- リープリーストの腕トレーニングや食事メニューを知りたい
- 163cmの低身長でどうやって世界レベルで戦えたのか気になる
- 現在の姿や引退後の活動が気になる
「リープリーストってどんなトレーニングをしていたんだろう」「あの極太の腕はどうやって作ったの?」そんな疑問を持ってこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
リープリーストは13歳〜19歳までの黄金期を一切の薬なしで過ごし、ミスターオーストラリア4連覇を達成。「食事が正しければ、ナチュラルでも回復できる」という言葉通り、圧倒的な腕の太さはハイボリュームトレーニングと緻密な食事管理によって作り上げられたものです。
本記事では、リープリーストの基本プロフィールから二頭筋・三頭筋をスーパーセットで破壊するハイボリュームトレーニングの具体的な組み方、オンシーズンの食事メニュー、半生と現在の姿、そしてナチュラルトレーニーに刺さる筋肥大理論まで徹底解説します。
リープリーストの基本プロフィール(身長・体重・年齢)

リープリーストはオーストラリア出身のIFBBプロボディビルダーで、163cmという低身長ながら歴代最高クラスの腕の太さを誇るレジェンドです。
12歳からトレーニングを開始し、13歳で初大会優勝、19歳でMr. Australiaを獲得。20歳でIFBBプロカードを手にした、まさに天才肌の選手です。
リープリーストの基本プロフィールは以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 本名 | Lee Priest(リー・プリースト) |
| 生年月日 | 1972年7月6日 |
| 出身地 | オーストラリア・ニューカッスル |
| 身長 | 約163cm |
| 体重 | 約93kg〜107kg |
| 職業 | 元プロボディビルダー・コーチ・インフルエンサー |
| SNS | Instagram: @leepriestofficial72 |
現在はInstagramでトレーニング動画やゲストポーザーとしての活動を発信しています。引退後に全身・顔面にタトゥーを入れたことでも話題になりました。
リープリーストの腕トレーニングメニューを紹介!

リープリーストの腕はボディビル歴代最高と呼び声も高く、世界中の多くのトレーニーが憧れを持っています。ここからは、リープリーストの腕トレーニングの特徴4選を紹介していきます。
ハイボリュームで部位単体を攻める
リープリーストの腕トレーニングは高重量→低重量の順番で行います。はじめにバーベルカールやプリチャーカールで6レップできるくらいの高重量で二頭筋を刺激します。
その後はケーブルカールで12~15レップできる重量で追い込みます。最低でも20セット以上、腕単体のみ攻めることができる種目をこなしており、筋肥大にはハイボリュームが重要だと話しています。
ハイボリュームのトレーニングをする場合は、複数部位が動いてしまうコンパウンド種目ではなく、単一部位を刺激できるトレーニングを行うことがおすすめです。(他部位の疲労で対象筋を追い込みきれない可能性があるため)
二頭筋・三頭筋をスーパーセットで鍛える
スーパーセットとは別部位を交互に鍛えて、レストを無くしてトレーニングし続けるトレーニング方法です。
リープリーストは二頭筋と三頭筋をハイボリュームでスーパーセットを組んでおり、交互に鍛えることで腕全体の筋肥大を狙っていました。
スーパーセットはお互いの筋肉が連動しない筋肉同士を鍛えることが重要です。リープリーストは三頭筋の後は胸・肩はやらず、二頭筋の後に背中流行らないと話します。
リープリーストは腕を“破壊する”という言葉をよく使っており、動かなくなるまで追い込んでいたようです。
腕トレーニングメニューの組み方

リープリーストは二頭筋と三頭筋のトレーニングをそれぞれ20セット以上行います。それぞれ4種目5セットずつトレーニングして合計40セット以上行います。
スーパーセットでセット間のレストなしで2時間程度のトレーニングをしていたようです。
トレーニングしていてパンプ感がなくなったときにトレーニングを終了すると言っています。
体を丸々休ませるオフを設ける
リープリーストは、上半身・下半身に分けて完全に筋肉を休ませる休養日を設けるべきだと話しています。
胸や背中のトレーニングをしていても腕を使っているため、体は常に疲れていることが多いです。
筋トレをすると筋肉が分解し、休んでいるときに筋肥大が起こります。体全体を休ませる日を設けることが重要です
リープリーストの半生と現在の姿
若い頃からトレーニングを始めて、人々がうらやむ肉体を手に入れたリープリースト。ここからは彼の半生を振り返っていきます。
(1)少年時代
リープリーストは12歳からウエイトトレーニングを始め、13歳で大人を破って大会優勝を果たしています。
母親がボディビルダーだったこともあり、幼い頃からトレーニングが身近な環境で育ちました。そのため同世代とは比べものにならないスピードで筋肉が発達していきます。
トレーニング開始からわずか1年後の13歳で初大会に出場し、大人たちを抑えて優勝を飾りました。この時期に培った基礎が、後に「史上最強の21インチ(約53cm)の腕」と呼ばれるフィジークの土台になっています。
(2)高校時代

