筋トレと和菓子がなぜ相性抜群なのか?筋トレ前後でおすすめの和菓子を紹介

筋トレ 和菓子

筋トレに効果的な和菓子を知りたい

普段から筋トレをしている方で、和菓子がなぜトレーニーにおすすめなのか気になる方は多いです。「中には筋トレに和菓子を取り入れて太るのでは?」と考える方もいるでしょう。

多くのトレーニーが筋トレに甘いものとして取り入れる和菓子ですが、実際にプロボディビル選手の食事にも取り入れられるほど。

本記事では、本当に筋トレと和菓子は相性がいいのか、筋トレ前後におすすめできる和菓子も紹介していきます。

この記事でわかること▼
・筋トレと和菓子の相性が抜群な理由
・筋トレ前後の和菓子で得られる効果は異なる
・筋トレ前後の和菓子おすすめ5選

目次

筋トレと和菓子の相性が良い4つの理由

トレーニーの皆さん、筋トレ中に甘いものが食べたくなったら和菓子が最適です。

筋トレと和菓子がなぜ相性が良いのか以下の4つの観点から見ていきましょう。

  • とにかく脂質が低い
  • カロリーが低く腹持ちが良い
  • 直ぐにトレーニングのエネルギーになる
  • 食物繊維が豊富に含まれている

以下、具体的に一つずつ解説していきます。

理由➀:和菓子は脂質が低い

筋トレ 和菓子

和菓子はほとんど小豆や餅粉が原料で作られています。そのため、和菓子には脂質がほとんど入っていません。

脂質が少ないので減量やダイエットを目的とした筋トレをしている方にピッタリ。炭水化物を効率よく摂取できるので、脂質やタンパク質の量を変えないで行うハイカーボデイにもおすすめです。

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一般的に、和菓子の原料は小豆や餅粉ですが、洋菓子はバターや乳製品が使われているので高脂質高カロリー。以下は、同量におけるどら焼きとショートケーキの成分とカロリー比較表です。

どら焼きショートケーキ
カロリー172kcal327kcal
炭水化物30.9g43.6g
脂質3.2g13.8g
タンパク質4.0g7.1g

和菓子のどら焼きの方が脂質が低く、カロリーも控えめなのがわかります。甘党の筆者は、和菓子は脂質が低く美味しい点で積極的に食べています!

理由➁:カロリーが低く腹持ちが良い

筋トレ 和菓子

三大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)のそれぞれのカロリーをご存知ですか?

炭水化物とタンパク質は1g当たり4kcal、脂質だけ1gあたり9kcalのカロリーが含まれています。しがたって、脂質がほとんど入っていない和菓子はカロリーが低いのが特徴です。

また、和菓子はお米ベースのものが多いため、小麦ベースの洋菓子と比べて腹持ちも良いです。ダイエットや減量中の方は筋トレ和菓子を間食として取り入れてみましょう。

理由➂:エネルギーになるまでの時間が早い

筋トレ 和菓子

筋トレに和菓子がもってこいな理由に和菓子には多くの糖質を含んでいる点です。糖質は筋トレ時の大事なエネルギーとして使われます。

筋トレの直前におにぎりやパンなどで栄養補給している方はあまり意味がありません。おにぎりやパンに多く含まれる炭水化物は糖に消化されるまで2~3時間程度かかります。

一方、大半が糖質である和菓子なら30分程度でエネルギーに変わるので筋トレ直前に最適。また、糖質が多い和菓子を食べても運動時のエネルギーになるため、脂肪にもなりにくいです。

理由④:食物繊維が豊富に含まれている

筋トレ 和菓子

和菓子の原料の多くが小豆です。

小豆には食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境を改善してくれる効果があります。

タンパク質を多めに摂取するトレーニーは腸内環境が荒れやすいため、和菓子の摂取は内臓にも効果的と言えます。

筋トレ前後の和菓子おすすめ5選

筋トレ 和菓子

トレーニングにさまざまな効果をもたらす和菓子ですが、ここでは筋トレ前後におすすめな和菓子を5つ紹介します。

増量期の間食にも⭕️

中にはコンビニで手軽に買えるものもあるのでぜひ和菓子探しの参考にしてください。

  1. おすすめ和菓子①どら焼き
  2. おすすめ和菓子②羊羹(ようかん)
  3. おすすめ和菓子③最中(もなか)
  4. おすすめ和菓子④大福
  5. おすすめ和菓子⑤饅頭(まんじゅう)

それぞれの和菓子の100g当たりの栄養成分を用意しているので早速みていきましょう。

おすすめ和菓子①どら焼き

筋トレ前の和菓子としてどら焼きがおすすめです。以下はどら焼きの成分表になります。

  • カロリー:273kcal
  • 炭水化物:60g
  • 脂質:1.0g
  • タンパク質:6.0g

どら焼きの構成こそが筋トレ和菓子としておすすめできる理由です。餡と皮の2部分から成るどら焼きですが、それぞれエネルギーに変換されるまでの時間が異なります。

・餡→エネルギー変換スピードが早く、筋トレ前半をサポート
・皮→エネルギー変換スピードが緩やかで、筋トレ後半をサポート

そんな筋トレ前におすすめのどら焼きを選ぶ際にはクリームが含まれてないものを選ぶといいですよ。

おすすめ和菓子②羊羹(ようかん)

