカス・ガルシア”は今年のタンパプロとテキサスプロの優勝者で、その筋肉のハリとポップ感から「212のケビン・レブローニ」と評されています。また初出場の22歳、”ニハット・カヤ”は「ゴールデンボーイ」と呼ばれ、ドバイプロ優勝時よりもさらに完成度を上げ、細いウエストとプロポーションの良さで、上位争いに食い込む戦いを展開しました。両選手ともにウエストが細く、下半身のセパレーションも強力で、ハードコアから洗練されたシェイプへと212部門の潮流が変わっていることが分かります。
ミスターオリンピア2026は日本人選手が6人出場!
ここまでミスターオリンピア2026の開催日時やチケット情報だけでなく、出場予定の日本人選手や注目フィジーク選手について解説してきました。
6名の日本人選手がミスターオリンピア2026にクオリファイしていることから、今年は例年より一層盛り上がることが予想されます。
日本人選手が世界の強豪選手と戦う舞台を応援して、ボディビル業界を一層盛り上げていきましょう!