高校時代のリープリーストは、16歳から19歳にかけてミスターオーストラリアで4連覇を達成しています。
友人たちが遊んでいる間も、ひたすらトレーニングに向き合い続けました。その積み重ねが同年代とは別次元の筋量につながっています。
ミスターオーストラリア4連覇という実績からプロになる資格を手にしましたが、年齢制限によりこのタイミングでのIFBBプロカード取得は叶いませんでした。後に「史上最強の腕」と称されるフィジークの基礎は、この高校時代のハードなトレーニングによって作られています。
(3)プロカード獲得
リープリーストは20歳という異例の若さでIFBBプロカードを獲得しています。
国内の年齢制限をクリアするため、年齢制限のないカナダの大会に活路を見出しました。出場後すぐに優勝を果たし、念願のプロカードを手にしています。
IFBBプロカードを20歳で取得したのはボディビル界でも非常に珍しく、若き天才として世界中から注目を集めました。プロカード取得後は国際舞台に本格参戦し、その後の活躍につながっていきます。
(4)プロボディビルダーとして活躍

プロ転向後はアイアンマンプロやサンフランシスコプロで優勝し、ミスターオリンピアでも最高6位入賞を果たしています。
身長163cmながら「ザ・ブロンド・ミト(The Blond Myth)」の異名を持つほどの圧倒的なバルクで、高身長選手たちと互角以上に渡り合いました。
ロニーコールマンやドリアンイェーツらが覇を競ったボディビル黄金期のオリンピア成績は以下の通りです。
| 年 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 1997 | Mr. Olympia | 6位 |
| 1998 | Mr. Olympia | 7位 |
| 1999 | Mr. Olympia | 9位 |
| 2000 | Mr. Olympia | 6位 |
| 2002 | Mr. Olympia | 6位 |
当時のオープンクラスは体格差が圧倒的に不利になる時代でしたが、リープリーストはその壁を腕の太さと圧倒的なバルクで乗り越えています。


(5)プロ引退
2006年にIFBB非公認団体のコンテストに出場したことで、IFBBプロリーグへの出場資格を失い引退しています。
IFBBのルールでは他団体の大会に出場した場合、プロ資格を剥奪されるケースがあります。リープリーストはこのルールに抵触し、現役生活に幕を下ろしました。
引退後は全身・顔面にタトゥーを入れたことで大きな話題になりました。現役時代にできなかったことを存分に楽しんでいるように見え、国内外のメディアで多く取り上げられています。
引退後もアイアンマン誌のコラム執筆や自身のプラットフォームを通じて、独自のトレーニング哲学を発信し続けています。
現在の姿

リープリーストはボディビル選手引退後、ボディビル雑誌でライターとして自身の経験や過去を発信したり、自身の本を出版してフィットネス業界を盛り上げています。
その中でリープリーストはステロイドの使用を認めており、自身の経験談を赤裸々に告白しています。
他にも『リープリースト・クラシック』と呼ばれるボディビルコンテストを主催したり、世界中のファンと交流して業界に携わっています。
リープリーストのコンテスト成績を紹介!
リープリーストのコンテスト成績は以下の通りです。
▼コンテスト成績一覧
- 2002 Mr. Olympia – 6th
- 2002 San Francisco Pro Invitational – 1st
- 2002 SAN FRANCISCO GRAND PRIX – 1st
- 2002 IFBB Arnold Classic – 4th
- 2002 IRONMAN PRO INVITATIONAL – 2nd
- 2001 Ironman 7th, after bad virus
- 2000 Mr. Olympia 6th Place
- 2000 Night of Champions 5th Place Night of Fixes
- 1999 Ironman 6th Place
- 1999 Mr. Olympia – IFBB, 9th
- 1999 Ironman Pro Invitational – IFBB, 6th
- 1998 Olympia – IFBB, 7th
- 1997 San Jose Pro Invitational – IFBB, 4th
- 1997 Olympia – IFBB, 6th
- 1997 Ironman Pro Invitational – IFBB, 2nd
- 1997 Grand Prix Spain – IFBB, 3rd
- 1997 Grand Prix Russia – IFBB, 9th
- 1997 Grand Prix Hungary – IFBB, 3rd
- 1997 Grand Prix Germany – IFBB, 3rd
- 1997 Grand Prix Finland – IFBB, 9th
- 1997 Grand Prix England – IFBB, 6th
- 1997 Grand Prix Czech Republic – IFBB, 5th
- 1997 Arnold Classic – IFBB, 7th
- 1996 San Jose Pro Invitational – IFBB, 6th
- 1996 Ironman Pro Invitational – IFBB, 4th
- 1995 South Beach Pro Invitational – IFBB, 4th
- 1995 Ironman Pro Invitational – IFBB, 3rd
- 1995 Florida Pro Invitational – IFBB, 4th
- 1995 Arnold Classic – IFBB, 9th
- 1994 San Jose Pro Invitational – IFBB, 7th
- 1994 Night of Champions – IFBB, 12th
- 1994 Ironman Pro Invitational – IFBB, 4th
- 1994 Arnold Classic – IFBB, 7th
- 1993 Niagara Falls Pro Invitational – IFBB, 9th
- 1990 World Amateur Championships – IFBB, LightWeight,4th
- 1990 World Amateur Championships – IFBB, 4th
- 1990 Mr Australia – IFBB, Overall Winner
- 1989 Mr Australia – IFBB, Overall Winner
リープリーストが初めてミスターオリンピアに出場した年は1997年です。
ロニーコールマン/ショーンレイ/フレックスウィラー/ドリアンイェーツ/ミロスシャシブなど多くの怪物が出場していた中、ボディビル黄金時代でオリンピア最高6位入賞を果たしました。
リープリーストの食事メニューを紹介!

