ウエイトゲイナーがおすすめしないのは本当?毎日飲んでいる筆者が解説!

ウエイトゲイナー おすすめしない
編集部

「ウエイトゲイナーには筋肉増加効果がある?」「副作用・ただ太るだけの噂は本当」と疑問に感じている方は多いです。

ウエイトゲイナーはタンパク質と炭水化物と脂質の3大栄養素を含有しているサプリメントのことで、バルクアップを目的としている方に愛されています。

しかし、ウエイトゲイナーがおすすめしないと言われる背景には、飲みづらさや健康面が関係しています。そこで、本記事ではウエイトゲイナーがおすすめしない人・する人を解説します。

さらに、ウエイトゲイナーをおすすめしない方にも、ウエイトゲイナーに代わる増量にピッタリな代替案▼もご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ウエイトゲイナーとは?

ウエイトゲイナーとは筋肉と体重の増加を目的としたサプリメントの一種で、タンパク質と炭水化物と脂質の3大栄養素がバランスよく含有しているのが特徴です。

ウエイトゲイナーを深く理解するためには以下の2点を抑えておくことが大切です。

  • ウエイトゲイナーとホエイプロテインの違い
  • ウエイトゲイナーのメリット

ウエイトゲイナーとホエイプロテインの違い

ウエイトゲイナー おすすめしない

結論から言うと、ウエイトゲイナーとホエイプロテインは成分や目的が異なります。

ホエイプロテインは、タンパク質以外の成分が少なく抑えられているのが特徴です。一方、ウエイトゲイナーは全体的に成分量が多く、特にタンパク質・炭水化物・脂質の含有量には、ホエイプロテインと比べて大きな差があります。

人気サプリメントブランド「マイプロテイン」のホエイプロテインとウエイトゲイナーの成分を例に比較表を下記に示しています。

項目ホエイプロテインウエイトゲイナー
エネルギー114kcal338kcal
脂質1.9g6.2g
飽和脂肪酸1.1g1.3g
炭水化物1.8g50g
糖類1.5g2.6g
食物繊維0g3.8g
タンパク質23g31.4g
食塩相当量0.14g0.4g
マイプロテイン公式

成分の違いはホエイプロテインが筋力アップと体脂肪減少を目的としていることに対して、ウエイトゲイナーの目的は筋肉量の増加に加えて体重の増加が目的です。

筋力と体重の増加にはタンパク質だけでなく、炭水化物と脂質が必要不可欠です。そのため、ホエイプロテインよりもエネルギーが200kcal以上多く含有しており、体重増加に大きく貢献してくれます。

編集部

ウエイトゲイナーには、身体の機能に必要なビタミンやミネラルも豊富だから、完全食とも言えるな!

また、成分や目的が違いますと摂取するタイミングも違ってきます。ホエイプロテインはトレーニング直後がおすすめですが、ウエイトゲイナーはトレーニング前後はもちろん、食事代わりに摂取するのにもピッタリです。

ホエイプロテインとウエイトゲイナーの違いを理解し、ご自身の目的に合っているのであればウエイトゲイナーを摂取して、理想の体を手に入れましょう。

編集部

ウエイトゲイナーをおすすめするかしないかの大前提として、成分と目的の理解が必要だな!

ウエイトゲイナーのメリット

ウエイトゲイナー おすすめしない

ウエイトゲイナーは体重増加を目的としているため、体に良い成分がたくさん入っており、摂取することによる恩恵が多く得られるため、非常におすすめです。

ウエイトゲイナーのメリットは以下の3点です。

  • 一食あたり30gのタンパク質と50gの炭水化物を含有
  • エネルギーが338kcal
  • 1日当たりの摂取回数は1~2回

一食あたり30gのタンパク質と50gの炭水化物を含有

体重と筋力増加に必要なタンパク質と炭水化物が豊富に含有しており、身体を大きくして筋肉を肥大させるという目的をサポートしてくれます。

糖質が不足すると筋肉の分解が進行してしまうため、糖質と食物繊維が含有している炭水化物を摂取することは非常に理にかなっており、同時に高タンパク質を摂取できるのはウエイトゲイナーのメリットです。

また、通常のプロテインなどと比較して高カロリーなので、増量期の体重増加にピッタリです。

編集部

ダイエット目的でトレーニングしている方にはウエイトゲイナーはおすすめしないが、筋力増加には断然おすすめだぞ!

