田口純平選手と佐藤正悟選手が9月4日(水)に開催される香港プロ2024に出場を表明しました。東京プロ2024でもトップ5に入った2選手なので、今大会でオリンピア出場権を獲得できるか期待が高まります!
この記事では田口選手と佐藤選手のの大会結果を解説していきます!
田口純平選手の香港プロ2024結果
田口純平選手の順位は2位!
東京プロ2024で一番盛り上げたと言っても過言ではない田口純平選手。東京プロの翌週に香港プロに出場することを表明しました。
東京プロと同じく、香港プロでの順位は2位。惜しくもオリンピア出場権を獲得できずという結果に終わりました。
田口選手は比較審査の早い段階でファーストコールのセンターポジションに呼ばれました。
田口選手と1位争いをしていた選手はポジションを動かされており、不動のセンターだった田口選手は優勝かと思われました。
コンディションは東京プロと同等の絞りを持ってきており、圧倒的なフロントポーズが審査員の心を掴みました。
香港プロでの田口選手の良かった点・改善点
田口選手が準優勝できた要因は、圧倒的なミッドセクションの美しさとフロントポーズ全体のバランスの良さです。
田口選手と一緒に並んでいた選手はフロントポーズ、特にミッドセクションがバチっとコンディションがきまっている選手が少なかったのも順位を上げた要因だと思われます。
一方で、体全体のバルクは多くの選手に劣っている印象を受けました。そのように感じてしまう要因は、バックポーズの厚みの薄さにあると感じます。
田口選手はこの1年で見違えるほど背中の広がりを改善していますが、厚み(特に脊柱起立筋の厚み)に課題が残りました。
東京プロ/香港プロともに審査員視点では、いくらフロントポーズがオリンピアレベルでも田口選手の背中ではオリンピア出場権は渡せない、という判断になったのだと推測しています。
この1年で日本人プロフィジーカーで最もオリンピアトップに食い込むポテンシャルがある選手になった田口選手。課題が明確な分、来年の田口選手に期待が高まります。
佐藤正悟選手の香港プロ2024結果
佐藤正悟選手の順位は5位!
東京プロ2024で4位に入賞した佐藤正吾選手も同じく、香港プロ2024に出場しました。
結果は5位でしたが、どの大会でも必ずファーストコールに呼ばれる佐藤選手の安定感はさすがの一言です。
出場選手の中でも、体の厚みや丸々とした筋肉は秀でており、バランスの良さも相まってファーストコール入りです。
コンディションも東京プロレベルに合わせてきており、以前の絞りが苦手な佐藤正悟選手のイメージを払拭した年になったと思います。
香港プロでの佐藤選手の良かった点・改善点
佐藤選手は2024年、香港プロ5位・東京プロ4位・タイランドプロ2位という結果を残しており、日本人プロフィジーカーで最も好成績を残している選手と言っても過言ではありません。
海外選手と並んでもバルク負けしない体でありつつ、日本人選手と並んでも見劣りしないバランスの良さは、どの審査員からも好かれるフィジークをしている選手です。
佐藤選手も自身のYouTubeチャンネルで話していましたが、オリンピアまでは今は「順番待ち」している状態です。
オリンピアに出場するのもそう遠くないと思いますので、来年こそオリンピアを決めてほしいですね。
香港プロ2024のトップ4の選手を紹介!
香港プロのトップ4は以下の選手となりました。
オリンピアの出場権を獲得したのは、フィリピン出身の「KARYM NATHAN SARIPADA」となりました。
最近のメンズフィジークはブラジル・フィリピン勢が強く、今後日本人プロにとっては厳し戦いが続きそうです。
1ST 🇵🇭 KARYM NATHAN SARIPADA
2ND 🇯🇵 TAGUCHI JUNPEI
3RD 🇻🇳 VU MINH HIEU
4TH 🇮🇳 RAHUL PASWAN
5TH 🇯🇵 SATO SHOGO
香港プロ2024まとめ
今回は香港プロ2024に出場した田口純平選手と佐藤正悟選手の大会結果を解説してきました。
2人ともファーストコールに呼ばれ、入賞しているところを見ると、オリンピア出場まで時間の問題だと思います。
課題を改善して、来年こそオリンピア出場権を獲得してほしですね。一緒に応援していきましょう!
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