ミスターオリンピア(Mr Olympia)はIFBBによって開催される年に一度の世界最高峰のボディビルコンテストです。本記事ではミスターオリンピア2023の結果・日程・チケット情報・出場選手などを解説していきます。結果速報もアップデートしているのでぜひご覧ください!
ミスターオリンピア(Mr Olympia)2023の結果速報!
2023年11月2日~5日でミスターオリンピア(Mr Olympia)2023が開催されました。ここからはボディビル・クラシックフィジーク・メンズフィジークの結果に加え、選手の講評と順位を解説していきます!
オープンボディビルの結果
以下、オープンボディビルのトップ5の結果になります。
前評判で優勝候補と呼び声の高かった「ニック・ウォーカー」は大会直前1週間前に脚をけがしてしまい、今年のオリンピア2023を辞退することになりました。
- Derek Lunsford(デレク・ランスフォード)
- Hadi Choopan(ハディ・チョーパン)
- Samson Dauda(サムソン・ダウダ)
- Brandon Curry(ブランドン・カリー)
- Andrew Jacked(アンドリュー・ジャックド)
【優勝】Derek Lunsford(デレク・ランスフォード)
オープンボディビル優勝は「Derek Lunsford(デレク・ランスフォード)」。前評判が高かったデレクですが、評判通りのコンディションをしっかり合わせてきました。
筆者個人的には、準優勝の「Hadi Choopan(ハディ・チョーパン)」とどちらが勝ってもおかしくないほど接戦だったと思います。
フロントポーズではストリエーションが現れやすく、ミッドセクションのセパレーションが際立っていたハディが圧倒していました。一方でバックポーズでは上半身・下半身共にデレクの筋量が圧倒していました。
今大会はどのカテゴリーにおいてもバックポーズの重要性が再認識された結果となりました。
【準優勝】Hadi Choopan(ハディ・チョーパン)
準優勝はイラン出身の「Hadi Choopan(ハディ・チョーパン)」。昨年のオープンボディビル優勝者です。
オリンピア2023でも昨年同様の圧倒的なコンディションとサイズを兼ね備えた体を調整してきており、正直2連覇の可能性もあったと思います。
コンディション面に関してはデレクの一歩先を行っており、さすがの調整力と言わざるを得ません。今大会の結果にハディは不満を持っていたようですが、それも不思議ではありません。
集合写真を撮ろうとするとすぐに舞台袖にはけていった姿を見ると、ハディは悔しくて仕方なかったのだと思います。この悔しさを来年のオリンピア2024にぶつけて王者奪還してほしいです。
【3位】Samson Dauda(サムソン・ダウダ)
3位は「Samson Dauda(サムソン・ダウダ)」。アーノルド・クラシック2023のチャンピオンでもあり、優勝候補の一人でした。
相変わらずのバルクと迫力で圧倒し、コンディション調整もぴったり合わせてきました。しかし、フロントポーズではハディ、バックポーズではデレクのように他ライバルを勝る部位が目立たず、3位で着地しました。
サイズを大きくしていくたびに腹部の膨張が目立ってきているのが少し気になります。ボディビル212の結果を見ても、現在はボディビルの見方が変わってきている過渡期であり、美しさの比重が大きくなってきています。
サイズと美しさの両立は非常に難しいですが、これ以上腹部を目立たせないようにオフシーズンを過ごしてほしいです。
【4位】Brandon Curry(ブランドン・カリー)
4位は「Brandon Curry(ブランドン・カリー)」。2015年のオリンピア優勝者で、4度のアーノルド・クラシックチャンピオンです。
世界トップレベルの上半身のバランスがブランドンの強みです。また、ポージングルーティーンが非常に美しく、見せ方も上手い選手の一人です。
オリンピア決勝戦の3日前に喉の圧迫感から病院に搬送され、腫瘍が見つかってもなお出場して4位に入賞する実力を持っていることが証明されました。検査の影響か丸1日断食していたらしく、ベストコンディションとは言えない状況でしたがさすがの一言です。
