プロテインの賞味期限切れはいつまで飲める?賞味期限が長いメーカーや保存のコツを紹介!

プロテイン 賞味期限
プロテイン   編集部

「賞味期限切れのプロテインはいつまで飲める?」
「賞味期限を伸ばす保存方法はある?」

という疑問に答えていきます!!

プロテインも食品の一つに分類されます。多少の賞味期限切れのものを摂取しても何ら問題はありませんが、大幅に過ぎてしまった場合、見た目は変わっていなくとも成分や栄養価が変化してしまっている場合も考えらえます。

賞味期限が切れてもたんぱく質量は変化しないと言われていますが、ビタミンやミネラルなどの成分が酸化して本来持つ栄養価を発揮できないこともあります。また、味も落ちるので、少し違和感のある味がすることもあるでしょう。

では、メーカーごとの賞味期限の違い、賞味期限が切れてしまった、または、使い切れなかった場合に備えてプロテインを長持ちさせる方法、などを開封済みや未開封の場合で詳しく見ていきましょう!

目次

プロテインの賞味期限が切れてからいつまでなら飲める?

プロテイン 賞味期限
プロテイン 賞味期限

なかなか消費しきれずに、気づいたら賞味期限切れになっていたという経験がある人は多いのではないでしょうか。プロテインの賞味期限切れは飲むことができるのか?そんな疑問を持つ人は多くいます。

プロテインの賞味期限について

賞味期限が2ヶ月ほど過ぎたプロテインがあるのですが、

これは飲んでも大丈夫でしょうか?

引用:Yahoo!知恵袋

プロテインは未開封であれば、賞味期限を多少過ぎても問題はありません。ただし、保存環境や未開封、開封済みによって安全性に問題が生じる場合があります。未開封でもダニやカビの発生リスクはゼロではありません

プロテインは、主成分がたんぱく質であり、ダニやカビが発生しやすい食品と言えます。ダニやカビは、摂取してしまうことで体調不良を起こしかねません。

また、アレルギー物質ともなるので、アレルギー体質の人は大量に摂取してしまった場合、アナフィラキシーショックなどを引き起こす原因にもなります。

アナフィラキシーショックとは

アナフィラキシーショックは、アレルギー症状の重篤症状です。アレルギー物質を摂取後に数分から数時間で全身に症状が出現します。アナフィラキシーショックを引き起こした際は、早急な治療をしないと命を落とす危険性があるので、要注意です症状としは、下記の通りです。

アナフィラキシーショック症状
  • 表在的な皮膚のかゆみや蕁麻疹、唇や口腔内などの浮腫み
  • 気管の浮腫みや炎症による呼吸困難
  • 消化器症状では、嘔吐、下痢、腹痛
  • ショック症状として、血圧の低下、脱力感、意識消失

プロテインの海外製は大容量のものが多く見られます。「せっかく購入したのに…」とならないために、開封後早期に使い切る自信のない人は、少量タイプの物から試してみることをおすすめします。

少量タイプであれば味変が可能であったり、無理に使うという使命感も避けられるはずです。そして、ダニやカビの発生リスクを最小限にすることができるので、長期に保存していて使用した際にアレルギー症状を引き起こしてしまう可能性も軽減できるでしょう。

プロテインの賞味期限はどれくらい?

プロテイン 賞味期限
プロテイン 賞味期限

プロテインは、たんぱく質成分を乾燥させ粉末状にしたものです。食品と同じ部類になるため、もちろん賞味期限が設けられています。各メーカーによってその期限は様々ですが、未開封でおよそ1年~2年の期間があります。

食品に表示されている期限には2種類あります。賞味期限とは、品質の変化なくおいしく食べられる期間のことを指します。また、未開封状態での期限を基準としているため、開封済みの場合は表記されている賞味期限よりも早く使い切る必要があります。プロテインは「賞味期限」を表記しているのが一般的です

2つ目に消費期限です。消費期限とは、安全に食べられる期間のことを指しています。この期間を過ぎると、食品に安全上問題が生じる可能性を示唆しています。スーパーやコンビニで販売している生ものやお弁当などは、消費期限が表示されていることが多いです。

開封前の賞味期限を12社のメーカーから算出

国内と海外の粉末プロテインの賞味期限の平均を見てみよう!

最近では、色々なメーカーからプロテインが販売されていますね。海外製から国内製まで様々なプロテインが手軽に購入可能となっています。では、メーカーごとにプロテインの賞味期限はどれくらいの違いがあるのでしょうか?

今回は、12社(ウルトラプロテイン・ゴールドスタンダード・フジミ・ザバス・マリネス・DHC・DNS・Valx・グロング・コンバット・ビー レジェンド ・マイ プロテイン)から算出していきます。

大体の賞味期限は半年~2年の間であり、プロテインの賞味期限の平均は約1年半となります。

海外製の特徴としては、海外のプロテインは内容量も多いため製造日から算出する賞味期限は長いですが、輸入時間の関係で国内とあまり差が出ない傾向にあるようです。筋肉の成長を考慮したい方は、海外製のホエイプロテインをおすすめします!

