腹筋トレーニングだけをするのはお腹痩せのダイエットや腹筋を割るには非効率です。本記事では腹筋が意味ないと言われている理由や効率的にお腹周りの脂肪を燃焼するための方法を詳しく解説します。なかなか腹筋の効果が現れない方はぜひ参考にして下さい。
腹筋が意味ないと言われる理由・原因
姿勢をまっすぐ保ったり、運動パフォーマンス向上など腹筋を鍛えるメリットはたくさんあります。
しかし、腹筋をしてるけどお腹がへっこまない・割れないと腹筋の意味がないと感じる方は多いでしょう。ここでは腹筋トレーニングが意味ないと言われている理由を3つ紹介していきます。
- 腹筋だけで痩せることはできないから
- 脂肪がそもそも多すぎるから
- 昔ながらの腹筋は効果が薄いから
腹筋だけで痩せることはできないから
お腹の脂肪を減らして引っ込めたい方が腹筋だけをするのは効果的ではありません。トレーニングによって腹筋の脂肪のみを減らすということはできず、全身の脂肪が徐々に落ちていきます。
ダイエットでお腹を引き締めたいなら腹筋以外の種目にも力を入れましょう。短期的に成果を得るには大きな筋肉が鍛えられるトレーニングメニューを取り入れると良いですよ。
脂肪が多すぎるから
腹筋をしているけどお腹が割れないので意味ないと考える方は、そもそも体脂肪率が高いことが原因です。人間の腹筋はもともと割れており、お腹周りの脂肪が減るとトレーニングをしてない方でも筋が見えてきます。
腹筋を割りたいけどお腹周りの脂肪が多い場合はまず脂肪を減らすトレーニングから始めましょう。脂肪燃焼には順番があり、内臓脂肪は優先順位が低いので全身の体脂肪率を落とす必要があるのです。
昔ながらの腹筋は効果が薄いから
「ウエストを細くしたい・お腹の脂肪を落としたい」という方は仰向けになり状態を起こす昔ながらの腹筋が思い浮かぶでしょう。しかしこの腹筋はお腹を引っ込めるメニューとしては意味ないと考える研究も発表されています。
6 週間の腹部運動トレーニングだけでは、腹部の皮下脂肪やその他の体組成の測定値を減少させるのに十分ではありませんでした。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21804427/
さらに昔ながらの腹筋はキツくなると首だけを異常に丸めることで首を痛める可能性もあります。お腹を引っ込めるには体の深部にあるインナーマッスルを鍛えられるメニューが効果的です。
腹筋の効果を実感するには
腹筋が意味ないと感じている方向けに効果をしっかり実感できる秘訣を2つ紹介します。ダイエットのために腹筋しかしていない方はぜひここで紹介する方法を取り入れてみてください。
- 大きな筋肉を鍛える
- 有酸素で脂肪を落とす
大きな筋肉を鍛える
効率的にお腹を鍛えたい方は大きな筋肉が鍛えられる以下のトレーニングメニューを取り入れてみましょう。
- レッグレイズ
- プランク
- 腕立て
大きな筋肉を鍛えるほど基礎代謝が上がりやすいです。代謝が上がると脂肪が燃えやすくなり最終的にお腹周りの脂肪減少につながります。
筋肉量を保ちながら体重を落とせるので、減量後に基礎代謝低下がもたらすリバウンドも防いでくれます。腹筋トレーニングが意味ないと感じている方は紹介したメニューを継続してみてください。
有酸素運動で脂肪を落とす
レッグレイズやプランクなどの腹筋を含む大きな筋肉を鍛えられるメニューと並行して有酸素運動を取り入れましょう。筋トレ後にプラスして10~20分の有酸素運動を行うことで代謝が上がった状態で消費カロリーを増加させられます。
いきなりハードな有酸素運動を行うと腰や膝を痛める恐れがあるので、まずは息が少し上がる程度のウォーキングやジョギングから始めると良いですよ。
腹筋を鍛える意味はある
ここまで腹筋が意味ないと言われている理由や腹筋をうまく鍛える秘訣を解説してきました。腹筋トレーニング自体が意味ないということはなく、お腹をへっこませたい、腹筋を割りたい方にとって腹筋メニューを単体で行うのは非効率だと言えます。
最短で目的を達成したいなら腹筋を含む大きな筋肉を鍛えられるメニューを行うのが効率的です。また、筋トレに合わせて有酸素を取り入れれば消費エネルギーが増加してより脂肪燃焼しやすくなります。
ダイエットに腹筋は意味ないの?
ダイエット目的で腹筋単体を鍛えるのは意味ないという事はないですが、非効率です。脂肪燃焼してスリムになりたい方は大きな筋肉を優先的に鍛えるようにしましょう。
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