「アーノルド・シュワルツェネッガー」の名前を聞けば、国際的なボディビル大会『ミスターオリンピア』で7回優勝したボディビルの王者を想像する方が多いでしょう。
彼はボディビル以外にもアクション映画の俳優やカリフォルニア州知事など様々なキャリアを歩んできました。
本記事では、アーノルド・シュワルツェネッガーのプロフィールをはじめ、壮大な人生の半生や現在の活動、心に響く名言などを紹介していきます。
アーノルド・シュワルツェネッガーのプロフィール
アーノルド・シュワルツェネッガーはオーストリア出身の元ボディビルダーです。
ボディビルだけでなく俳優や政治家としても有名で、活動は多岐にわたります。日本では「シュワちゃん」の愛称で親しまれています。
- 本名:アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)
- 出身地:オーストリア共和国シュタイアーマルク州タール町
- 生年月日:1947年7月30日
- 身長:約188cm
- 職業:元ボディビルダー、俳優、政治家、実業家、作家
アーノルド・シュワルツェネッガーの半生
ボディビルダーとしても俳優としても輝かしい功績をおさめてきたアーノルド・シュワルツェネッガーですが、以下では青年期からの半生を紐解いていきます。
- ➀青年期にウエイトトレーニングを始める
- ➁オーストリアからドイツ・アメリカへ渡航
- ➂ボディビルダー兼俳優時代
- ④2003年、カリフォルニア州知事に当選
➀青年期にウエイトトレーニングを始める
小さいころから兄もマインハルトとともにスポーツに明け暮れていたアーノルド。
10代前半のアーノルドは、家の近くの湖畔でトレーニングしていたボディビルダーを見て強い衝撃を受けました。
鍛え上げられた肉体美に惚れ、自身もウエイトトレーニングを開始したのがこの時期です。
➁オーストリアからドイツ・アメリカへ渡航
19歳のころ、アーノルドはオーストリアからドイツへ渡航し、ボディビルダーとしての生活を送っていました。
そして21歳ごろ、アメリカ合衆国カリフォルニアへ渡航。
見事ミスター・ユニバースで5回、ミスター・オリンピアで7回の優勝をおさめます。
ボディビルダーとして名声を得たアーノルドは俳優としてのキャリアを歩み始めます。
➂ボディビルダー兼俳優時代
1970年に制作された映画、『SF超人ヘラクレス』では「アーノルド・ストロング」という仮名をつけられ一躍有名に。
その後、アーノルドの知名度をさらに飛躍させたのがコメディ映画でした。
アーノルドの代表作の1つ、『ターミネーター』は世界中で愛されている作品です。
④2003年、カリフォルニア州知事に当選
ボディビルダーと俳優、どちらも輝かしい経歴を持つアーノルドの次なる目標は「政治家」でした。
2003年8月、アーノルドはアメリカ合衆国カリフォルニア州知事に立候補し、見事当選を果たします。
州知事としても実力・人気があったアーノルドは、2007年の州知事選でも再当選し、有権者の期待に応えました。
アーノルド・シュワルツェネッガーの全盛期の筋肉
アーノルド・シュワルツェネッガーは、ボディビルの黄金時代を象徴する存在であり、シュワちゃんの筋肉は美しさと機能性の両方を兼ね備えた完璧なプロポーションで知られています。
国際的なボディビル大会であるミスターオリンピアで1970~1975年まで6年連続優勝するなど、現在でも伝説として語り継がれています。
アーノルド・シュワルツェネッガーのボディビルダー現役時代の筋肉画像が自身のインスタグラムで見つかりましたので、以下で数枚紹介します。
アーノルド・シュワルツェネッガーの筋肉は、ボディビル史上最高のプロポーションを誇ります。
特に厚みのある大胸筋と、ピークが際立つ上腕二頭筋は彼の代名詞でもあります。
全身の筋肉バランスを意識したトレーニング哲学と、観客を魅了するポージング技術は現在でも多くのトレーニーの憧れです。
アーノルド・シュワルツェネッガーの現在
77歳になったアーノルド・シュワルツェネッガーは今でも俳優業、トレーニングを続けています。
毎日1時間半のトレーニングを継続しているだけでなく、「アーノルド・クラシック」という世界で最も大きなボディビル大会の1つを運営しています。
77歳の現在でも健やかな体を維持して精力的に活動しているのは、日々のトレーニングの賜物です。
アーノルド・シュワルツェネッガーの心に響く名言集