さらに、高タンパクの摂取効果により筋肉の修復と筋疲労の軽減が行われ、豊富な炭水化物が身体を動かすエネルギーを生み出してくれるので、次の日の朝やトレーニング後の仕事でも元気よく行動することができます。

ハードなトレーニングをいくらやっても筋肉がつかない方は、タンパク質と炭水化物が含有している高カロリーのサプリメントを摂取する必要があります。

ボディメイクにはタンパク質だけでなく炭水化物も必要不可欠なので、ウエイトゲイナーでしっかりと補って、理想の身体に仕上げましょう。

エネルギーが338kcal

エネルギーが338kcalも含有しているため、通常のトレーニングだけでなく高強度のトレーニングでもガス欠にならずに最後までやりきれます。

さらに、ウエイトゲイナーをトレーニング前に摂取すると、長時間のトレーニングであっても筋肉の分解を防いでくれるので、トレーニング前にはピッタリのサプリメントです。

また、高カロリーの上にタンパク質や炭水化物はもちろん、ビタミンやミネラルも豊富に含有しているため栄養のバランスが良いため、間食として非常に優秀です。

編集部

ボディメイク中はお菓子の間食はおすすめしないが、ウエイトゲイナーなら大歓迎だな。

高カロリーは生活習慣病やダイエットの観点から悪い印象を受けがちですが、トレーニングで身体を動かすことも仕事や勉強で頭を使うのにもカロリーは必要不可欠です。

トレーニング前後や間食と、どんなタイミングでも良質なエネルギー補給をできるウエイトゲイナーは、素晴らしいサプリメントです。

1日当たりの摂取回数は1~2回

ウエイトゲイナーは1日あたり、トレーニングと完食であれば2回で良いため、何度も作る必要がなく楽です。

ウエイトゲイナーは吸収速度が速いタンパク質と吸収速度が遅いタンパク質で構成されており、筋肉の増加と継続的な筋肉の回復効果を発揮してくれるため、1回の摂取で十分に筋力サポートをしてくれます。

ウエイトゲイナーを選ぶ理由

消化吸収速度の異なる2種類のタンパク質を配合。カラダづくりまたは維持に必要なタンパク質を、一日中摂取し続けることができます。

オーツ麦とマルトデキストリン由来の炭水化物も入っています。炭水化物はトレーニング後のエネルギー補給に有用で、次のトレーニングにも前向きに取り組めるようになるでしょう。

引用:マイプロテイン公式

食事で摂りたい栄養素を詰め込んだプロテインです。

たんぱく質:脂質:炭水化物=4:1:5の割合(エネルギー比率)で配合。たんぱく質、糖質には、それぞれ吸収速度の異なる3種のプロテイン(ホエイ、カゼイン、大豆)と、2種の糖質(パラチノース、マルトデキストリン)を配合しました。また、脂質には、エネルギーになりやすい中鎖脂肪酸油を配合しました。

引用:楽天市場
編集部

ウエイトゲイナーはタンパク質も炭水化物もカロリーも多いから、1回の摂取で十分すぎるほどだな。

また、栄養素もしっかりと含有しているため、他のサプリメントと併用しなくてもウエイトゲイナー1つあれば十分足りているので、経済的にもおすすめです。

プロテインもサプリメントも必要なく、完食としても十分に栄養素を兼ね備えており、なおかつ簡単に作成と摂取ができるウエイトゲイナーは最高のサプリメントの1つなので、これを機にウエイトゲイナーを摂取してみましょう。

ウエイトゲイナーがおすすめしないと言われる理由3選

ウエイトゲイナー おすすめしない

ウエイトゲイナーがおすすめしないと言われるその根幹には、体重を増加するための高カロリーと成分量の多さが原因として挙げられます。

ウエイトゲイナーをおすすめしない理由は以下の3点です。

  • 運動をしない人が飲むと太る
  • 1回の量が多い
  • 糖尿病や高血圧の方には適さない

運動をしない人が飲むと太る

ウエイトゲイナーはバルクアップを目的としているので、運動やトレーニングをした後、筋肥大を狙って体重を増加させていくサプリメントです。運動をしない人が飲むと太るのは至極当然のことです。

ウエイトゲイナーのカロリーと脂質がホエイプロテインの3倍以上あり、炭水化物にいたっては25倍以上あります。炭水化物は身体のエネルギー源となりますが、過剰摂取は脂肪となり太る原因になります。

運動をしない人がホエイプロテインを摂取しても、カロリーが低く炭水化物と脂質の含有量が少ないため太ることはありませんが、高カロリーのウエイトゲイナーは、運動する人もしない人も体重が増加していきます。

編集部

ウエイトゲイナー自体に豊富な栄養成分が含有しているのだから、3食しっかり食べている方にはウエイトゲイナーのおすすめはしないぞ。

ウエイトゲイナーは体重増加を目的としたサプリメントです。ウエイトゲイナーの特徴をしっかりと理解して、自分がトレーニングする目的に適したサプリメントかどうかを考えてから摂取しましょう。