数年前と比べるとサイズダウンしていることは一目瞭然で、コンディションを合わせられるかが今後勝負のポイントになるでしょう。4人の子供を育てる父としてのブランドンにも注目したいですね。
【5位】Andrew Jacked(アンドリュー・ジャックド)
5位は「Andrew Jacked(アンドリュー・ジャックド)」。アラブ首長国連邦出身の38歳で、近年みるみる頭角を現している新星です。
美しいミッドセクションと約190cmの身長によるプロポーションが最大の特徴です。手足が長く非常にスタイルが良い選手なので、肩から下半身にかけてのXシェイプが際立っています。また、画面越しでも3Dに見えるふくらはぎも印象的です。
今年のアーノルドクラシック2023のようなバリバリのコンディションを持ってくることができれば、順位が1つ2つ上がっていてもおかしくなかったと思います。コンディション面でもう一歩という印象を持った大会になりました。
クラシックフィジーク結果
以下、クラシックフィジークのトップ5の結果になります。
今年の11月末に開催されるジャパンプロにゲストポーズとして来日する「Terrence Ruffin(テレンス・ラフィン)」は見事トップ5に入賞する結果に。
- Chris Bumstead(クリス・バムステッド)
- Ramon Dino(ラモン)
- Urs Kalecinski(ウルス・カレシンスキー)
- Breon Ansley(ブレオン・アンスリー)
- Terrence Ruffin(テレンス・ラフィン)
【優勝】Chris Bumstead(クリス・バムステッド)
クラシックフィジーク優勝は「Chris Bumstead(クリス・バムステッド)」。今大会で5連覇を果たすことになりました。
下馬評ではクリス・バムステッドに勝つことができる選手はいないと言われていましたが、準優勝のラモンとかなり接戦だったと思われます。
昨年のオリンピア2022まではクリバムは圧倒的にサイズがあり、体のメリハリやシルエットが異次元でした。しかし蓋を開けてみると、ラモンが今年一年間でサイズをかなり改善しており、クリバム一強時代の終わりが近づいている音がする、そんな戦いになりました。
とはいえコンディションはラモンよりも勝っており、下半身のストリエーションや広がりは唯一無二だと思います。筆者個人的には、前人未到の記録を来年も作ってほしいです。
【準優勝】Ramon Dino(ラモン)
準優勝は「Ramon Dino(ラモン)」。昨年同様、2位で着地しました。
昨年前はバルクや部位ごとのメリハリ、絞りといった点でクリバムの背中がまだまだ遠かったですが、この1年でかなり接近していたことに驚きました。
特にバックポーズはクリバムを超えたように思えるほどバルクと広背筋の広がりを改善していました。一方で下半身や絞りという点ではあと一歩及ばなかった印象です。
比較審査では優勝者ポジションに位置しており、もしかすると今年で優勝するのではと期待した人は多かったと思いますが、残念ながら来年以降に持ち越しになりました。
【3位】Urs Kalecinski(ウルス・カレシンスキー)
3位は「Urs Kalecinski(ウルス・カレシンスキー)」。昨年同様、3位フィニッシュです。
ウルスもまだ若いこともあり、この1年で下半身を中心とした筋量の改善が見られました。一方でクラシックフィジークの特徴の1つでもある、腕の太さは改善できていませんでした。
下半身や背中の筋肉と比較すると腕の筋肉が見劣りしてしまい、ダブルバイの迫力が薄まってしまいます。とはいえ、まだ若いことを考えると急がずに体を作り上げていってほしいです。
※彼はフリーポーズで今年もダンスを披露し、観客を沸かせるエンターテイナーでした。
【第4位】Breon Ansley(ブレオン・アンスリー)
第4位は「Breon Ansley(ブレオン・アンスリー)」。2017年と2018年のミスターオリンピア2度のチャンピオンで、アーノルド・クラシックの頂点にも立った男です。
上腕二頭筋から肩~大胸筋に至るまでのボリュームから形まで美しく、背中の厚みもため息が出るほど圧倒的です。弱点としてはウエストが比較的太い選手ですが、バキュームも上手でポージングでカバーできている印象があります。
