ジャパンプロ(Japan Pro)2025には、日本人からはポパイ関根選手やカネキン(金子駿)選手、ファルーク石本選手など有名選手が出場しました!
この記事では、ジャパンプロ(Japan Pro)2025の順位結果速報や出場選手、チケット情報などをアップデートしていきます!

ジャパンプロ(Japan Pro)2025の各カテゴリー順位結果
ここから、ジャパンプロ2025の各カテゴリーの順位結果と講評を随時更新していきます!
メンズフィジーク

優勝:ヘ・ジュシャン(He Juxian)
準優勝:ファルーク石本
3位:リ・ユンスン(이윤성)
4位:カネキン(金子駿)
5位:リ・ジン(Li Xin)
ジャパンプロ2025 メンズフィジーク部門の結果を速報解説していきます。アジアのトップレベルの選手が複数集まった今大会は非常にハイレベルとなりました。
ファーストコールでは、ファルーク石本選手、ジュシャン選手、ユンスン選手、カネキン(金子駿)選手がトップ4争いをしていました。

ファルーク選手は起立筋の凹凸感やミッドセクションがハワイプロよりもかなり良く見え、ウエストのタイトさとコンディションの良さが際立っていました。
ジュシャン選手はセンターから外されなかったものの、オリンピアと比較するとコンディションを外した印象がありました。

先日のハワイプロでは、カネキン選手はファルーク石本選手よりも順位が上でしたが、今大会ではファルーク選手のコンディションが良すぎたこともあり、順位が入れ替わる結果となりました。
オリンピア2025でトップ6に入賞したジュシャン選手は明らかにコンディションを外していたものの、圧倒的なウエストの細さと肩幅の広さからくるプロポーションの良さ、バランスの良い筋肉量で他を圧倒していたという感想です。
クラシックフィジーク

優勝:Andrei Kozhokar
準優勝:Moosa Albalooshi
3位:竹本直人
4位:Paul Vu
5位:Ali Shamsghamar
ジャパンプロ2025 クラシックフィジーク部門の結果を速報解説していきます。今大会一番の見どころは、竹本直人選手のトップ3入賞で間違いありません!

ジャパンプロ2025で竹本直人選手は大きくインプルーブしたフィジークを見せてくれました。これまではクラシックフィジークとしては物足りないと感じた筋肉量もついたことでトップ選手に見劣りしない迫力を感じました。
下半身のサイズは課題が残りましたが、今回はコンディションの良さでギリギリカバーできていたと思います。下半身のカットが鮮明に見えていたことで審査員から高評価を受けたはずです。

フロントポーズと比べるとバックポーズは若干見劣りしてしまいましたが、十分インプルーブが見えました。上位選手と比べると細部の作り込みが足りないように見えましたが、年々改善していることを鑑みると将来に期待しかありません。
ボディビル

優勝:Shaun Clarida
準優勝:Florian Antoine Gilles Poirson
3位:Joan Pradells Martinez
4位:Jan Turek
5位:Marc Hector
ジャパンプロ2025 ボディビル部門の結果を速報解説していきます。“ジャイアントキラー”の異名を持つショーン・クラリダ選手が見事オープンボディビルで優勝を飾りました!

ジャパンプロ2025のボディビルカテゴリーは過去最高にハイレベルな戦いとなりました。
ルーマニアプロでアンドリュー・ジャックドに敗れて惜しくも2位だったジョアン・マルティネス選手は3位という結果で着地しました。

サイズでは圧倒的だったものの、コンディションの良さと細部の作り込みという観点ではショーン・クラリダ選手と2位だったFlorian Antoine Gilles Poirson選手が一つ抜けていました。
上位選手のバックダブルバイセップスはこれまで日本で見たことがないほどのバルクで圧巻の一言でした。
オリンピアの出場条件が変わったことで、これから日本の大会にも世界のトップ選手が多く参加することが考えられるため非常に楽しみです。
ジャパンプロ(Japan Pro)2025出場選手
ジャパンプロ(Japan Pro)2025に出場を表明している選手を解説していきます!
カネキン(金子駿)選手

