カネキンのサンディエゴプロ(San Diego Pro)2023の結果を解説!講評とトップ選手も紹介!

2023年8月12日、サンディエゴにて Pacific USA championships が開催されました。日本からはカネキンこと金子駿選手が出場。この記事ではカネキン選手の大会順位と結果への講評をしていきます。大会上位選手も紹介していきますので、是非楽しんでご覧ください。

目次

カネキンのPacific USA championshipsの順位は?

カネキン選手のPacific USA championshipsの結果は11位。前週のフェニックスプロのリベンジを果たしに出場しましたが、思うような結果が出ませんでした。

今大会、前週の大会でカネキン選手自身の強み・弱みが客観的に把握でき、課題が明確になったことと思います。

既に8月27日に開催される東京プロで、昨年王者として2連覇を果たすべく気持ちを切り替えているようです。東京プロでのリベンジに期待しましょう!

カネキンのフィジークの講評

Pacific USA championshipsでのカネキン選手のフィジークは、現段階においてはほぼ完璧に近かったと思います。

前週のフェニックスプロからコンディションをさらに微調整しており、コンディションにおいてはトップ5に入れるレベルでした。

それでもファーストコールに呼ばれなかった原因は、「サイズ(バルク)不足」が大きなウエイトを占めます。

やはり海外選手は筋量・厚み共に優れており、迫力があります。

ボディビルコンテストは競技の特性上、相対評価がすべて。バルクがある選手が多い大会では筋量が足りない選手は足切りを食らい、バルキーな選手がほぼいない大会ではバルク派の選手はデカすぎると足切りを食らいます。

以上のことは実際にコンテストに出てみないとわからないので、これからも臆せず様々な大会に出場し続けてほしいです。

また、部位ごとのバランスが非常に優れているカネキン選手だからこそ、バランスを保ったままバルクをつけることができればトップ選手の仲間入りすることもそう難しくないと感じました。

Pacific USA championshipsの結果

Pacific USA championshipsのトップ3は以下の選手です。

インスタのリンクも張っているので是非フォローしてトレーニングのモチベーションにしてみてください!

【優勝】Jonas J. PHCN

Pacific USA championships優勝者は、過去2度オリンピアに出場している「Jonas J. PHCN」

プレジャッジが始まった午前11時から午後6時に行われたファイナルまでの7時間の間に、水分を一滴も入れずにコンディションを上げ続けて見事優勝。

ボディビルのコンテストではプレジャッジとファイナルの間に一定時間あることが多いです。コンテストの最中にコンディションを改善できる選手は、どの大会でも高く評価されます。

【準優勝】Alex Toplyn

準優勝は「Alex Toplyn」。前週のタンパプロでも3位入賞している、今勢いのある若手です。

1週間という短い期間でコンディションを改善し、見事順位を上げました。

ウエストが細いきれいな逆三角形が特徴的で、背中だけで見ると優勝してもおかしくないフィジークを見せてくれました。

コンテストに出場し続けていれば、近いうちに優勝できる実力のある選手の1人です。

【3位】Rhyan Clark

3位は「Rhyan Clark」。前週のフェニックスプロでは2位に入賞しており、Rhyanもオリンピアに近い選手の1人です。

きれいなミッドセクションが強みである一方、大胸筋の厚みと肩のセパレーションがトップ2より少し劣っていた印象です。

前週に開催されたフェニックスプロの方がコンディションが上回っている印象でした。

まとめ

今回はPacific USA championshipsに出場したカネキン選手の順位や講評、大会のトップ3に入賞した選手を解説してきました。前週に開催されたフェニックスプロに引き続き、カネキン(金子駿)選手にとっては思うような結果に結びつかなかったと思います。しかし、既に8月27日に開催される東京プロに気持ちを切り替えている様子なので、昨年王者としての意地を見たいですね。

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この記事の編集部

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