「EAAは腐るの?」「EAAの賞味期限を過ぎたけど飲める?」と疑問を抱えている方は多いです。
EAAを含む筋トレサプリメントには賞味期限が存在し、平均2年間と言われています。正しい保存方法で保管されていれば、EAAの賞味期限を過ぎても安心して飲めます。
本記事では、EAAの賞味期限に関する概要から賞味期限を過ぎたEAAはいつまで飲めるのかを実際のイラストをもとに徹底解説していきます。
EAAの賞味期限はいつまでか検証
EAAを含むすべての筋トレサプリメントには賞味期限があります。EAAの賞味期限は未開封で適切に保管されていることが前提となります。
▼賞味期限と消費期限の違い
賞味期限は食品の品質が十分に保たれる期間を示し、風味や栄養価が保証されます。期限を過ぎても直ちに食べられなくなるわけではありませんが、徐々に品質が低下する可能性があります。一方、消費期限は食品が安全に食べられる期間を示し、期限を過ぎると健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、必ず期限内に消費する必要があります。賞味期限は品質重視、消費期限は安全重視という位置づけです。
一般的に筋トレサプリメントの賞味期限は2年間と言われています。実際にVALX EAAの賞味期限は2年間と公表されています。
メーカーによって定めるEAAの賞味期限が異なるため必ずパッケージを確認し、賞味期限がわかる箇所は開封後も残すようにしましょう。
【写真判定】このEAAは飲めるのかジャッジしてみた
ここでは実際にEAAの保管状態について不安を感じている方の写真を用いてEAAが飲めるかどうかを判断していきます。今飲んでいるEAAの状態に不安がある方はこれから紹介する具体例に当てはまっていないか確認しましょう。
EAAの一部が変色している
以下の方はマイプロテインEAAの粉末の1部が変色してしまい、飲めるか不安に感じているコメントになります。
袋内の粉末の上部が茶色に変色していることから、長期間における酸化が原因と考えられます。保存中に酸素にさらされるとアミノ酸が酸化して色が変わることがあります。
購入してから1年くらい経っているとのことなので、袋の上部の空間にある酸素によって酸化が進んだのでしょう。変色した部分は取り除いて、その他の部分に異臭が残っていなければ飲めますが気になるなら処分という選択肢になります。
EAAを袋のまま保存する際はチャックを閉める際に袋内の空気を完全に抜くことが重要になります。
粉末の1部がダマになっている
以下はEAAの1部に丸いダマが生じたというEAAの賞味期限に関するコメントです。
EAAが固まることでできた丸いダマの正体は、水分が粉末に触れてできたものです。EAAに水分が付着するとダニなどの細菌が繁殖しやすくなるので注意が必要です。
写真の方は小さなダマが袋上部に存在することから、濡れたスプーンを使用していた可能性が高いです。スプーンを洗ってから使用する場合は水滴を完全に拭き取るようにしましょう。
EAAの賞味期限がそこまで過ぎていないならダマを完全に取り除いた上で飲めます。
EAAの賞味期限が過ぎたらココをチェック!
EAAの賞味期限が過ぎたら破棄する前に粉末の状態を確認しましょう。賞味期限が過ぎていても飲める場合も多いにあります。
EAAは乾燥食材のため、賞味期限が多少過ぎたくらいで状態が極端に悪くなることは考えづらいです。
しかし、過去に劣悪な環境下で保存していた、冷蔵庫で保存していたものを取り出して放置していた場合は要注意です。他にも以下の状態チェックリストを参考に賞味期限が過ぎたEAAが飲めるか判断しましょう。
- 色が変色している
- 異臭がする
- 粉末がダマになっている
- 緑の斑点がある
特にEAAにできたカビの見分け方は、酸っぱい匂いや緑の斑点ができているなどがあります。
使用頻度や内容量によっては年単位でEAAを消費する場合もあります。開封後の品質を保つ上でも以下で正しい保存方法を確認しましょう。
EAAの賞味期限まで品質を保つ保管方法
ここではEAAの賞味期限を過ぎても成分、美味しさを損なうことなく、安全に飲むための保存方法について解説していきます。
「大容量を買ったのに、EAAを腐らせて処分した」ということがないように4つの項目をチェックしていきましょう。
- 高温多湿を避ける
- 日光が当たらない場所で保存
- 冷蔵庫で保管しない
- 乾いたスプーンを使用する
高温多湿を避ける
EAAを高温多湿の状況下で保管すると、カビやダニの繁殖原因となります。また、空気に触れることで酸化が進みEAAの効果が落ちたり、風味が損なわれてしまいます。
理想は小分けの保存容器を購入して涼しい場所に保管することです。少しでも隙間が空いているとダニの侵入原因にもなるので、保存容器は蓋の周りにゴムがついているタイプを推奨します。
以下の記事ではEAAやプロテインの保存におすすめな容器や選び方などをまるっと解説しているので、購入を検討している方はぜひご覧ください。
日光が当たらない場所で保存
EAAを賞味期限が過ぎても安全に飲むためには直射日光を避けて保存することです。日光に長時間照らされていると、EAAが変色したり、ダニの発生原因になります。
多くのメーカーのEAAは袋に遮光するような作りになっているため、袋に入った状態のまま日陰に保存可能です。
冷蔵庫で保管しない
涼しくて光が当たらない場所に保管しようと冷蔵庫でEAAを入れる方がいますが、基本的におすすめしません。冷蔵庫から出してすぐに飲む量を保管するのは良いですが、大容量を冷蔵庫に保管するのはリスクがあります。
冷蔵庫から取り出すと結露が発生し、袋内のEAAが固まる原因になります。ダマになったEAAは水分を含んでいるのでカビの進行が一気に進んでしまいます。
もし冷蔵庫で保存する場合は取り出してから作り置きはせずにすぐに飲むようにしましょう。
乾いたスプーンを使用する
EAAが水分に触れると細菌の発生原因になってしまいます。
濡れたスプーンで救ってしまうと粉末に水分を付着させることになるので、必ず完全に乾いたスプーンを使うようにしましょう。
プロテインを購入した際に付属しているスプーンを保管しておくと、EAAの予備として使用できます。
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