日本人メンズフィジーク選手の代表格とも言えるカネキン選手がジャパンプロ2025にエントリーしました!
先日行われたハワイプロでは3位に入賞し、勢いに乗っている金子選手。ジャパンプロの2週間後にある台湾プロにも出場表明しているなど、2025年シーズンは8戦に出場することになります。
オリンピア出場資格が変わったことで、これからは連戦ができる選手は非常に有利になります。その意味でも、金子選手は日本人でいちばんオリンピアに近い存在ではないかと思います。
シーズン8連戦からも金子選手の本気度が伝わってきて、非常に応援したくなる選手の一人です。
ファルーク石本選手

日本人からはファルーク石本さんもジャパンプロ2025にエントリーを表明しました。
金子選手もファルーク選手もオリンピア後でも集中力を切らさず、翌年のオリンピアを狙いに行く姿勢はとても格好良いと感じます。
ファルーク選手はオリンピアに2年連続出場しており、大会にコンスタントに上位入賞することができるバランス型の選手なので、オリンピアに最も近い日本人選手の一人と予測します。
He Juxian選手

オリンピア2025で6位に入賞した中国出身のHe juxian選手もジャパンプロ2025にエントリーを表明しました。
He Juxian選手はアジア人メンズフィジーク選手で最高成績を今年のオリンピアで収めており、大会の優勝候補と言えそうです。
He Juxian選手のタイトなウエストと広い肩幅、洗練されたミッドセクションは世界中のメンズフィジーク関連のコミュニティで大きな波紋を呼んでおり、現在波に乗っている選手です。
Joan Pradells選手

ボディビルからはJoan Pradells選手がジャパンプロ2025に出場を表明しました!
先日行われたルーマニアプロでは、アンドリュー・ジャックドに敗れて惜しくも2位という結果でしたが、若手の超新星が現れたとボディビル界隈では非常に注目の的になっている選手です。
そんな波に乗っている若手ボディビル選手は今大会の優勝候補の一人で間違いありません。
Joan Pradells選手

ボディビル212の王者「ショーン・クラリダ」がジャパンプロ2025に出場を表明しました。
ミスターオリンピアでは世界一に二度も輝いており、”ジャイアントキラー”のあだ名がつけられているほど凄まじいバルクの持ち主です。
今年のジャパンプロはオープンボディビルカテゴリーが非常にハイレベルな戦いになることが予想され、誰が優勝するか全くわかりません。
ポパイ関根(関根丈二)選手

ポパイ関根(関根丈二)選手はジャパンプロ2025に出場表明しています。昨年もジャパンプロに出場しており、1年ぶりの大会出場ということになります。
昨年は課題だった下半身のサイズが指摘されており、今年はどれくらい改善できているのかが焦点になりそうです。
また、大会当日にコンディションをどこまで合わせられるかも気になっているファンは多いのではないでしょうか。あまりコンディショニングが得意なイメージがないため、絞りの観点でも過去最高のポパイ関根さんを見てみたいですね。
ジャパンプロ(Japan Pro)2024の結果
ここから、ジャパンプロ2024の各カテゴリーの順位結果と講評を解説していきます。
メンズフィジーク
メンズフィジークの順位結果と上位選手の公表を解説してきます。

優勝:コーリー・モリス
準優勝:ジョシュア・エン
3位:リウ・チンジェン
4位:岩上賢人
5位:石川匠
優勝:コーリー・モリス

ジャパンプロ2024のメンズフィジーク優勝はコーリー・モリス選手(アメリカ)となり、前評判通り順当な結果となりました。
コーリー・モリスは過去6回オリンピアに出場しており、先日のオリンピア2024では世界6位という結果で着地しました。
細いウエストと広い肩幅が際立つ、エリン・バンクスと似た体型をしているのが特徴です。エリン・バンクスよりも大胸筋上部と腕が大きく、密度が高いフィジークをしています。
無理やり難癖を一つ付けるとするなら、腕のインパクトが強く、肩と腕のセパレーションがぼやけていることが挙げられます。来年のオリンピア2025でトップ5入りをするための課題になりそうです。
準優勝:ジョシュア・エン

