横川尚隆さんがついにボディビル引退後初めて、2025年にFWJで大会出場を表明しました。
山岸秀匡さんをコーチにつけ、ボディビル212カテゴリーでミスターオリンピアで優勝を目指すことを受け、心配と同時に期待が膨らむ方は多いのではないでしょうか?
この記事では、横川さんのプロフィールからステロイドの噂、トレーニングや食事、彼女エピソードまで徹底深掘りしていきます!
横川尚隆という人物について
横川尚隆さんは2019年のJBBF日本ボディビル選手権で優勝したナチュラルボディビルダーです。現在はホリプロ所属のタレントとしてテレビ出演が増え、「横川くん」という愛称で親しまれています。
現在のおバカキャラから想像がつかない方もいるかもしれませんが、その筋肉量と圧倒的なプロポーションから”過去最高のミスター日本”と呼ばれることもある超実力派ボディビルダーです。
- 本名:横川尚隆
- 生年月日:1994年7月10日
- 出身地:東京都大田区
- 出身高校:日本体育大学荏原高等学校
- 身長:約170cm
- 体重:約77kg(オン)、約97kg(オフ)
- 職業:ボディビルダー、タレント
横川尚隆がJBBF引退後、ミスターオリンピア獲得へ
2024年11月24日、東京都渋谷で開催されたFWJ主催のJAPAN PRO 2024のトークショーにて、2025年にFWJにて大会に出場することを表明しました。
それと同時にこれまでお世話になったJBBFの関係者に感謝の言葉を述べ、今後はミスターオリンピアを獲得するためにFWJにて活動していくことを公にしました。
出場するカテゴリーはボディビル212(212ポンド以下のカテゴリー)、コーチを山岸秀匡さんにお願いすることを発表。212カテゴリでアーノルドクラシック優勝経験のある山岸さんをコーチに据え、二人三脚でミスターオリンピアを狙いにいくとのことです。
既にこのプロジェクトは始まっているらしく、山岸さんは「横川くんは100年に一度の逸材。絶対優勝できる。やってくれ」と言い切っていました。
横川さんのコーチである山岸さんについて徹底解説しています!
横川尚隆の昔(過去)とは?半生を深掘りしていく
横川尚隆さんは中学時代に格闘技を行なっており、学生時代から「学年に1人くらいはいる、筋トレをしていなくてもバキバキの体の学生だった」と話しています。
日本体育大学荏原高等学校を卒業後、大学には行かずスポーツの専門学校に進学しています。専門学校と提携しているティップネスが無料で利用できたことで、専門学校時代には鍛え放題だったようです。
トレーニングを始めてから半年が経過した頃、自分の実力がどの程度通用するのか試したいと思い、雑誌で知った「ミスターベストフィジーク」に挑戦。初めての大会ながら、見事に準優勝という輝かしい成績を収めました。
その後、約半年間キックボクシングに専念したのち、2015年8月頃から再びトレーニングを開始。そこから横川さんの目覚ましい活躍が始まります。
復帰後最初の大会となるオールジャパンでは優勝を果たし、さらには世界大会にも出場。その後、ボディビルの世界へと歩みを進めました。
有名になる前は、HUGE-ON(ヒュージョン)というラグジュアリーパーソナルジムでトレーナーとして働いていたようです!
横川尚隆のコンテスト成績
横川尚隆さんのコンテスト成績は以下の通りです。
初めて大会に出場してから、2019年にミスター日本に輝くまでかなり短期間で上り詰めていることがわかります。
- 2014年 ベストフィジークジャパン2014ミスターベストフィジーク2位
- 2015年「JBBF 第2回オールジャパンメンズフィジーク172cm以下級」優勝&オーバーオール3位
- 2016年
- 「JBBF 東京ボディビル選手権」予選落ち
- 「JBBF 日本ジュニアボディビル選手権」優勝
- 「IFBB 世界ジュニアボディビル選手権」2位
- 2017年
- 「JBBF 日本クラス別ボディビル選手権80㎏以下級」優勝
- 「JBBF 東京ボディビル選手権」優勝
- 「JBBF 日本ボディビル選手権」6位
- 2018年「JBBF 日本ボディビル選手権」2位
- 2019年「JBBF 日本ボディビル選手権」優勝
横川尚隆はステロイドを使い始めるか?
横川尚隆さんがJBBFを引退しFWJに参戦するにあたって、多くの方はステロイドを使用するのか疑問に思うのではないでしょうか。
横川尚隆さん自身はステロイドについて公言されていないため、ここからは筆者の推測になる前提でお話しさせていただきます。
筆者の意見としては、横川さんは99.9%ステロイドを使い始めると思います。理由は大きく以下3点です。
- ボディビル212カテゴリーでミスターオリンピア優勝を宣言していること
- 山岸さんをコーチにつけていること
- 自身のSNSで「覚悟」について持論を話していること
コーチの山岸さんは自身の出版した本に書いてありますが、ステロイドの使用を告白しています。山岸さんをコーチにつけて世界一を狙うということは、ほぼ確実に使用するということでしょう。
また、ボディビル界隈ではステロイドを使うことを「覚悟を決める」という言い方をする場合があります。
横川さんは自身のYouTubeで「覚悟という言葉は格好良すぎない?やりたいからやる。人生で成し遂げたいことがあるから行く。」とステロイド公言に近い、匂わせる発言をしていました。
横川尚隆が監修しているプロテインとは?
