【ジェイカトラーの現在】身長・体重や全盛期のトレーニング、食事メニューを解説!

ジェイカトラー

ジェイカトラー(Jay Cutler)はミスターオリンピアで4回世界チャンピオンに輝いたレジェンドビルダー。今回はジェイカトラーの身長・体重や全盛期の食事・トレーニングだけでなく、彼の現在や名言についての情報も徹底解説していきます!

目次

ジェイカトラーとは

ジェイカトラーはアメリカ出身のプロボディビルダーです。2009年ミスターオリンピアでのジェイカトラーの写真は伝説的に語り継がれているほどです。

  • 本名:ジェイ・カトラー(Jay Cutler)
  • 出身地:アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 スターリング
  • 生年月日:1973年8月3日
  • 身長:約178cm
  • 体重:約130kg
  • 職業:元プロボディビルダー、経営者

ジェイカトラーの現在について

ジェイカトラーの最後の大会は2013年に出場したミスターオリンピアです。6位で大会を終えた後、ジェイカトラーはボディビル選手を引退しました。

現在は「Cutler Athletics」という会社を経営しながら、トレーニング補助製品やサプリメント類を販売しています。また、インスタグラム等で現在はSNS発信をしています。

現在でもトレーニングは継続しており、今でもコンテストに出場できるほどのバルクとコンディションを維持している姿がインスタグラムで見られます。気になる方はチェックしてみてください!

ジェイカトラーの半生

ボディビルダーとして輝かしい功績をおさめたジェイカトラーですが、どのような人生を送ってきたのでしょうか。ここからはジェイの幼少期からプロ引退までを遡って深ぼっていきます。

(1)幼少期~学生時代

ジェイカトラー

マサチューセッツ州出身のジェイカトラーは、7番目の子供として生まれました。

兄の仕事を手伝うべく、わずか11歳のころから建設の仕事をしていたこともあり、だんだんと筋肉質な体が出来上がっていきました。

高校生になるとアメフト部に入部し、強靭な体を作っていきます。

(2)大学生時代~ボディビルスタート

ジェイカトラーは大学時代に刑務官を志しており、大学では法律関係の勉強に励んでいました。勉強の傍ら、18歳からゴールドジムに入会し、運動不足解消のためにジム通いを始めました。

ジムのオーナーに「ボディビルダーとしての素質がある」と見込まれると、ジェイは徐々にボディビルディングに没頭し急成長していきます。

(3)初コンテスト出場~プロカード獲得

20歳のころ初めて出場したコンテストで優勝すると、ジェイは自身の可能性を確信します。

本格的にジムに通い始めたのが18歳のころで、わずか5年後の23歳でプロカードを獲得。

プロになるのに10数年かかるのが一般的な中、ジェイは5年という期間であっさりと取得する才能を持っていました。

(4)ボディビルコンテストで大活躍

ジェイカトラーは2000年の「ナイト・オブ・チャンピオンズ」で初タイトルを得た後、2002年~2004年に「アーノルドクラシック」3連覇を果たします。

しかし、世界一のボディビル大会「ミスターオリンピア」では、2001年、2003~2005年に出場するも惜しくも2位どまり。

当時は圧倒的なボディビルレジェンド、「ロニーコールマン」1強の時代だったためです。(【ロニーコールマンの現在】車椅子生活で歩けない?警察時代~全盛期・名言まで紹介!を参照してみてください)

(5)全盛期~プロ引退

2006年のミスターオリンピアで、ついにジェイはロニーコールマンを破り初優勝を果たします。2006年~2010年までがジェイカトラーの全盛期でした。

ミスターオリンピア4度の優勝を飾り、2013年にプロを引退します。

ジェイカトラーのコンテスト成績を紹介!

ジェイカトラーのコンテスト成績は以下の通りです。

1996年 NPCナショナルズ 優勝
2000年 ミスターオリンピア 第8位
2001年 ミスターオリンピア 準優勝
2002年 アーノルドクラシック 優勝、ミスターオリンピア 準優勝
2003年 アーノルドクラシック 2連覇、ミスターオリンピア 準優勝
2004年 アーノルドクラシック 3連覇、ミスターオリンピア 準優勝
2005年 ミスターオリンピア 準優勝
2006年 ミスターオリンピア 優勝
2007年 ミスターオリンピア 2連覇
2008年 ミスターオリンピア 準優勝
2009年 ミスターオリンピア 優勝
2010年 ミスターオリンピア 優勝
2013年 ミスターオリンピア 第6位、引退

ジェイカトラーが初めてミスターオリンピアに出場した年は2000年です。

世界で2番目に大きいコンテスト、「アーノルドクラシック」で連覇するものの、ミスターオリンピアではロニーコールマンに苦戦します。

その後、2006年ミスターオリンピアで初優勝し、その後4度の優勝を飾ります。

ジェイカトラーの筋トレメニューを紹介!