リープリーストはオンシーズンでは1日6食、栄養バランスを考えて食事を摂ってました。一方でオフシーズンは好きなものを食べていたことで体脂肪率がかなり高かったようです。
オンシーズンは下記の5つの栄養を必ず摂っており、毎食それぞれの項目から選んで食べていました。
- タンパク質
- 炭水化物
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
➀タンパク質
タンパク質源として、下記の食材のうちから好きなものを選んで食べていました。
- 牛ステーキ
- 胸肉
- ツナ
- 卵
- プロテイン
ボディビルダーの一般的なタンパク質摂取目安は体重1kgあたり2〜2.5gとされており、リープリースト(約107kg)の場合は1日200g以上になります。
一般の方が食事だけで1日の必要摂取量を確保するのは大変なので、適宜プロテインで補うのが良いです。

➁炭水化物
炭水化物源として、下記の食材のうちから好きなものを選んで食べていました。
- ライスケーキ
- パスタ
- オーツ
- 全粒粉パン
- 玄米
いずれも血糖値の急上昇を抑えやすい低GI〜中GI食品です。トレーニングのエネルギー源を確保しつつ、脂肪蓄積を最小限に抑える狙いがあります。
➂脂質
脂質源として、下記の食材のうちから好きなものを選んで食べていました。
- アーモンド
- チーズ
- 牛乳
- 亜麻仁油
亜麻仁油はオメガ3脂肪酸を豊富に含み、筋肉の炎症抑制やホルモンバランスの調整に役立ちます。
脂質はカットしすぎるとテストステロン分泌に影響するため、リープリーストはオンシーズン中も一定量を維持していました。
④野菜
野菜は、下記の食材のうちから好きなものを選んで食べていました。
- ブロッコリー
- グリーンピース
- アスパラ
- サラダ
ブロッコリーはビタミンCや食物繊維が豊富で、アスパラはアスパラギン酸による疲労回復効果も期待できます。
野菜をベースにしたマイクロ栄養素の補給が、リープリーストの高強度トレーニングの継続を支えていました。
リープリーストの心に響く名言集
リープリーストは数々の名言を残していますが、ここではそのうちのいくつかを紹介します。
筋肉を大きくする秘訣はとにかく『破壊』することだ
引用元:公式Instagram
腕を”動かなくなるまで追い込む”というリープリーストの哲学を端的に表した言葉です。20セット以上のハイボリュームトレーニングも、この「破壊」の考え方に基づいています。
ネットの情報などには惑わされず、ボディビル界で最もデカい腕を持つ俺のトレーニングを真似ろ
引用元:公式Instagram
21インチ(約53cm)という史上最高クラスの腕を持つ実績があってこその言葉です。情報が溢れる現代にも刺さる、自信に満ちた一言といえます。
人生は一度しかない。だったら好きなものを好きなように食べるべきだ。それなのにオフシーズンまで減量食で過ごすなんてボクには考えられない。
引用元:公式Instagram
減量期は体脂肪率を気にせず好きなものを食べていたリープリーストらしい言葉です。オンとオフのメリハリを大切にする姿勢が伝わります。
リープリーストが語る「ナチュラルの筋肥大」理論をモチベーションにトレーニングに励もう!
リープリーストは「ナチュラルだからボリュームを落とすべき」という考えを真っ向から否定しており、薬を使っていようがいまいが、トレーニングは同じであるべきだと主張しています。
実際にリープリースト自身も13歳〜19歳まで薬を一切使わず、同じ強度でトレーニングを続けながら大会で勝ち続けました。「食事が正しければ、ナチュラルでも回復できる」という言葉通り、回復力の差は薬ではなく食事とライフスタイルで補えると断言しています。
ナチュラルを言い訳に弱気になる人を「コンプレイナー(不平屋)」と批判するほど、その姿勢は徹底しています。
リープリーストの筋肥大理論を実践する上でのポイントは以下の通りです。
- ハイボリューム(20セット以上)はナチュラルでも実施して問題ない
- 二頭筋・三頭筋のスーパーセットで腕全体に刺激を与える
- パンプ感がなくなるまでトレーニングし、限界まで「破壊」する
- 回復力の差は食事とライフスタイルで補う
「腕が成長しないのはステロイドがないからではなく、そもそもの素質の問題」というリープリーストの言葉は、ナチュラルトレーニーにとって厳しくも力強いメッセージです。ナチュラルを言い訳にせず、破壊と回復の原則を愚直に続けることが筋肥大への近道です。


あのアーノルド・シュワルツェネッガーもハイボリュームで筋トレをしていたことで有名です。