【ケビン・レブローニの現在】現役時代のトレーニングと食事、インスタまで紹介!

『無冠の帝王』と呼ばれるレジェンドボディビルダー、「ケビン・レブローニ」。2003年にボディビル競技から離れていたケビンは2016年のミスターオリンピアに招待復帰を果たしています。

この記事では、世界中にファンが多いケビン・レブローニのトレーニングや食事、現在の姿をインスタを交えて紹介していきます!

目次

ケビン・レブローニとは

ケビン・レブローニは1990年代に大活躍したアメリカ出身のプロボディビルダーです。

当時のボディビルダーの中では極めてスタイルが良く、腕がかなり太かったケビン。イケメンな顔も相まって、現在まで世界中にファンが多いボディビルダーの1人です。

本名:ケビン・レブローニ(Kevin Levrone)

出身地:アメリカ合衆国(メリーランド州ボルチモア)

生年月日:1964年7月16日

身長:約180cm

体重:約102-106kg

職業:元プロボディビルダー、経営者

ケビン・レブローニの半生

ボディビル界のカリスマ的存在、「ケビン・レブローニ」。そんな彼の半生を振り返っていきます。

トレーニングに出会う前

ケビン・レブローニは1964年にアメリカ合衆国メリーランド州で生まれました。

ケビン自身が動画で話していますが、ケビンが7歳のころに父親ががんで亡くなり、高校生の頃に母親もまたがんで亡くなっています。

このショックな出来事がきっかけで、「健康を手に入れる」一環でウエイトトレーニングを始めたそうです。

トレーニング/ボディビルとの出会い

がんへの恐怖に襲われながらトレーニングしていく中、軍隊に所属して短期間のうちに体つきが変わっていった従兄弟を見て衝撃を受けます。

従兄弟がきっかけとなり、自分も強い人間になりたいという思いが募り、ボディビルの世界へのめりこんでいきます。

ボディビルダーとしての生活

ケビンはその溢れる才能から地元の大会に出場すると優勝し、すぐにプロになります。

プロになった後もいくつもの大会で優勝を重ねますが、1992年のミスターオリンピアで2位に入賞した後、大胸筋を断裂する大けがをしてしまいます。

2度の大手術を乗り越えたケビンは見事復帰を果たし、数々の大会で優勝していきます。

ボディビル現役引退

アーノルド・クラシックや数々の大きい大会で優勝し、合計23大会で優勝を果たしたケビン。しかし、唯一優勝を逃したタイトルが「ミスターオリンピア」でした。

このことから彼は「無冠の帝王」というあだ名をつけられ、2003年に出場した「Strengths Pro Championship」を最後に現役生活を引退します。

現役引退理由は明言しておらず、ボディビル以外のことも挑戦したいとのことでした。

ケビンはボディビル以外の才能にも恵まれており、【100mを10秒4で走る才能】【歌手としての才能】など多岐にわたります。 (気になる方は以下のYouTubeリンクをチェックしてみてください)

100mを10秒4で走るケビン・レブローニ

歌が上手いケビン・レブローニ

ボディビル復帰

2003年以来ボディビルから離れていたケビンでしたが、2016年のミスターオリンピアに招待されると51歳という年齢でミスターオリンピアで17位入賞。

約13年間本格的なトレーニングから離れていたケビンが、わずか5か月間のトレーニングで現役時代並みの肉体を作り上げたことに多くの人が驚きを隠せませんでした。

マッスルメモリーの存在を自分の体をもって証明したケビンは現在もトレーニングを継続しており、今でも60歳とは思えない肉体を維持しています。

ケビン・レブローニのコンテスト成績

ケビン・レブローニは90年代から2000年代の間、1年間に数多くの大会に出場し好成績を収めています。自身の過去最高成績はアーノルド・クラシック優勝、ミスターオリンピア準優勝です。

2003 Strengths Pro Championship:3位
2002 Mr. Olympia:2位
2002 AUSTRALIA PRO INVITATIONAL:4位
2002 IFBB Arnold Classic:5位
2001 British Grand Prix:1位
2001 England Grand Prix:1位
2001 MR OLYMPIA:3位
2000 MR OLYMPIA:2位
2000 Arnold Classic:3位
1999 Grand Prix England:3位
1999 Joe Weiders Pro World:3位
1999 Mr. Olympia:2位
1999 Arnold Schwarzenegger Classic:2位
1998 Mr. Olympia:4位
1997 Arnold Schwarzenegger Classic:8位
1997 Grand Prix Russia:2位
1997 Grand Prix Spain:1位
1997 Grand Prix Czech Republic:1位
1997 Grand Prix England:1位
1997 Grand Prix Finland:1位
1997 Grand Prix Germany:1位
1997 Grand Prix Hungary:1位
1997 Mr. Olympia:4位
1996 Arnold Schwarzenegger Classic:1位
1996 Grand Prix Czech Republic:2位
1996 Grand Prix England:4位
1996 Grand Prix Germany:3位
1996 Grand Prix Switzerland:3位
1996 Mr. Olympia:4位
1996 San Jose Pro Invitational:1位
1995 Grand Prix England:2位
1995 Grand Prix Germany:1位
1995 Mr. Olympia:2位
1994 Arnold Schwarzenegger Classic:1位
1994 Grand Prix Germany:2位
1994 Grand Prix England:2位
1994 Mr. Olympia:3位
1993 Mr. Olympia:5位
1992 Mr. Olympia:2位
1992 Night Of Champions:1位
1992 Chicago Pro Invitational:3位
1992 Grand Prix England:2位
1992 Grand Prix Germany:1位
1991 Nationals – NPC, Overall:1位
1991 Nationals – NPC, HeavyWeight:1位
1991 Junior Nationals – NPC, HeavyWeight:2位