※補足ですがボディビルダーになる前は俳優を目指しており、マクドナルドやサムスンのCMにも出演経験があるようです。
【第5位】Terrence Ruffin(テレンス・ラフィン)
第5位は「Terrence Ruffin(テレンス・ラフィン)」。オリンピア2021で準優勝し、過去に2度アーノルド・クラシックで優勝している選手です。
2018年まではアメリカ空軍に所属しながらオリンピアに出場しており、性格的にもかなりストイックな選手です。
また、テレンス・ラフィンと言えば「世界一のポージング」。クリス・バムステッドさえ世界一と認めるほど美しいポージングをします。
ほとんど非の付け所がありませんが、コンディションに関してはあと一歩という印象でした。過去にはミッドセクションのセパレーションがより目立っていた大会があったため、来年は最高の絞りに期待です。
メンズフィジーク結果
以下、メンズフィジークのトップ5の結果になります。
今年は過去王者「ジェレミー・ブエンディア」の帰還や、オリンピア直前での「エリン・バンクス」の敗北など、見どころが多い大会になりました。
- Ryan Terry(ライアン・テリー)
- Brandon Hendrickson(ブランドン・ヘンドリクソン)
- Erin Banks(エリン・バンクス)
- Emanual Hunter(エマニュエル・ハンター)
- Diogo Montenegro(ディオゴ・モンテネグロ)
【優勝】Ryan Terry(ライアン・テリー)
波乱のメンズフィジーク優勝は「Ryan Terry(ライアン・テリー)」。過去9回オリンピアに出場したベテランが初優勝を飾りました。
今年のニューヨークプロで優勝したときのようなバリバリのコンディションを合わせてきており、バックポーズの改善も見られました。
ライアンテリーのミッドセクションやバランスの良さは言うまでもなく、準優勝のブランドンに差をつけたのはバックポーズでした。以前のライアンテリーは背中の厚みが課題でしたが、ブランドンやエリンと並んでもそん色なく、肩とのメリハリや広背筋の広がりでは断トツでした。
優勝が決まると選手全員が祝福している姿を見ると、人の良さを伺えます。過去には準優勝~8位まで取ったことがあるライアンテリーですが、ようやく努力が報われて初優勝を飾りました。
【準優勝】Brandon Hendrickson(ブランドン・ヘンドリクソン)
準優勝は「Brandon Hendrickson(ブランドン・ヘンドリクソン)」。昨年のオリンピアでは準優勝に転落してしまい、再起をかけた一戦となりました。
昨年反対意見が多かったポージングルーティーンを今年はやめ、シンプルさを追求したフィジークを見せました。過去一のコンディションを持ってきたように感じ、昨年敗れたエリン・バンクスへの復讐心が行動からも見て取れました。
しかし結果的にライバルとなったのはライアンテリー。バックポーズで圧倒的なコンディションとセパレーションを際立たせた完成度には歯が立ちませんでした。
【3位】Erin Banks(エリン・バンクス)
3位は「Erin Banks(エリン・バンクス)」。昨年のチャンピオンが3位に転落する結果になりました。
エリン・バンクスはコンディションが良く、昨年と同様の完成度を持ってきました。しかし、昨年と比較してどこを改善してきたのかがわからないという印象を与えてしまったのではないかと思います。
周囲が1年間で明確な改善をしてきている中で取り残されてしまっていました。また、今大会の会場のライティングにも影響されたように感じました。
今大会は照明が暗く、明るい会場で映えるライティングを持ってきたエリン・バンクスにとっては向かい風のようでした。様々な要因はあると思いますが、来年再起をかけて改善した姿を見せてほしいです。
【第4位】Emanual Hunter(エマニュエル・ハンター)
第4位は「Emanual Hunter(エマニュエル・ハンター)」。世界トップレベルの大胸筋を持っているアメリカ出身の28歳です。オリンピア2回目の出場にして、去年の12位から大きく飛躍しました。
背中は世界トップレベルの選手の一人で、広背筋の広がりから脊柱起立筋の盛り上がり方まで優れています。