海外製プロテインの特徴
  • 配合成分量が多い(クレアチニン、BCAA、グルタミン)
  • 筋肉成長促進成分が高配合
  • 低価格である
  • 豊富なフレーバーがある
  • 海外向けの味付けで濃い目

国内製は海外製と比べ、輸入の際に生じる異物の混入や破損の可能性が少ないでしょう。国内製造は輸入の工程がないため、その可能性を軽減できます。

また、海外製品は筋肉成長に有効な成分配合となっていますが、体のつくりが異なる日本人は飲み方次第で太ってしまう可能性があります。また、ソイやカゼインのプロテインも多く商品展開されています。

国内製プロテインの特徴
  • 国内製造で安心感
  • 日本人の体に合った成分配合や風味
  • ダイエットや健康に視点を置いたものも多い

自分に合ったプロテインを探す際も使用頻度なども考慮して検討してみてはいかがでしょうか。また、購入時に賞味期限を確認し期限間近なものを選ばないようにすることで、期限確保ができるでしょう。

ただし、この賞味期限は粉末ですので、液体となるとまた賞味期限は変わってきます

開封後の賞味期限の平均

開封後のプロテインはどのくらいで使い切るのが適切かご存じですか?開封後の賞味期限は表記されているものではなくなってしまうのです。では、どのくらいの期間なら良いのでしょうか。

開封後の使用期限目安どのメーカーのプロテインでも、3か月程度とされています。表記されている賞味期限は、未開封時の品質と風味を担保する期間のため、開封後は消費者の管理のもと使用することが求められます。

一度開封すると空気に触れ酸化や湿気の原因となります。ダニの侵入経路にもなりうるので、3か月以内に使い切ることで、成分変化、ダニやカビの発生リスクも軽減できます!

表記されているのは未開封時の賞味期限であり、「開封後は早めに使い切る」ということを覚えておきましょう!

プロテインの賞味期限をメーカーごとに比較

12社の賞味期限の一覧を掲示しました。ここで、詳しくメーカーを絞って見てみましょう。

スクロールできます
メーカー賞味期限メーカー賞味期限
ウルトラプロテイン約半年~2年DNS約2年
ゴールドスタンダード約半年~1年半Valx約2年
フジミ3年グロング約2年
ザバス約1年~2年コンバット約1年半~2年
マリネス約半年~1年ビーレジェンド約2年~2年半
DHC約半年~1年マイプロテイン約1年半

プロテインの賞味期限の平均は前述のように約1年でしたが、メーカーごとで比較してみるとフジミプロテインの賞味期限が最も長いことが分かります。

ウルトラプロテインの賞味期限

竹内涼真さんと山本舞香さんがイメージキャラクターを務めているウルトラプロテイン。パッケージがシックでとてもおしゃれですね。人工甘味料不使用で、高たんぱく質・ビタミン配合が魅力的なプロテインメーカーです。

ウルトラプロテインは、溶けやすく、「高たんぱく・低糖質・低脂質」と追及した筋トレ向けにもダイエット向けにもなるプロテインです。ホエイプロテインでは、体への吸収を素早くすることで、ボディメイクの促進にもつながることでしょう。

気になる賞味期限については、公式HPより下記のように記述があります。

約半年~2年間となっております。開封後はお早めにお召し上がりください。
開封後の保管方法と詳細な賞味期限に関しては、お届け品の各商品裏面に記載しております。

ウルトラプロテインHP

ゴールドスタンダードの賞味期限

プロテインの代表格とも言えるゴールドスタンダード。世界中で愛用者が多く、世界売り上げナンバーワンという実績を誇っています。ホエイ100%というトレーニングをする人には魅力的なプロテインメーカーです。

また、たんぱく質量含有率は78.9%と高く、筋肉の成長を求める人だけでなくダイエットとして運動を取り入れている人にもおすすめです。プロテインのほかにも、プロテインと併用することで相乗効果を見込めるサプリメントなど幅広く展開されています。

ゴールドスタンダードの商品には、製造年月日が表記されています。製造年月日から算出すると、プロテイン賞味期限は2年であることが分かります。2年間は成分や品質の担保ができるように製造されているのですね。

Optimum Nutrition JP | ホームページ

プロテインの賞味期限を長く保つ秘訣

プロテイン 賞味期限
プロテイン 賞味期限

容量が多いプロテインを購入した場合や使用頻度が少ない場合、どのような保存方法が良いのか悩む方もいるのではないですか?