編集部

筋肉がつきにくい方や3食の内の1食に割り当てたい方、バルクアップをしたい方など、目的が一致すると最高のサプリメントなんだよな。

1回の量が多い

ウエイトゲイナーの1回の摂取量が多く、短時間で体内に多量の糖質が入ってきます。そのため、血糖値が急激に上昇してしまい糖尿病や心筋梗塞といった危険性を危惧する方がいます。

ウエイトゲイナーは液体で非常に飲みやすいため、大量の糖を一気に吸収してしまい、血糖値がどうしても上がりやすくなってしまいます。

名称水または牛乳1回の摂取量(粉末)
ホエイプロテイン250ml25~30g
ウエイトゲイナー500~1,000ml100g
マイプロテイン公式

粉末を水分で溶かすと、ホエイプロテインの1回の摂取量は250mlに対し、体重増加の狙いがあるウエイトゲイナーは500~1,000mlと最大で4倍の量があります。

1回の摂取水分量が多くて大変だと感じる方は、水分量を減らしたり摂取回数を増やすことで調節するのが良いです。

糖尿病や高血圧の方には適さない

糖質が非常に多く含有しているウエイトゲイナーは、糖尿病と高血圧の方にとって避けるのが無難です。特に、糖質の種類の中で血糖値を急激に上昇させる単純糖質(砂糖やシロップなど)が使用されている場合は注意が必要です。

血糖値上昇と血圧上昇はウエイトゲイナーに限らず、糖質を摂取することでも起こってしまう現象です。糖尿病と高血圧の方は普段の糖の摂取量に気を付ける必要があります。

また、ウエイトゲイナーの炭水化物の含有量は製品によって量が違います。糖尿病や高血圧の方やその予備軍の方たちは製品の成分表で、炭水化物の含有量を把握しましょう。

スクロールできます
エネルギー炭水化物(無水物換算値)脂質タンパク質食塩相当カルシウム
389kcal61.9g29.4g3.0g28.5g0.2g950mg1.2mg
ゴールドジムサプリ
ウエイトゲイナーの栄養成分

糖尿病や高血圧、もしくは予備軍の方がウエイトゲイナーを摂取する際には、医師や栄養士に必ず相談して、複合糖質や人工甘味料といった血糖値の上昇を緩やかにするものを選びましょう。

編集部

筋肥大にはウエイトゲイナーはピッタリのサプリメントだが、おすすめしない方には代案が必要だな。

筋肥大したい方はホエイプロテインにキビ糖を混ぜよう!

ウエイトゲイナーのデメリットが気になる方は、ホエイプロテインにキビ糖を混ぜると筋肥大に効果的なドリンクができるので、こちらの効果について解説いたします。

また、筋肥大にはトレーニング後にタンパク質だけでなく糖質の摂取が重要で、その際に分泌されるインスリンの働きがバルクアップに必要不可欠です。

編集部

最初にインスリン、次にキビ糖の順番で解説していくからな。ぜひ参考にしてくれ!

インスリンにおける筋肥大と体重増加に関する働き

糖質を摂取すると高血糖状態となり、膵臓からインスリンが分泌され、糖や栄養が筋肉に取り込まれます。そのタイミングでタンパク質も同時に吸収することにより、筋肉の合成と成長が促進され筋肥大します。

また、筋肉で吸収しきれなかった糖は脂肪に変換して身体に蓄えられるため、体重増加のサポートをしてくれます。

インスリンは身体を大きくするにあたって重要なホルモンなのです。

トレーニング後に糖質を摂取することによりインスリンの分泌を促し、糖質とタンパク質を筋肉に吸収させることにより、効率的な筋肥大を目指せます。

編集部

筋トレとインスリンの関係は理解できたかな?今度はキビ糖について解説していこう!

キビ糖はサトウキビを砕いて絞った液を精製途中で煮詰められた茶色の砂糖です。完全精製の砂糖よりもミネラルが多く含有しており、サトウキビの風味が残っているまろやかな味わいの砂糖です。

キビ糖の栄養成分(100g当たり)を下の表にまとめました。

スクロールできます
エネルギータンパク質脂質炭水化物食塩相当量カルシウムカリウムマグネシウムリンマンガン亜鉛
398kcal0g0g99.4g0.083g17.2mg92.4mg4.6mg2.5mg0mg0.01mg0.05mg0mg
楽天市場

1回のプロテイン摂取に対して25~30gのキビ糖を追加しましょう。

ホエイプロテインとキビ糖の合わせて約214kcalで炭水化物は約27gを摂取できるため、ウエイトゲイナーに劣らない量を摂取できます。

また、キビ糖の脂質は0gなのでウエイトゲイナーより少ない脂質を摂取できるため、体脂肪の減少にも効果があり筋肥大しつつ体脂肪を落としたい方には非常におすすめです。

編集部

ホエイプロテインとキビ糖の組み合わせは、筋肥大だけでなく通常のトレーニングにも有効の上に美味しいというのが最高だな!