IFBBの副会長曰く、「すべての部位においてメンズフィジークに求められる要素を満たしているお手本のような選手」だそう。
エマニュエル・ハンターより上の順位についたトップ3は、「メンズフィジークの基準より優れていた部分を持っていた」と言えそうです。
【第5位】Diogo Montenegro(ディオゴ・モンテネグロ)
第5位は「Diogo Montenegro(ディオゴ・モンテネグロ)」。去年まで2年連続で3位入賞していたブラジル出身の32歳です。
背中の分厚さとワイドな広がりはメンズフィジークを代表するシルエットと言っても過言ではありません。ウエストがかなり細く、肩幅が広いため逆三角の代表的な選手の1人です。
厚みがあり好みが分かれるミッドセクションを持っているため、ミッドセクションを重要視する近年のメンズフィジークでは若干の逆風になっていると感じます。
ミスターオリンピア(Mr Olympia)とは
ボディビルコンテストの最高峰に位置するミスターオリンピアが2023年も開催。ここではミスターオリンピア2023の概要・歴史・開催場所について解説します。
ミスターオリンピア(Mr Olympia)は世界一を決めるボディビルコンテスト
ミスターオリンピア(Mr Olympia)はIFBBが開催するプロボディビルの頂点です。歴代優勝者には「アーノルド・シュワルツェネッガー」も名を連ねています。
出場資格が非常に厳しく、多くのボディビルダーはオリンピアのステージに立つために日々戦っています。
具体的にオリンピア出場には下記条件が必要です。
▼ミスターオリンピアの出場資格
- ミスターオリンピアでの5年以内の優勝経験(優勝が5年以上前の場合IFBBによる承認が必須)
- 前年度ミスターオリンピアでの6位以内の入賞経験
- マスターズ・プロフェッショナル・ワールド・チャンピオンシップスでの優勝経験
- その年のアーノルド・クラシックでの6位以内の入賞経験
- その年のニューヨーク・メンズ・プロフェッショナルでの5位以内の入賞経験
- 上記以外のIFBB主催の大会での3位以内の入賞経験
日本からはただ一人、“ビックヒデ”こと山岸秀匡選手がボディビル212部門に出場します。山岸選手は日本人として始めてオリンピアに出場したレジェンドです。
▼山岸選手の戦績
2007年 | 日本人初のオリンピア出場 |
2015年 | IFBB Olympia(212 lbs級)3位 |
2016年 | IFBB Arnold Classic(212 lbs級)優勝 |
2023年 | IFBB Masters Olympia(212 lbs級)優勝 |
これだけの実績を気付いたのは、山岸選手が長らく愛用しているギャスパリ(Gaspari)製品のサポートのおかげだと本人も語っています。
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ミスターオリンピア(Mr Olympia)の歴史
ミスターオリンピアの創設者は、日本でも有名なウィダーinゼリーを生み出した「ジョー・ウィダー」という人物です。長い間フィットネス業界を牽引するだけでなく、ボディビルという競技の認知度を大幅に高めたことで知られています。
ミスターオリンピア最多優勝者は「リー・ヘイニー」「ロニー・コールマン」の2人で、8回という記録を保持しています。
ミスターオリンピア(Mr Olympia)2023の開催場所
ミスターオリンピア2023の開催場所はアメリカ合衆国フロリダ州オーランドです。
オリンピアはこれまで長い間ラスベガスのOrleans Hotelで開催されてきましたが、2020年から開催場所が流動的になりました。
開催年度 | 開催場所 |
2020年 | フロリダ州オーランド |
2021年 | フロリダ州オーランド |
2022年 | ネバダ州ラスベガス |
2023年 | フロリダ州オーランド |
ミスターオリンピア(Mr Olympia)2022の結果
昨年行われたミスターオリンピア2022の結果を振り返っていきましょう。
オープンボディビル・クラシックフィジーク・メンズフィジークの3カテゴリーの結果をおさらいし、今年の優勝予想も行っていきます!