アーノルド・シュワルツェネッガーは、ボディビルダー、俳優、そして政治家として世界的な成功を収めました。
以下では、アーノルドがあらゆる経験の中で得られた名言を抜粋して紹介します。
- 利益だけを考える女々しい男になるな。
- 一生懸命トレーニングするだけではダメだ。必要なのは賢くトレーニングすることである。
- ベッドに横になったら翌日のことなど考えてはいけない。…ベッドに入ったら眠るんだ。絶対に何も考えない。頭の中を空っぽにする。そうすればいい眠りに入れ、翌朝完全にリフレッシュされた状態で目覚める。
- 何はともあれ情熱こそが原動力である。これを失ってはいけない。
利益だけを考える女々しい男になるな。
アーノルド・シュワルツェネッガーのこの名言は、目先の利益や自己中心的な考え方にとらわれず、より大きな目標や他者への貢献を追求する重要性を教えてくれます。
シュワルツェネッガーは、ボディビルダー、俳優、政治家として成功した人物ですが、成功の裏には常に「社会への貢献」や「他者への影響」という大きな目標がありました。
「女々しい」は、決断力や強さに欠ける態度を指しており、真の男らしさ(人としての強さ)を持つことを示唆しています。
一生懸命トレーニングするだけではダメだ。必要なのは賢くトレーニングすることである。
ただ努力を積み重ねるだけではなく、正しい知識や方法を取り入れて効率的かつ効果的に目標を達成する重要性を説いています。
成功には戦略的な取り組みが欠かせないという、トレーニングや人生全般に通じる教訓ですね!
ベッドに横になったら翌日のことなど考えてはいけない。…ベッドに入ったら眠るんだ。絶対に何も考えない。頭の中を空っぽにする。そうすればいい眠りに入れ、翌朝完全にリフレッシュされた状態で目覚める。
アーノルド・シュワルツェネッガーの名言の中で、質の良い睡眠が心身の健康とパフォーマンスを向上させる鍵であること述べられています。
就寝時に余計な考えを排除し、頭をリセットすることで、翌朝に最高のコンディションで目覚めるための実践的なアドバイスです。
デジタルデトックスや睡眠環境の見直しの重要性を訴える現代人へのメッセージとも解釈できます。
何はともあれ情熱こそが原動力である。これを失ってはいけない。
情熱が目標達成や自己実現のための最も重要なエネルギー源であるとという名言です。
困難や挫折があっても情熱を失わないことで、前進し続ける力が得られるという教訓です。
筋トレのモチベーションが出ない時は、具体的な体型目標を掲げたり、友人やトレーナーとトレーニングを共有したりすることから始めましょう!
シュワちゃんの生き方・名言を明日への糧にしよう!
今回は、アーノルド・シュワルツェネッガーのプロフィールから名言、全盛期の筋肉美などを紹介しました。
ボディビルダーや俳優として名声を持つアーノルドは、並外れた努力と強い情熱・信念を持っているのだとわかりました。
この記事を日々のトレーニングの備忘録として、筋トレのモチベーションアップにつなげていただければ幸いです。
アーノルド・シュワルツェネッガーに関するよくある質問
- アーノルド・シュワルツェネッガーの最新作は?
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アーノルド・シュワルツェネッガーの最新作は、2023年5月25日からNetflixで配信中のドラマシリーズ『FUBAR』です。
『FUBAR』は、退職を控えたCIAエージェントの主人公が、最後の任務で自身の娘もエージェントであると知り、家族の秘密とスパイ活動が交錯するコメディアクションです。
- アーノルド・シュワルツェネッガーはどのような病気を?
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アーノルド・シュワルツェネッガーは先天性の心臓疾患により、人工弁置換術を含む複数回の心臓手術を経験しています。
最新の手術では人工弁の交換を行い、術後もリハビリを経て健康を維持し、現在も精力的に活動しています。
- シュワちゃんの国籍は?
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アーノルド・シュワルツェネッガーはオーストリア出身で、1983年にアメリカ市民権を取得しました。
現在はオーストリアとアメリカの二重国籍を持ち、両国で活躍しています。オーストリアのルーツを大切にしながら、アメリカでも政治家や俳優として成功を収めました。