フィジークの大会当日はどんな食事を取れば良いのか気になる方は多いはずです。本記事ではコンテストに出場したい方向けにフィジーク選手が大会当日に実際に食べているものを紹介します。筋肉の張り具合には欠かせない水分調整に関しても解説します。
↓この記事でわかること↓
・大会当日に抑えるべきポイント
・当日の朝~ステージに立つまでの食事
フィジークの大会当日の食事のポイント
ここではフィジークの大会当日の大事なポイントを2つ解説します。特に初めてのコンテストについて不安がある方は必ず理解しておきましょう。
- 2~3時間おきの食事で筋肉に張りを出す
- 適度な水分調節を行う
前提として大会前日までにカーボアップが完了している必要があります。事前の絞りが甘い方がコンテスト当日の食事のみではどうにもなりません。
もしコンテストまで時間があるなら絞りやカーボアップのための食事を徹底しましょう。フィジークの大会当日まで頼りになる配食サービス「筋肉食堂DELI」を利用するのもおすすめです。
2~3時間おきの食事で筋肉に張りを出す
フィジークの大会当日は長丁場になることもあるので起床してからの栄養補給が欠かせません。食事をするタイミングは2~3時間おきにすれば消化不良を起こすこともなく安心です。
前日からのカーボローイングに加えてフィジークの大会当日には糖質を適切に摂ることで筋肉の張りが変わってきます。長時間のコンテストを支えるエネルギーとしても脂質が欠かせません。しかしお腹の張りを感じて皮下に溜まる場合は無理に食べるのは辞めましょう。
お腹の張りを感じたら食べない
プロフィジーク選手も愛用する筋肉の張りが出やすい食事はこちらをご覧ください。
適度な水分調節を行う
フィジークの大会直前から当日の水分調整の目的は浮腫みを抑えつつ筋肉に張りを持たせることです。皮下水分を極限まで減らす一方、筋肉中の水分を満たしてあげることで筋肉の張りを出せます。水分調整を行う際のポイントは以下の通りです。
・喉の渇きを感じたら少し飲む
・パンプを開始したら筋肉に水分を戻す
フィジークの大会当日のパンプを始めるまでは喉の渇きを感じるたびにチョビっと飲んで喉を潤す程度にします。過度な水分カットはめまいやステージ上での筋肉の攣りにつながる恐れがあるので要注意です。
パンプを開始したら個人差はありますが、300~800mlの水分を種目が終わるごとに飲みます。一般的にトレーニング中の水分補給は筋肉へ蓄積されるため筋肉に水分を戻すことで張りを出していきましょう。
フィジークの大会当日の食事
ここでは実際にプロのフィジーク選手も大会当日に食べている食事を起床~ステージに立つ直前ごとに紹介します。長く辛い減量期間を乗り越えてきたのにコンテスト当日の食事で失敗しないように適した食事を理解するようにしましょう。
- フィジークの大会当日の朝の食事
- フィジークの大会当日の会場までの食事
- フィジークの大会当日のパンプアップ中の食事
フィジークの大会当日の朝の食事
フィジークの大会当日の朝はしっかり栄養補給をして長丁場のコンテストに備えます。糖質と脂質をしっかり摂るようにします。特に前日よりカーボアップにより体重が落ちた人は当日は前日よりも多くの糖質を摂りましょう。
タンパク質に関しては減量中の摂取量程度で問題ありません。筋肉量は前日から当日にかけて急激に減ることはないためです。
プロフィジーカーも推奨するフィジークの大会当日の朝の食事は以下の通りです。
- サーロインステーキ
- 鶏胸肉のミンチ
- サーモン
- サバ缶
- 白米
サーロインステーキなどの赤身はお肉の中でも筋肉が張りやすいという声が多いです。ボディビル界のレジェンド山岸秀匡選手も当日の朝に欠かさずサーロインステーキを食べています。
サーモンやサバなどの魚は良質な脂質が摂れるタンパク質源として重宝されます。白米にのせれば忙しい朝でも簡単に栄養価が高い食事ができます。
フィジークの大会当日の会場までの食事
家から会場までが遠い方は移動中にも食事が必要となるでしょう。ここでは栄養価が高く、持ち運びにも適した食事を紹介します。
- プロテインバー
- サラダチキン
- ライスケーキ
- 鮭おにぎり
プロテインバーやライスケーキなどは移動中でもハンディで食べられるので便利です。また、保存もきくのでネットでまとめ買いしておけばコンテスト後でも使えます。
フィジークの大会当日の会場での食事
会場では自分の出番まで長い時間待機する場合があるので、出番までの食事を用意しましょう。会場から近いコンビニでは欲しい品物が売り切れることがあるので持参するのが吉です。
おすすめのフィジーク大会当日の会場での食事は以下の通りです。
- バナナ
- 蜂蜜
- チョコレート
- あんこ
特に蜂蜜やあんこはグラム数あたりの糖質の割合が高く、会場でのカーボアップに便利です。今年プロカードを獲得された真子慎太郎選手も会場内にあんこを持参し、筋肉が張りやすいと言っています。
フィジークの大会当日の会場での食事は出番の3時間前に最後の固形物を摂ります。消化が遅れてパンプアップに支障が出ないためです。
フィジークの大会当日の出番直前の食事
ステージに立つ1時間前ごろからパンプアップを始めますが、ここでは最後の固形物を摂ってからパンプアップが完了するまでの間におすすめな食事を紹介します。
- アルギニン
- シトルリン
- 炭酸抜きのコーラ
アルギニンやシトルリンなどのサプリメントを摂取して本番中のパフォーマンス向上につなげます。また、出番直前に炭酸を抜いたコーラを飲んでいる選手がちらほらいますが、糖質・水分・カフェイン補給のためです。
フィジークの大会当日の食事のまとめ
ここまでフィジークの大会当日に抑えるべきポイントからおすすめの食事まで解説してきました。これまでの頑張りを無駄にしないように以下のことを意識して出番を迎えましょう。
栄養補給は2~3時間に1回
固形物は出番の3時間前まで
喉の渇きを感じたらチョビっと水分補給
初めから自分の体にベストな食事はわからないので本記事で紹介したものを試して出番に備えましょう。大会に何度も出場する中で徐々にベストな食事の組み合わせを見つけていきましょう。
フィジークの大会当日の食事に関する質問
コンテスト当日にステーキはいいの?
コンテスト当日にステーキを食べるのはタンパク質と脂質の補給に最適です。実際に多くのボディビル選手も当日の朝にステーキを採用しています。
他にもコンテスト当日の朝の食事におすすめな食品が知りたい方はこちらをご覧ください。
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