ブランドン・ヘンドリクソンの成績~身長・体重、筋トレや食事まで徹底解説!

ブランドン・ヘンドリクソンは2018年のミスターオリンピアで優勝した、世界のメンズフィジーク選手。今回は、ブランドン・ヘンドリクソンの筋トレや食事だけでなく、経歴や身長・体重についても深ぼっていきます。

目次

ブランドン・ヘンドリクソンとは

ブランドン・ヘンドリクソン(Brandon Hendrickson)は2018、2020、2021年のミスターオリンピア優勝経験のあるプロメンズフィジーク選手です。

細いウエストと整ったミッドセクション(腹筋)は見とれてしまうほどきれいですよね。

  • 本名:brandon.d.hendrickson
  • 出身地:アメリカ合衆国 シカゴ
  • 生年月日:1987年6月16日
  • 身長:172cm
  • 体重:83.9kg~ 88.5kg
  • 職業:プロメンズフィジーク選手

ブランドン・ヘンドリクソンの成績

ミスターオリンピアで3回優勝しているブランドン・ヘンドリクソンは順調なプロ人生を歩んできたのでしょうか。

ここでは、ブランドンの過去の大会成績を紹介します。

2013 NPC Nationals 優勝(プロカード取得)
2014 Denver Pro 7位
2015 Mr.Olympia 5位
2015 New York Pro 7位
2015 Tempa Pro 優勝
2015 Denver Pro 4位
2016 Mr.Olympia 4位
2016 Arnold Classic Ohio 優勝
2017 Mr.Olympia 3位
2017 New York Pro 3位
2017 Arnold Classic Ohio 3位
2018 Mr.Olympia 優勝
2018 Arnold Classic Ohio 3位
2018 Japan Pro 優勝
2019 Mr.Olympia 4位
2020 Mr.Olympia 優勝
2021 Mr.Olympia 優勝
2022 Mr.Olympia 準優勝

2013年にプロカードを取得した後、2015年からプロ戦で優勝できるようになり、Mr.Olympiaに出場し始めます。

5位→4位→3位→1位と1年かけて順位を一つずつ上げていき、2018年のMr.Olympiaで初優勝を果たします。直近の2022年Mr.Olympiaでは、エリン・バンクスにチャンピオンの座を奪われてしまいました。

ブランドン・ヘンドリクソンの経歴

ここからはブランドン・ヘンドリクソンの幼少期~現在までの半生を振り返ります。

メンズフィジークチャンピオンはどのような人生を経て、世界一にまで上り詰めたのでしょうか。

(1)誕生~学生時代まで

1987年、ブランドン・ヘンドリクソンはアメリカのシカゴで生まれました。幼いころからモデル業に興味があったブランドンは、モデル教室に通ううようになります。モデルを目指す一環で、軽いトレーニングを始めるようになったそうです。

高校時代はサッカー・アメフト・レフリング・陸上と様々なスポーツをしてきましたが、本格的なトレーニングはしていませんでした。高校卒業後、大学で看護を専攻したブランドンは、卒業後に病院で働きます。

(2)本格的なトレーニング開始

大学を卒業し、病院で働いていたブランドンが本格的にトレーニングを始めるようになったのが2012年。病院勤務時代に、細い体を周囲の人にいじられたことがきっかけで本気で筋トレを始めます。

ブランドンはすぐにアマチュア大会で優勝し、翌年2013年にはNPC National Chanpionshipsという大会でプロカードを取得することになります。

(3)プロデビュー~世界一になるまで

ブランドンは年々実力をつけていき、2015年からプロ大会で優勝してMr.Olympiaに出場し始めます。Mr.Olympiaでは、1年で1つずつ順位を上げていき、2018年で初優勝を果たします。

また2018年に日本で開催されたジャパンプロに出場して優勝しているブランドン。当時見ることができた人がとてもうらやましいです。

ブランドン・ヘンドリクソンの筋トレメニュー

誰もがうらやむ体を持つブランドン・ヘンドリクソンはいったいどのようなトレーニングをしているのでしょうか。

ここからは胸・脚・肩・腕・背中と、それぞれ分けて具体的な種目とセット数を解説していきます。

(1)胸トレ

ブランドン・ヘンドリクソンは1週間に2回胸トレの日を作っています。したがって、高重量を扱うことによる怪我を避けるために、軽めの重量でフォームを崩さないトレーニングしています。

  • ベンチプレス(12レップ×3セット)
  • インクラインベンチプレス(12レップ×3セット)
  • インクラインダンベルフライ(10~12レップ×3セット)※セットごとにベンチの角度を変えながら
  • ディップス(8~10レップ×3セット)
  • ケーブルクロスオーバー(10~12レップ×3セット)※ラストセットはドロップ

ブランドン・ヘンドリクソンは大胸筋上部を狙った種目を多くしていることがわかります。

また全体のセット数は多くないものの、ドロップセットを取り入れたり、ベンチの角度を変えてトレーニングのマンネリ化を防いでいます。

(2)足トレ

ブランドン・ヘンドリクソンの脚トレは、ハムストリングスのトレーニングを最初に持ってくるのが特徴です。

  • スタンディングハムストリングカール(12レップ×4セット)
  • ウォーキングランジ(10レップ×4セット)
  • ライイングレッグカール(20レップ×4セット)
  • マシンアダクション(15レップ×4セット)
  • レッグエクステンション(14レップ×4セット)
  • レッグプレス(1セット)※ドロップセット
  • スクワット(10~15レップ×5セット)
  • レッグプレス(20レップ×4セット)※ラストセットはドロップ