ジェイカトラーはいったいどのようなトレーニングをして世界一の体を作り上げたのでしょうか。ここからは胸・腕・背中・脚・肩に分けて、ジェイカトラーの部位別のトレーニングを解説していきます。

➀ジェイカトラーの胸トレ

ジェイカトラーはプレス系・フライ系どちらもしますが、主にプレス種目中心です。

ロニーコールマンとほとんど同じ種目をしていることから、以下の種目の大事さがわかります。

  • インクラインプレス(ウォームアップ2セット+メイン3,4セット)
  • ベンチプレス(3,4セット)
  • インクラインダンベルプレス(3セット)
  • フライマシーン(3,4セット)
  • ディップス(3,4セット)

フリーウェイト種目は対象筋だけでなく、体の体幹を同時に鍛えることができる点で優秀です。

ベンチプレスやダンベルプレスはトレーニング上級者になればなるほど効果的な種目で、初心者はうまく効かすことが難しいです。そんな人におすすめなのがスミスマシンを使ったベンチプレスです。気になる方は以下の記事を参考にしてみてください!

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➁ジェイカトラーの腕トレ

腕トレは種目数が多めで、7種目行います。ロニーコールマンの腕トレと比べて、ジェイカトラーはマシン種目も取り入れているようです。

  • ロープッシュダウン(3セット)
  • トライセプスディップマシーン(3セット)
  • カールマシーン(3セット)
  • リバースグリップケーブルワンアームプッシュダウン(3セット)
  • オーバーヘッドダンベルエクステンション(3セット)
  • インクラインベンチプレス(3セット)
  • オルタネイトダンベルカール(3セット)

各種目3セットずつ、合計21セットをこなしています。インクラインベンチプレスは胸ではなく、三頭筋を狙った種目として取り入れているようです。

肩や僧帽筋など腕以外の部位に効かないように、しっかりと腕に効かせやすい種目を選定する必要がありますね。

➂ジェイカトラーの背中トレ

ジェイカトラーが現役時代に行っていたトレーニングは以下の通りです。背中の筋肉は広いので、背中のどの箇所に効かせたい種目なのかを意識してトレーニングする必要があります。

  • アシステッドフルアップ
  • ワンハンドダンベルロー
  • Tバーロー
  • ベントオーバーロー
  • ビハインドネックプルダウン(10~12レップ)
  • ダンベルロー(両手同時に行う)
  • ダンベルプルオーバー

背中の厚みをつけるならTバーローやベントオーバーロー、背中の広がりを作るならプルダウン種目を行うと効果的です。

ジェイカトラーの食事メニューを紹介!

ボディビルダーは一般的に1日で5食ほど食事をとります。しかし、オフシーズンのジェイカトラーは一般的なボディビルダーの倍以上の食事量を摂ることで知られています。

MEAL1:ホエイプロテイン、卵白10個、バナナ1個、ハツミツ、ライスケーキ7個

MEAL2:ホエイプロテイン、オートムギ、レーズン、脂肪フリーのマフィン1個

MEAL3:パスタ170g、鶏胸肉110g

MEAL4:ホエイプロテイン、オートミール

MEAL5:ホエイプロテイン、ライスケーキ7個、オートミール、マフィン(脂肪フリー)1個

MEAL6:ホエイプロテイン、オートミール

MEAL7:鶏胸肉110g

MEAL8:ホエイプロテイン、ライスケーキ7個

MEAL9:寿司

MEAL10:ホエイプロテイン、卵白10個、ライスケーキ7個、オートミール

MEAL11:ホエイプロテイン、オートミール

MEAL12:ホエイプロテイン

ジェイカトラーは「食事はトレーニングよりも大事だ」と語っているように、食事への意識の高さがうかがえます。

1日12食食べるということは、約1時間おきに1食食べることになりますね。彼ほどの筋肉を維持して大きくするには、これくらいの食事量が求められると考えたら恐ろしいです。

ジェイカトラーの心に響く名言集

ジェイカトラーは数々の名言を残していますが、ここではそのうちのいくつかを紹介します。トレーニングにはもちろん、トレーニング以外のことでも通づる名言ですね。

1度やると決めたら、それをとことん突き詰めよ。

https://www.instagram.com/jaycutler/

食事はトレーニングより重要だ。

https://www.instagram.com/jaycutler/

私はミスをたくさんしてきたからこそ成功したんだ。

https://www.instagram.com/jaycutler/

ジェイカトラーのまとめ

今回は、ジェイカトラーの現在や過去、食事・トレーニングについて解説してきました。

「The Ultimate Beef(究極の牛肉)」と呼ばれるほどの完璧な体をどのようにして作り上げたのか、少しわかったのではないでしょうか。

今後も、海外ボディビルダーについて詳しくない方でも興味を持てるような記事を作っていくので、是非閲覧してみてくださいね。

ジェイカトラーに関するよくある質問

ジェイカトラーとロニーコールマンの関係は?

ジェイカトラーとロニーコールマンはともにミスターオリンピアで戦ったライバルであり、良き友人として知られています。また現役時代に、ジェイカトラーはロニーコールマンのことを「ロニーは自身のアイドルだった」と語っているほど、当時のロニーコールマンは絶対的王者でした。

ジェイカトラーのコンテスト体重とオフシーズンの体重はどれくらい?

ジェイカトラーのコンテスト体重は約118kg(260ポンド)、オフシーズンの体重は約132kg(290ポンド)です。

ジェイカトラー

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執筆者

月間約10万人が閲覧しているフィットネスメディアを運営。「筋トレ」「サプリメント」に関するどこよりも詳しい情報をアップデートしていきます。一般社団法人 日本プロテイン協会「プロテインマイスター」の資格を取得済み。

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