オープンボディビルの結果
- Hadi Choopan
- Derek Lunsford
- Nick Walker
- Brandon Curry
- Big Ramy
- Samson Dauda
- Hunter Labrada
- Andrew Jacked
- William Bonac
- Rafael Brandao
2022年はエジプト出身のハディ・チョーパンが優勝しました。ハディは正面・背面から見た時のバランス、コンディション共に優れており、まさに欠点がない印象でした。
そんなハディに肉薄していたのが準優勝のデレク・ランスフォードです。オリンピア2022のスコアカードを見ても、2位と3位の差は17ポイントあるのに対し、1位と2位の差はわずか4ポイントでした。
デレクは1位のハディ同様、バルクもコンディションも優れており、ミッドセクションのコントロールも上手な選手です。最近のSNSの様子を見ても、オリンピアに向けてフィジカルはもちろん、メンタルコントロールを着実に進めており、自然と優勝を期待してしまいます。
筆者個人的には、コンディションを過去最高に仕上げることができたら、Mr.Olympia2023はデレク・ランスフォードになると予想しています。
クラシックフィジークの結果
- Chris Bumstead
- Ramon Rocha Querioz
- Urs Kalecinski
- Breon Ansley
- Mike Sommerfeld
- Terrence Ruffin
- Fabian Mayr
- Wesley Vissers
- Alex Cambronero
- Michael Daboul
2022年のクラシックフィジークはクリス・バムステッドが優勝、準優勝がラモンでした。クリスは過去4連覇を果たしており、まさに時代を築いていると言っても過言ではありません。
クラシックフィジーク選手としてのサイズ・コンディション・バランス・パーソナリティーを持ち合わせ、年々完成度が上がっています。
クラシックフィジークの基準が変わらない限り、2023年もこのままいけばクリスが優勝するように思います。
メンズフィジークの結果
- Erin Banks
- Brandon Hendrickson
- Diogo Montenegro
- Charjo Grant
- Edvan Palmeira
- Kyron Holden
- Ryan Terry
- Corey Morris
- Ali Bilal
- Andre Ferguson
メンズフィジークの2022優勝者は初優勝のエリン・バンクスでした。エリン・バンクスが優勝したことでメンズフィジークの基準が大きく変わったと叫ぶ人もいますが、筆者個人的にはそうは思いません。
準優勝のブランドン・ヘンドリクソンはメンズフィジークの求めるサイズ基準の上限に近く、最近はサイズによるインパクトで他と差別化しようとしていたように見受けられました。
一方のエリン・バンクスはサイズはそこまでではないものの、恵まれた身長と骨格を活かしたポージングとメンズフィジークに強く求められるウエストの細さ・発達した肩と背中が印象的でした。
2022年の結果で、部位ごとの筋肉のメリハリがあるという意味でも絶妙なバランスを保つ必要があるとわかり、今後のメンズフィジークは絶対王者は生まれにくくなりそうな予感もします。
ミスターオリンピア(Mr Olympia)2023の日程
ミスターオリンピア(Mr Olympia)2023は11月2日-5日にかけて開催されます。中でも盛り上がるプレジャッジとファイナルは11月3日と4日の開催です。
日程 | ショー名 | 詳細 |
---|---|---|
11/2(木) | Olympia Press Conference Meet The Olympians | 12:00pmから記者会見 8:00pmからオリンピアンと触れ合える機会 |
11/3(金) | Olympia Pre-Judging Olympia Finals Olympia Fitness Expo | 9:00amからフィットネスエキスポ 9:30amからプレジャッジ(女子カテゴリと212とopen) 6:00pmからファイナル(女子カテゴリと212) |
11/4(土) | Olympia Pre-Judging Olympia Finals Olympia Fitness Expo | 9:00amからフィットネスエキスポ 9:30amからプレジャッジ(男子カテゴリとビキニ) 7:00pmからファイナル(男子カテゴリとビキニとopen) |
11/5(日) | Olympia Superstar Seminar | 11:00amからセミナー |
11/3(金)には212・Fitness・Figure・Women’s Physique・Ms. Olympia・Wellnessの6カテゴリーでプレジャッジ・ファイナル共に開催されます。また、オープンボディビルも11/3(金)にプレジャッジのみ実施。
11/4(土)にはClassic Physique・Men’s Physique・Bikini・Wheelchairの4カテゴリーでプレジャッジ・ファイナル共に開催されます。また、オープンボディビルのファイナルも11/4(土)に開催。
ミスターオリンピア(Mr Olympia)2023のチケット入手方法
ミスターオリンピア(Mr Olympia)2023はオリンピア公式サイトから入手可能です。
オリンピアのチケットは「Friday Final」「Saturday Final」「Expo Passes」「Amateur Olympia Women’s 」「Amateur Olympia Men’s」に分かれて販売されています。
また、オンライン上でライブ配信を閲覧することができる「PPV Ticket」も公式サイトにて販売されています。オリンピアの会場に行かなくても世界トップボディビルダーを観戦できるチャンスをお見逃しなく!
