マイケルクリゾー優勝!ヨーロッパプロ2023のオープンボディビル結果を解説

2023年6月17日、ヨーロッパプロ(Empro Classic Pro)が開催されました。今回はヨーロッパプロのオープンボディビルの結果と上位選手のインスタを紹介していきます。

引き続き、最新の海外ボディビル情報をアップデートしていきます!

ミスターオリンピア2024の順位結果の解説記事もご覧ください!

目次

Empro Classic Pro 2023の結果

Empro Classic Pro 2023のオープンボディビルの結果は以下の通りになりました。

以下、各選手の講評とインスタを紹介していきます。

【1位】マイケルクリゾー(Michal Krizo)

優勝したのはマイケルクリゾー(Michal Krizo)。

マイケルクリゾーの良さでもあるシンメトリーさが際立った今大会。他選手で彼のバルクにかなう者はおらず、加えてストラクチャーの強みが遺憾なく発揮されていました。(顔が小さいのでトータルパッケージの完成度が更によく見えました。)

2位以下の選手と比べても圧倒的な優勝になりました。

自身のインスタグラムに載せている動画からわかる通り、コンディションはまだまだ改善できる仕上がりでした。

特に意識していないときのミッドセクションはぼやけてしまう傾向があり、オリンピアに向けて弱点が浮き彫りになりました。

2023年のミスターオリンピア王者のデレクについて解説しているのでぜひご覧ください!

【2位】Andrea Presti

2位はAndrea Prestでした。

マイケルクリゾー(Michal Krizo)がサイズで大きく上回っているため、Andrea Prestが勝つにはコンディションを合わせてくる必要がありました。

しかしコンディションも皮1枚のところまで仕上がり切れておらず、マイケルクリゾー(Michal Krizo)のサイズとストラクチャーにかないませんでした。

ミッドセクションはマイケルクリゾー(Michal Krizo)よりも優れていたように感じたので、コンディショニング次第で優勝はそう遠くないでしょう。

インスタでは「2位という結果に満足している」と述べており、感謝を表していました。

【3位】Wellington Fernando Baptista

3位はWellington Fernando Baptistaでした。

自身のインスタにアップしている動画を見るとわかる通り、コンディションが素晴らしく大きく加点されたと考えられます。

サイズは自身よりも下位の順位の選手の方が大きい様子が見受けられたため、サイズアップが今後の課題になりそうです。特に下半身のサイズを改善する必要があると感じました。

自身のインスタで大会結果や関係者に感謝の言葉を述べており、今後の成長に期待が持てる選手の一人です。

以下ビッグラミーに関する記事も載せていますので、是非ご覧ください!

あわせて読みたい
ビッグラミー(Big Ramy)引退の噂は本当?なぜ勝てないか分析してみた ビッグラミーは2022年で現役引退をほのめかしていたことから、近い将来引退の噂が立っています。 今回は2025年のビッグラミーの動向とミスターオリンピア2022、アーノル...

マイケルクリゾー、オリンピアでの仕上がりにさらに期待が高まる

Empro Classic Pro 2023はメジャーな大会ではないため、マイケルクリゾーの独壇場になりました。

個人的には大会の盛り上がりを見ても、ボディビルの競技の特性上、ネームバリューがある選手は強いなと再確認できました。

今回は圧倒的でしたが、ネームバリューという色眼鏡で見てしまうのは審査員も同じだろうと、そんな気持ちになる大会でした。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

執筆者

月間約10万人が閲覧しているフィットネスメディアを運営。「筋トレ」「サプリメント」に関するどこよりも詳しい情報をアップデートしていきます。一般社団法人 日本プロテイン協会「プロテインマイスター」の資格を取得済み。

目次