ウエイトゲイナーはおすすめしない方でも、ホエイプロテインとキビ糖の組み合わせでしたらデメリットを気にすることなく筋肥大と体重増加を目指せるので、ぜひ試してみてください。

ウエイトゲイナーを活用して効率的に筋肥大しよう

本記事では、ウエイトゲイナーが筋肥大に絶大な効果を発揮するということを解説してきましたが、その反面、ウエイトゲイナーをおすすめしない方やデメリットも見えてきました。

本記事のまとめは下記の3点です。

  • 炭水化物とタンパク質の含有量が高く、筋肥大と体重増加に効果的
  • 高カロリーのため太りやすく糖尿病といった疾患持ちにはおすすめをしない
  • ホエイプロテインとキビ糖の組み合わせでウエイトゲイナーと同等の効果が出る

ウエイトゲイナーはメリットデメリットがわかりやすいという特徴があるため、ウエイトゲイナーをおすすめする人しない人がはっきりしているのはむしろ良いことです。

効率的に筋肥大と体重増加を狙っている方にとって、ウエイトゲイナーは最高の相棒ですから、ぜひこの機会にウエイトゲイナーを摂取して、自分史上最高の身体に仕上げましょう。

ウエイトゲイナーはおすすめしないに関するよくある質問

ウエイトゲイナーは体に悪いですか?

ウエイトゲイナーは栄養バランスが良く体に悪い成分は一切入っていないため、ウエイトゲイナーは体に悪くはありません。

しかし、筋肥大と体重増加を目的としたサプリメントなので、糖質が多く高カロリーのため、糖尿病や高血圧といった疾患を持っている方にとってはおすすめしないです。

ウエイトゲイナーはおすすめしないと言われる理由の詳細はこちら

プロテインとウエイトゲイナーの違いは何ですか?

最大の違いは目的と成分です。プロテインは筋力アップが目的ですが、ウエイトゲイナーは筋肥大と体重増加です。特に差が出ている成分は、筋肥大と体重増加に必要不可欠な炭水化物とタンパク質と脂質です。

そのため、プロテインよりもウエイトゲイナーの方が、カロリーは高くなっています。

プロテインとウエイトゲイナーの違いの詳細はこちら▲

ウエイトゲイナーの正しい飲み方は?

ウエイトゲイナーの正しい飲み方は、血糖値の急激な上昇を防ぐためにゆっくりと摂取していくことです。

バルクアップのために大量の糖質とカロリーを摂取してしまうということと、ウエイトゲイナーが液体で吸収速度が速いということを念頭に置いて摂取しないといけません。

ウエイトゲイナーの正しい飲み方の詳細はこちら▲

ウエイトゲイナーの効果とは?

最大の効果は身体を大きくして筋肉を肥大させることです。豊富な炭水化物とタンパク質を摂取することで、筋肉の分解を防ぎつつ筋肉を成長させてくれます。

また、ビタミンやミネラルも豊富に含有しているため、免疫力の向上と健全な骨の維持といった、健康管理に対しても効果を発揮してくれます。

ウエイトゲイナーのメリットの詳細はこちら▲

ウエイトゲイナーは太る?

ウエイトゲイナーは体重増加を目的としたサプリメントなので、トレーニングや運動をしない方が摂取すると太ってしまいます。

特に、炭水化物はホエイプロテインの25倍以上含有しているため、エネルギーとして消費しないと、体脂肪として蓄積されてしまいますので、しっかりとトレーニングをしてから摂取しましょう。

ウエイトゲイナーが太る原因の詳細はこちら▲

ウエイトゲイナーは飲み切るのがきつい?

ウエイトゲイナーは500~1,000mlとホエイプロテインの2~4倍の摂取量となっているため、飲み切るのはきついです。また、糖質も多く含有しているため、ゆっくりと摂取する必要があります。

もし、飲み切るのが厳しいのであれば、摂取量が250mlのホエイプロテインにキビ糖を混ぜたものをおすすめします。

ホエイプロテインとキビ糖の組み合わせの詳細はこちら▲

ウエイトゲイナー おすすめしない

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執筆者

『フィットネスで明日への輝きを』をテーマに発信している、総合フィットネスメディア。 月間数万人以上のユーザーに向けて、「サプリメント」から「最新ボディビル情報」まで、最高のトレーニングライフを提供するために、毎日コンテンツを制作中。

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