横川尚隆さんが監修しているプロテインは、アルプロンから発売されている「THE BUILD」シリーズです。
横川さんは通常のWPC製法のプロテインは乳糖不耐性のため、お腹を壊してしまうと話しています。お腹を壊してしまうと、せっかく食べた栄養が体に吸収されないので「体づくり」という観点でとても勿体無いとのこと。
そこでお腹を壊さないプロテインをカタチにしたのが「THE BUILD」です。
目指したのは「飲まないといけない」ではなく「飲みたい」プロテイン。トレーニング後に欲しくなる甘いフレーバーと、手の届きやすい価格にこだわり抜いた、と話しています。
横川尚隆のトレーニングを徹底解説!
ここからは、横川尚隆さんのトレーニングで特徴的な3つのポイントについて解説します!普段のトレーニングに取り入れてみるのも良いでしょう。
①圧倒的なトレーニング量
横川選手のトレーニングは、非常に多くのボリュームをこなすことで知られています。最新の研究によると、筋肉の成長にはトレーニングボリュームが深く関係していることが明らかになっています。
トレーニングボリューム=重量×回数×セット数
横川選手は1つの部位に対して8~10種類の種目をこなします。それぞれの種目で4~6セット行い、トレーニング時間は約2時間にも及びます。
インターバルは短めで約2分、さらに最後はドロップセットやチーティングを取り入れて限界まで追い込むのが特徴です。
②正確で丁寧なフォーム
横川選手は動作の丁寧さを徹底しています。具体的には以下のようなポイントを守っています。
- 動作に2秒かけて下ろし、2秒かけて上げる
- 負荷が抜ける直前まで動作を行う
横川選手自身、「自分の中で正しい軌道を描き、それをトレースする感覚」と語っています。これは、TUT(Time Under Tension:筋肉に負荷がかかっている時間)を意識したトレーニングと言えます。
TUTは、筋肥大においてレップ数やセット数と同様に重要な概念です。例えば競輪選手の太ももが発達している理由も、長時間の筋緊張が筋肉量を増やしているからだとされています。
重量を追うのは大切ですが、フォームが崩れると怪我のリスクが高まります。そこでTUTを意識することで、安全に筋肉へ十分な刺激を与えることが可能になります。
例えば、50kgを2秒かけて上げることは、理論上100kgを1秒で上げるのと同等の効果を持つとされています。
丁寧に時間をかけて動作を行うことが重要ですが、低重量で済ませるのではなく、「正しいフォームで扱える最大限の重量」を意識することが肝心です。
③アセンディングセットを重視
アセンディングセットとは、セットを重ねるごとに徐々に重量を増やしていくトレーニング方法です。
多くの選手はディセンディングセット(最初に高重量を扱い、後半に軽い重量で追い込む)を採用していますが、横川選手はあえてアセンディングセットを主軸としています。
その理由として考えられるのは、関節や腱、神経系への負担を減らしつつ、効率よく成果を上げるためです。
ディセンディングセットではトレーニングの総ボリュームを稼ぐことができますが、回復が追いつかず怪我のリスクが高まる可能性があります。
一方、アセンディングセットでは負荷を段階的に増やしていくため、リスクを抑えつつ長期的にトレーニングを継続できます。
横川尚隆の食事を徹底解説!
横川尚隆さんはトレーニング前中後のプレ・イントラ・ポストワークアウトを含めると1日で7回食事をすることで知られています。
増量中は食事内容は変えずに、炭水化物の量を増やしてカロリーを摂取すると話しています。
MEAL1:白米100g/魚ひときれ/卵2つ/ビタミン2錠/ビオフェルミン/エビオス錠
MEAL2:白米300g 牛肉200g ビタミン2錠/ビオフェルミン/エビオス錠
MEAL3:カフェイン(トレーニング前)
MEAL4:EAA10g/ホエイペプチド40g(トレーニング中)
MEAL5:プロテイン40g(トレーニング後)
MEAL6:白米100g/鶏胸肉200g/ビタミン2錠/ビオフェルミン/エビオス錠
MEAL7:プロテイン40g/ビタミン2錠
横川尚隆の彼女の噂とエピソード
横川尚隆さんといえば、元彼女とのエピソートがとても有名です。横川さんは、3時間ごとにプロテインを摂取する生活を送っていたところ、当時の恋人から「もう耐えられない」と別れ話を切り出されたそうです。
その話し合いは1時間半も続き、ふと時計を見るとプロテインを飲む時間が過ぎていることに気づいた横川さんは、「ごめん、プロテイン飲んでもいい?」と彼女に尋ねてしまい、思い切りビンタされてそのまま別れてしまったとのこと。
その後、横川さんはこの出来事について「あの時は号泣したけど、その涙さえ筋肉の糧になった気がする。今28歳になった今でも、同じ状況になったら迷わずプロテインを取る。だから後悔は全くない!」ときっぱりと断言しています。
また、2022年に「呼び出し先生タナカ」というフジテレビ系列の番組に出演した際に、コスプレイヤーのえなこにDMを送ったことをばらされていた一面もありました。
今一番の注目株「横川尚隆」に期待!
ミスター日本としてテレビで活躍していた横川尚隆さんがボディビル復帰、そしてミスターオリンピアを狙いに行くという発言は驚かれた方は多いはずです。
日本選手権のトップ選手がFWJに参戦するのは、横川さんで日本人3人目。そしてナチュラルで極めたミスター日本の彼が世界でどこまで通用するのか、心配と期待が膨らむ方は多いでしょう。
明日トレ術では今後の横川さんの動向を追っていくので、ぜひ今後もチェックしてみてください。
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