メンズフィジークでは脚は評価対象外なので十分に鍛えない選手も多い中、ブランドンは全体のプロポーションをきれいにするためにしっかりと鍛えています。

脚トレでもドロップセットも取り入れて、バリエーションをもたせて飽きない工夫が見られます。

(3)肩トレ

肩はメンズフィジークの象徴ともいえる部位です。ブランドン・ヘンドリクソンは肩トレが好きで、肩の日は約2時間トレーニングするそうです。

  • フロントプレートレイズ
  • フロントバーベルレイズ
  • インクラインダンベルベンチプレス
  • マシンショルダープレス
  • バーベルアップライトロウ
  • シーテッドラテラルレイズ
  • ダンベルリアレイズ

ブランドン・ヘンドリクソンの肩トレはプレス系よりレイズ種目を重視しているのが特徴です。

また高重量を扱うよりも、肩の狙いたい部位にピンポイントに効かせる重量を扱うようです。

(4)腕トレ

  • ワンアームロープエクステンション(12~15レップ×4セット)
  • マシントライセップスエクステンション(12~15レップ×4セット)
  • マシンディップス(10レップ×4セット)
  • ダンベルコンセントレーションカール(12~15レップ×4セット)
  • ダンベルキックバック(20レップ×4セット)
  • シングルアームマシンカール(12~15レップ×5セット)
  • オルタネイトダンベルカール(12~15レップ×4セット)
  • マシンプリーチャーカール(10レップ×4セット)
  • EZバーカール(10レップ×4セット)

ブランドン・ヘンドリクソンの腕トレは、カール系種目を最後に持ってきているのが特徴です。

二頭筋と三頭筋を同時に鍛えることから、他の部位よりも種目数が多くなっています。

(5)背中トレ

  • ワイドグリップケーブルロウ(12~15レップ×5セット)
  • ケーブルプルオーバー(12~15レップ×4セット)
  • シングルアームケーブルロウ(12~15レップ×3セット)
  • スタンディングアンダーハンドケーブルロウ(12~15レップ×3セット)
  • スタンディングオーバーハンドケーブルロウ(12~15レップ×3セット)
  • ラットプルダウン(10レップ×5セット)

ブランドンの背中トレの大きな特徴は、マシン種目が多いことです。マシン種目は軌道が決まっているため、肩や僧帽筋に負荷が逃げずにトレーニングできます。

1回あたり12~15レップすることから、重さにこだわらず、比較的レップ数を多めにしているのがブランドン流です。

ブランドン・ヘンドリクソンの食事メニュー

ブランドンはトレーニング(午後2時ごろ)前に2回、トレーニング後に4回の食事を摂取しています。

一日の総摂取カロリーは約2600kcalに調整しており、オフシーズンでもジャンクフード等は食べないそうです。

MEAL1(9:30)

  • オートミール(約100g)
  • 卵(全卵2つ+卵白約300g)
  • グレープフルーツ
  • ブルーベリー
  • イチゴ
  • アーモンドミルク

MEAL2(12:30)

  • 玄米(約160g)
  • ブロッコリー
  • エビ(約170g)

MEAL3(15:30)

  • 鶏むね肉(約260g)
  • インゲン
  • サツマイモ

MEAL4(18:00)

  • サーモン
  • インゲン

MEAL5(20:00)

  • タイ米
  • エビ(約170g)
  • ブロッコリー

MEAL6(22:00)

  • 卵(全卵2つ+卵白10個分)
  • ターキー
  • 玉ねぎ+マッシュルーム+トマト

ブランドンは起床後と就寝前に卵を摂取して、6食目は炭水化物をほぼ取らないことが特徴的です。また、タンパク質源としてエビとブロッコリーを重宝しているのがわかります。

オフシーズンからクリーンな食事のみ食べて食事制限しているため、これほどの体を維持できているとわかります。

ブランドン・ヘンドリクソンはクラシックフィジークに転向!?

ブランドン・ヘンドリクソンはメンズフィジーク選手にしては筋肉量が多い選手です。

2022年のミスターオリンピアで優勝を逃してしまった要因の1つが「大きすぎる体」と言われています。

2021年に、自身のインスタグラムで「メンズフィジークとクラシックフィジークの両タイトルを獲得したい」旨の発言をしていることから、今後クラシックフィジークで彼の姿を見ることができるかもしれません。

ブランドン・ヘンドリクソンのまとめ

今回はブランドン・ヘンドリクソンの食事やトレーニングから経歴や過去まで深ぼってきました。

メンズフィジークチャンピオンが筋トレを始めたきっかけが、「華奢な体をバカにされたこと」だとは意外でしたね。

ブランドンのような完璧なVシェイプを目指すために、これを機に食事やトレーニングを見直すのも良いですね。

ブランドン・ヘンドリクソンに関する質問

ブランドン・ヘンドリクソンのインスタは?

インスタはブランドン・ヘンドリクソンとはで紹介していますので、ぜひご覧ください。

ブランドン・ヘンドリクソンの身長は?

インスタはブランドン・ヘンドリクソンとはで紹介していますので、ぜひご覧ください。

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この記事の編集部

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