ミスターオリンピア(Mr Olympia)2023の出場選手
ミスターオリンピア2023の出場資格を得たOlympia Qualifierをカテゴリごとに紹介していきます。
Mr.Olympia(オープンボディビル)出場選手
▼Mr.Olympia2023(オープンボディビル)出場選手
Brett Wilkin (USA)
Hadi Choopan (Iran)
Derek Lunsford (USA)
Nick Walker (USA)
Brandon Curry (USA)
Mamdouh Elssbiay (Egypt)
Samson Dauda (United Kingdom)
Behrooz Tabani (Iran)
Tony Burton (USA)
Ross Flanigan (USA)
Iain Valliere (Canada)
Michal Krizanek (Slovakia)
Phil Clahar (USA)
Andrea Presti (Italy)
Hassan Mostafa (Egypt)
Justin Shier (USA)
Roman Fritz (Germany)
Hunter Labrada (USA)
Chinedu Andrew Obiekea (UAE)
Kamal Elgargni (Libya)
Nathan De Asha (United Kingdom)
Regan Grimes (Canada)
Classic Physique Olympia(クラシックフィジーク)出場選手
▼Classic Physique Olympia(クラシックフィジーク)出場選手
Woilid Baatout (France)
Chris Bumstead (Canada)
Ramon Rocha Queiroz (Brazil)
Urs Kalecinski (Germany)
Mike Sommerfeld (Germany)
Eric Brown (USA)
Daniil Famponte (USA)
Andrei Kozhokar (Russia)
Michael Daboul (United Kingdom)
German Pastor (Spain)
Eric Wildberger Lisboa (Brazil)
Samuel Paquin (Canada)
Damien Patrick (USA)
Damian Kuffel (Poland)
Vahid Badpei (Iran)
Laszlo Kiraly (Hungary)
Antoine Loth (Spain)
Carlos Dommar (USA)
Fabio Junio Ramos Vale (Brazil)
John Le (Canada)
Marcus Perry (USA)
Diego Alejandro Galindo (Brazil)
Matthew Greggo (USA)
Stephane Matala (France)
Jared Thompson (USA)
Jae Hun Park (South Korea)
Alejandro Cambronero (Costa Rica)
Eduardo Oliveira (Brazil)
Shicheng Jin (China)
Shi Tian Wang (China)
Wesley Vissers (Netherlands)
Christopher Ziller (Germany)
Men’s Physique Olympia(メンズフィジーク)出場選手
▼Men’s Physique Olympia(メンズフィジーク)出場選手
Mehdi Kabbadj (Morocco)
Ming Chieh Tsai (District of Taiwan)
Kahlia Ramzi (Algeria)
Corey Morris (USA)
Erin Banks (USA)
Brandon Hendrickson (USA)
Diogo Montenegro (Brazil)
Mahmood Al-Maghrabi (Bahrain)
Emanuel Hunter (USA)
Mauro Fialho Garcia, Jr (Spain)
Carlos DeOliveira (Brazil)
Benquil Marigny (USA)
Riccardo Croci (Italy)
Derrick Stevenson (USA)
Ryan Terry (United Kingdom)
Emmanuel Costa (Brazil)
Daniel Ammons (USA)