メンズフィジーク準優勝はジョシュア・エン選手(マレーシア)でした。この選手も毎回日本のプロ戦に出場しており、顔馴染みのメンツの1人です。
東京プロ2024では5位に入賞しており、アジアトップフィジーカーの1人です。
最大の強みはバランスの良い体と弱点の少なさです。フロント・バックともに完成度が高く、ミッドセクションもとても綺麗な選手です。
ジョシュア選手も体の大きさに対して腕が若干太く見えるため、肩とのメリハリやポージング次第でオリンピアトップを狙える選手だと感じます。
3位:リウ・チンジェン

ジャパンプロのメンズフィジーク3位はリウ・チンジェン選手(台湾)でした。個人的にノーマークな選手でしたが、岩上賢人選手とかなり良い勝負をしていました。
フロントポーズの完成度はトップレベルでしたが、バックポーズに改善の余地が見られました。
背中の広がり・厚みともに優勝したコーリー・モリスと比べるとかなりの差がありました。力の入れ具合でバックポーズのシルエットが変わってしまっていたのも気になりました。
岩上賢人選手と比べると、バックポーズのリアデルトの主張も弱かったため、改善できればアジアトップに上り詰める可能性がある選手だと感じました。
4位:岩上賢人

メンズフィジーク4位に入賞したのは岩上賢人選手(日本)でした。今年プロになったばかりの岩上選手はプロ2戦目でトップ4入りを果たしました。
数週間前にハワイプロに出場していたこともあり、そこから仕上がりを1段階あげてきた岩上選手。筋肉の張りは残しつつ、カットが深まり順位を上げることに繋がりました。
フロントポーズ時の広背筋の広がりやバックポーズの左右差が少し気になりましたが、プロになってこれからということもあり、大健闘だったと思います。
5位:石川匠

メンズフィジーク5位は石川匠選手(日本)でした。プロ戦の前々日に行われたオリンピアアマチュアで優勝し、プロ戦初出場となったジャパンプロ2024。
身長160cm・体重66kgと出場選手で最軽量ながら、それを感じさせないアウトラインの主張が最大に強みだと感じました。
メンズフィジークに必要なミッドセクション・ウエストから肩のライン・広背筋の広がりなど全て兼ね備えており、今後の日本を背負う逸材になること間違いなしです。
ボディビル212
ボディビル212の順位結果と上位選手の公表を解説してきます。

優勝:ケリス・バジョ
準優勝:チャン・スン・ヨプ
3位:アフィチャイ・ワンディ
4位:廣川翔一
5位:デイビッド・ヘンリー
優勝:ケリス・バジョ

ボディビル212の優勝者はケリス・バジョ選手でした。ミスターオリンピア2024のボディビル212部門で世界4位になっている超実力派の選手が圧倒的な優勝を果たしました。
上半身、下半身共に2位以下の選手と一線を画すほど差がありました。特に広背筋の広がりが強すぎるあまり、ステージに出てきた時のシルエットで圧倒していました。
筋肉量はもちろん、絞りも申し分なく、足のカットも遠くからでも確認できるほどでした。
また、オリンピアトップ選手ということもあり、ボディビルに求められる全てを持っていると感じました。この筋肉量にも関わらず、ウエストは一番細くミッドセクションもはっきりと溝が深い、恵まれた才能を持っている選手の1人です。
準優勝:チャン・スン・ヨプ

ボディビル212の準優勝は韓国出身のチャン・スン・ヨプ選手でした。2022年のジャパンプロで優勝しオリンピア出場経験もあるアジアトップのボディビルダーです。
筋肉量という点では、上半身も下半身も優勝したケリス・バジョ選手よりもバルキーだったように思いました。しかし、ポーズを取るとケリス・バジョ選手の方が筋肉の張り出し方と見せ方が上手く、及ばない結果となりました。
オリンピアトップ選手にサイズ負けしないのはとても強みになるため、今後の彼の動向にも期待です。
3位:アフィチャイ・ワンディ

ボディビル212の第3位はアフィチャイ・ワンディ選手でした。
4位:廣川翔一

ボディビル212の第4位は廣川翔一選手でした。
5位:デイビッド・ヘンリー

ボディビル212の第5位はデイビッド・ヘンリー選手でした。
ジャパンプロ(Japan Pro)2025の開催日程・賞金・開催場所などを解説!