ようかんは筋トレ前後におすすめの和菓子です。

ようかんの成分表は以下の通り。

  • カロリー:296kcal
  • 炭水化物:70g
  • 脂質:0.2g
  • タンパク質:3.6g

ようかんは少ない量でしっかりカロリー(エネルギー)を賄えるのが魅力的です。また、ECサイトやコンビニではハンディータイプのようかんも売っているので筋トレ前後に手軽に食べられるのも嬉しいポイントですね。

おすすめ和菓子③最中(もなか)

もなかは筋トレ前のおすすめ和菓子です。成分表は以下の通り。

  • カロリー:284kcal
  • 炭水化物:66g
  • 脂質:0.4g
  • タンパク質:4.8g

もなかの皮の原料はもち米なので炭水化物です。餡の部分は糖質なので、どら焼き同様時間差のエネルギー補給が可能。

おすすめ和菓子④大福

大福は筋トレ前後におすすめの和菓子になります。成分表は以下をご覧ください。

  • カロリー:263kcal
  • 炭水化物:60g
  • 脂質:0.5g
  • タンパク質:4.8g

大福は1つでしっかり糖質を摂取できて、かつ満足感も得られます。筋トレ前後にはもちろん、減量中に甘いものが食べたくなった時にも筋トレおやつとして重宝する和菓子です。

おすすめ和菓子⑤饅頭(まんじゅう)

まんじゅうも筋トレ前後におすすめの和菓子になります。まんじゅうの成分表は以下の通り。

  • カロリー:262kcal
  • 炭水化物:53g
  • 脂質:0.5g
  • タンパク質:4.5g

コンビニにはあんまんも売っているので筋トレ後でも簡単に手に入ります。

まんじゅうには粒餡とこし餡がありますが、粒餡の皮にはカリウムやリンが含まれています。どちらにしようか迷ったら食物繊維が多く含まれる粒餡を選ぶと良いでしょう。

筋トレで和菓子を食べるタイミング

筋トレのおやつにおすすめの和菓子ですが、効果や目的に応じて食べるタイミングが異なります。

  • トレーニング中のエネルギー源筋トレ前の和菓子
  • 筋肉分解の抑制筋トレ後の和菓子

糖質を多く含み筋トレ前にもってこいの和菓子ですが、筋トレ後に和菓子を食べることで疲労した筋肉へ素早くエネルギー補給できます。しかし、筋トレ後に食事をする場合は和菓子ではなくプロテインの方がカロリーオーバーの心配がありません。

まとめると、しっかりとトレーニングを追い込むためには筋トレ前、とりあえずの栄養補給には筋トレ後のタイミングが効果的といえます。

筋トレ前後の和菓子で太る心配がない量とは?

筋トレ 和菓子

もしあなたがダイエット・減量をしていないのであれば、量を過剰に気にする必要はありません。しかし、ダイエット・減量中であれば、1日の炭水化物の摂取量を変えないようにしましょう。

つまり、トレーニング前後に和菓子を食べるのであれば、その量の炭水化物を食事から減らす必要があります。例えば、トレーニング前に羊羹1つ食べたなら、約30g分の炭水化物を食事から減らす工夫が必要です。

筋トレ中の和菓子はストレス解消にも!

今回は、筋トレしている方やダイエット・減量中の方と和菓子が相性が良い理由を解説しました。

和菓子は脂質やカロリーが低いだけでなく、食物繊維が豊富に含まれているのでトレーニーにおすすめです。

「筋トレ中に甘いものが食べたい…」とストレスを抱えるよりは、和菓子を食べてトレーニングのエネルギーに変えましょう!

またダイエットしたいと考えている方は、【ボディビルダーに学べ!】ダイエットするならPFCバランス!計算方法~食事メニューを紹介!を参考にしてみてくださいね。

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筋トレと和菓子に関するよくある質問

和菓子が脂質少ないのはなぜ?

和菓子は小豆や餅粉、砂糖を原料としているため、脂質を含む減量をほとんど使用していません。一方で洋菓子は生クリームやバターといった脂質を豊富に含むものが多いのが特徴です。

カロリーを抑えて美味しく食べられる筋トレおすすめ和菓子はこちらで紹介しています。

筋トレ和菓子のあんこは太りますか?

あんこを含む和菓子は筋トレに最適と説明してきましたが、食べ過ぎは太ることにつながるので注意しましょう。あんこは脂質は少ないですが、糖質が含まれているため食べる量を調節しましょう。

筋トレ後の和菓子は太りますか?

適切な量であれば、筋トレの後に和菓子を食べても太る心配は少ないです。むしろ、和菓子を食べることによって筋トレで疲労した筋肉へスピーディーに栄養素を届けられます。

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この記事の編集部

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