Andre Ferguson (USA)
Vinicius Mateus Veiro Lima (Brazil)
Vitor Chaves (Brazil)
Joseph Lee (USA)
Victor Manuel Ramirez Chavez (Costa Rica)
Bhuwan Chauhan (India)
Sidy Pouye (Spain)
Yoon Sung Lee (South Korea)
Jason Huynh (USA)
Anderson Arruda (Brazil)
Jeremy Potvin (USA)
Drew Cullen (USA)
Ismael Dominquez (Mexico)
Arya Saffaie (USA)
Rodrigue Chesnier (France)
Febo Gambacorta (Italy)
Rafael Oliveira (Brazil)
Jonas Jamena
Jeremiah Maxey (USA)
Joven Sagabain (Philippines)
Edvan Palmeira (Brazil)
Ali Bilal (Belgium)
Ayoub Sulayman (Libya)
212 Olympia(ボディビル212)出場選手
▼212 Olympia(ボディビル212)出場選手
Felipe Fierro (Chile)
Shaun Clarida (USA)
Angel Calderon Frias (Spain)
Kamal Elgargni (Libya)
Ahmad Ashkanani (Kuwait)
Felipe Moraes (Brazil)
Kerrith Bajjo (USA)
Piotr Borecki (Poland)
Andrei Melnikov (Russia)
Roman Iushchenko (Ukraine)
John Jewett (USA)
Chris Jones (USA)
Fabrizio de Souza Moreira (Brazil)
Naser Mohamed (Kuwait)
Keone Pearson (USA)
Hidetada Yamagishi (Japan)
Oleh Kryvyi (Ukraine)
ミスターオリンピア(Mr Olympia)2023の賞金
2023年のミスターオリンピアの賞金についての情報は現時点で出ていません。
情報が公開され次第、アップデートしていきます。
ミスターオリンピア(Mr Olympia)の観戦方法
ミスターオリンピアの観戦方法は大きく2つあります。初めての方でもスムーズに観戦できるように解説していきます。
- PPVチケットを購入してオンラインでライブ配信を楽しむ
- チケットを購入して現地観戦する
PPVチケットを購入してオンラインでライブ配信を楽しむ
ミスターオリンピア2023のPPVチケット(オンラインチケット)はオリンピア公式サイトから購入可能です。
チケットの値段は75ドルで、11/2-11/5に開催されるオリンピアの全ステージを観戦できます。
チケットを購入して現地観戦する
フロリダ州オーランドで開催されるミスターオリンピア2023を現地観戦する方はオリンピア公式サイトからチケットを購入しましょう。
オリンピアのチケットは「Friday Final」「Saturday Final」「Expo Passes」「Amateur Olympia Women’s 」「Amateur Olympia Men’s」に分かれて販売されています。
間違ったチケットを購入しないよう注意しましょう。
年に一度の世界一のボディビルコンテストを楽しもう!
今回はミスターオリンピア(Mr Olympia)2023の日程・チケット情報・出場選手などを徹底解説してきました。オリンピアは世界一のボディビルコンテストです。
現地観戦する方はもちろん、現地に行けない方もPPVを購入して世界一のボディビルダーを観戦することができるのでぜひ楽しんでくださいね!
ミスターオリンピア(Mr Olympia)に関するよくある質問
- ミスターオリンピアのチケットの値段は?
-
ミスターオリンピアのチケットの値段は、オリンピア公式サイトから確認可能です。また、PPVチケット(オンラインチケット)は75ドルで販売されています。
- ミスターオリンピア2023の出場選手は?
-
ミスターオリンピア2023の出場選手をカテゴリ毎に紹介しているのでぜひご覧ください。
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