ジャパンプロ(Japan Pro)は毎年11月に開催される日本最大級のFWJ主催のボディビルコンテストです。
以下では、ジャパンプロ2025の特徴や賞金・開催場所について詳しく解説していきます。
ジャパンプロ(Japan Pro)2025の日程
ジャパンプロ2025は2025年11月24日(月)に開催予定です。
毎年ジャパンプロは11月下旬に開催されており、直近でオリンピアに出場した選手や翌年のオリンピア出場を狙う選手が出場する時期に合わせて開催していると言えます。
ジャパンプロ(Japan Pro)2025のプロ戦は5カテゴリー
ジャパンプロ(Japan Pro)2025はメンズフィジーク・ボディビル・クラシックフィジーク・ビキニ・ウェルネスの5カテゴリーで行われます。

オリンピアの出場資格が2025年に変更され、プロ戦で1度勝っただけではオリンピアに出場することができなくなりました。
オリンピアの出場資格を得るためにはプロ戦で2勝するか、プロ戦にたくさん出場してポイントを積み重ねるかの2択になったことで、例年よりも多くのプロ選手がジャパンプロ2025にも流れてくることが予想されます。
例年のジャパンプロは3カテゴリーですが、今年は5カテゴリー開催されることも加味すると、コンテスト時間はかなり長丁場になりそうです。
ジャパンプロ(Japan Pro)2025の賞金
現時点ではジャパンプロ(Japan Pro)2025の賞金は公式サイトで明言されていません。
昨年のジャパンプロ2024ではカテゴリー3種類の賞金総額は日本円で1,000万を超えており、日本のボディビルコンテストの中でトップクラスでした。
東京プロ2023の賞金総額は$30,000だったので、毎年賞金金額は上がっていることがわかります。
推測ですが、ジャパンプロ2025の賞金金額は昨年のジャパンプロ2024よりも上がることが想定されます。
ジャパンプロ(Japan Pro)2025の開催場所
ジャパンプロ(Japan Pro)2025の開催場所は千葉JPFドームです。
| 住所 | 千葉県千葉市中央区弁天4-1-1 |
| 最寄駅 | 千葉公園駅から徒歩2分 |
例年はベルサール渋谷ガーデンで開催されるジャパンプロですが、今年は千葉JPFドームで開催されます。
ジャパンプロ(Japan Pro)2025のチケット
ジャパンプロ2025のチケットは公式サイトから購入することができます。
現在、ジャパンプロ2025のチケットは座席によっては完売している席もありますが、一部現在も販売中です。
| チケット | 値段 | 販売状況 |
|---|---|---|
| VIP席 | 80,000円 | 完売 |
| S1席(指定席) | 30,000円 | 完売 |
| S2席(指定席) | 26,000円 | 販売中 |
| A1席(指定席) | 17,000円 | 完売 |
| A2席(指定席) | 15,000円 | 完売 |
| B1席(指定席) | 10,000円 | 完売 |
| B2席(指定席) | 9,000円 | 完売 |
| スタンド席 | 6,000円 | 販売中 |
| 前売り配信 チケット | 4,000円 | 販売中 |
| 当日配信 チケット | 4,500円 | 当日販売 |
現地に応援しに行くことができない方でも、配信チケットがあるためオンライン観戦することができます。
当日販売よりも前売りチケットの方が500円ほど安いため、購入希望の方はあらかじめ前売りチケットを購入しておくことをおすすめします!
会場やPPVからジャパンプロ出場選手を応援しよう!
引き続き、この記事ではジャパンプロ2025の結果や順位速報を随時アップデートしていきます。