プロテインの保存方法について

今回、初めてプロテイン3kgタイプを購入しようと思うのですが、正直多いため使い切る前に悪くなってしまうのではないか、と不安を感じています。 そのため、賢い保存方法についてお知恵を拝借させていただければ幸いです。

引用:Yahoo!知恵袋

賞味期限切れになる前に使い切るのが理想的ですが、表記されている賞味期限を過ぎてしまった場合すぐに捨ててしまうのはもったいないですよね。もし、賞味期限切れになってしまった場合でも、保存環境が最適であれば、表記されている賞味期限よりも長く品質を保つことが可能となるでしょう。

では、どのような保存環境なら適切であると言えるのでしょうか?保存のポイントを3つご紹介していきます。

✔️密閉容器に入れる
✔️高温多湿を避ける
✔️1回分に小分けする

密閉容器に入れかえる

開封後のプロテインは、必ず密閉容器に入れ保管するようにしましょう。わずかな隙間でもダニの侵入経路にもなります。ジッパー付きの包装で販売されているプロテインは多くありますが、気になる方はプロテイン用の保存容器を準備するのもおすすめです。

以下ではおしゃれなプロテインの保存容器を12選紹介しています。

高温多湿を避ける

高温多湿を避ける理由としては、ダニやカビの発生を防ぐためです。これは、未開封の場合でも同様です。では、高温多湿とはどのくらいなのでしょうか。

まずダニは、室温20~30度であり湿度60%以上になるとエサが増えるため増殖します。そのエサとは、カビやアカなどです。カビが発生すれば、そこはダニにとって住み心地のいい環境になってしまいます。また、湿度50%以下の環境では、エサも減少し、乾燥に弱いため増殖することができません。

カビは、温度10~30度であり湿度70%以上になると発生します。カビの発育には、栄養源、水分、温度、酵素の4つの要素によってなります。未開封のプロテインでも直射日光や気温差が激しくなると水蒸気が発生し、それが水分の要素となります。

プロテインを保管する際は、涼しく直射日光の当たらない暗所で保管するようにしましょう。湿気が気になるときや高温になるときは、冷蔵庫で保管するなどしましょう。ただし、冷蔵庫から常温にすると温度差で結露の原因になるため、必ず冷蔵庫へ戻しましょう。

1回分に小分けにする

太陽量のプロテインを購入して長期間使用する場合は、小分けにして保存することをおすすめします。開閉が多ければ、それだけ空気に触れる機会も多くなり酸化の原因にもなります。小分けにすることで、水分や異物の混入を防ぐこともできます。

おすすめ方法としては、1回分量ずつ小分けにする方法です。使用時も都度計量することなく使用でき、空気に触れる機会を最小限にすることが可能です。また、持ち運びにも便利です。

プロテインの賞味期限のまとめ

この記事では、プロテインの賞味期限の期間や賞味期限切れ、保存方法などについてご紹介してきました。賞味期限を安易に考えて無防備に保管していると体調不良の原因になります。あくまでも、保存環境が適していれば使用することは可能であると覚えておくと良いでしょう。

また、各メーカーのプロテインの賞味期限期間は短くて半年~あるので、大容量を購入しても計画的に使用することで、賞味期限切れを防ぐこともできます。

まとめ
  • 未開封と開封済みでは賞味期限が異なる
  • 開封後は3か月以内に使い切る
  • 賞味期限切れは、風味や成分変化を生じやすい
  • 適切な保存環境であれば賞味期限切れでも大丈夫
  • 保存は高温多湿を避け、密閉容器に!
  • 小分け保存は、品質維持や持ち運びにも便利!

プロテインの賞味期限に関するよくある質問

プロテインは賞味期限が切れても大丈夫?

未開封の場合であれば、賞味期限が切れていても味や成分の変化なく使用することができます。しかし、保存状態や環境によっては、賞味期限よりも早く品質や風味が損なわれることもあります。

開封済みの場合でも多少は問題ありませんが、品質上の安全は保障できないため、自己責任で使用可能か判断しましょう。

プロテインは開けたら何日くらいまで使えますか?

開封後は3か月以内の使用を推奨しています。酸化によって風味が損なわれてしまったり、ダニやカビが発生したものを摂取してしまわないよう、なるべく早く使い切ることが望ましいでしょう。ただし、開封後での高温多湿の環境下での保存は大変危険です。食品であることを念頭に適切な保存方法で管理しましょう。

プロテインにダニがいるかどうかは見えますか?

ダニがいるかどうかは目視のみでの判断になります。ダニは小さく、良く見ないと分かりにくいかもしれません。ただし、プロテインの中でモゾモゾ動くものがあった場合、ダニがいる可能性が非常に高いです。少しでも可能性がある場合は、使用を控えた方が良いでしょう。

液体のプロテインの賞味期限は?

液体プロテインでよく見かけるのはザバスではないでしょうか。コンビニやスーパーなどでも手軽に購入でき、すぐに飲むことができます。ザバスプロテインの賞味期限は液体の場合、製造日より120日とされています

出荷されてから購入することを考えると3か月~3か月半程度と推測されます。すでに調合済みのため、粉末よりもはるかに賞味期限は短くなっています。

1回量で手軽に飲むことができ、コンビニでも購入できることを考えると、液体プロテインから始めてみるのも一つの手かもしれませんね。

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執筆者

『フィットネスで明日への輝きを』をテーマに発信している、総合フィットネスメディア。 月間数万人以上のユーザーに向けて、「サプリメント」から「最新ボディビル情報」まで、最高のトレーニングライフを提供するために、毎日コンテンツを制作中。

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