ケビン・レブローニのトレーニングメニュー

ケビン・レブローニは3日で全部位をトレーニングするメニューを組んでおり、4日を1セット(3日トレーニング+1日オフ)としてサイクルをまわしています。

DAY1:胸・肩・三頭筋

ケビン・レブローニはDAY1に胸・肩・三頭筋の3部位のトレーニングをするため、トレーニングボリュームが一番多いです。

DAY1は合計13種目・52セットをこなし、6~12回のレップ数で1セットを組んでいます。

ベンチプレス 4セット×6〜8回
インクラインベンチプレス 4セット×6〜8回
チェストプレス 4セット×6〜8回
ケーブルクロスオーバー 4セット×8〜12回
ペックフライ 4セット×8〜12回
バーベルショルダープレス 4セット×6〜8回
ダンベルショルダープレス 4セット×6〜8回
フロントレイズ 4セット×8〜12回
サイドレイズ 4セット×8〜12回
リアレイズ 4セット×8〜12回
ナローベンチプレス 4セット×6〜8回
プッシュダウン 4セット×8〜12回
トライセプスエクステンション 4セット×6〜8回

DAY2:脚・腹筋

DAY2は脚・腹筋の2部位のトレーニングです。とはいえ、DAY2はほとんど脚トレーニングの日と言っても過言ではありません。

合計28セットをこなし、そのうち24セットは脚トレ、4セットのみ腹筋に充てています。

レッグプレス 4セット×6〜8回
45度レッグプレス 4セット×6〜8回
レッグエクステンション 4セット×8〜12回
ハックスクワット  4セット×6〜8回
レッグカール 4セット×6〜8回
ケーブルクランチ 4セット×8〜12回
レッグレイズ 4セット×8〜12回

DAY3:背中・二頭筋

DAY3は背中と二頭筋のトレーニングを合計9種目・36セット行います。

9種目のうち5種目が背中トレーニング、4種目が二頭筋トレーニングで構成されています。

ラットプルダウン 4セット×6〜8回
Tバーロウ 4セット×6〜8回
シーテッドロー 4セット×6〜8回
ハンマーストレングスハイロー 4セット×6〜8回
ハンマーストレングスラットプルダウン 4セット×6〜8回
バーベルカール 4セット×6〜8回
コンセントレーションカール 4セット×8〜12回
ケーブルカール 4セット×8〜12回
シーテッドダンベルカール 4セット×8〜12回

DAY4:オフ

ケビン・レブローニは3日で全部位をトレーニングするサイクルを組んでおり、4日目でオフを挟みます。

DAY5:胸・肩・三頭筋(DAY1と同じ)

DAY5はDAY1と同じトレーニングをこなします。

DAY6:脚・腹筋(DAY2と同じ)

DAY6はDAY2と同じトレーニングをこなします。

DAY7:背中・二頭筋(DAY3と同じ)

DAY7はDAY3と同じトレーニングをこなします。

ケビン・レブローニの食事メニュー

ケビン・レブローニは両親ががんで亡くなっていることから、他のボディビルダーと比較して食事管理を徹底しています。

加工食品は一切取らない一方でプロテインやBCAAなどのサプリメントを取り入れていました。

サプリメントの中でもプレワークアウトサプリを好んでおり、ハードなトレーニングには必須と語っています。

MEAL 1:卵白10個、全卵2個、オートミール50g
MEAL 2:白米150g、魚340g
MEAL 3:白米150g、鶏胸肉340g
MEAL 4:白米150g、魚340g
MEAL 5:白米150g、魚340g
MEAL 6:卵白12個

ケビン・レブローニの現在

現在のケビン・レブローニは「Levrone Signature Series」と呼ばれるサプリメント会社を経営しています。

現役時代から健康を気にしていたケビンだからこそ、健康サプリメントを世界中に提供しています。

またケビンは世界中のフィットネスイベントやボディビルコンテストに招待されるため、世界中のファンと交流している姿もインスタグラムで見ることができます。

忙しい傍らトレーニングも継続しており、現在も60歳とは思えない肉体を維持しています。気になる方はケビンのインスタグラムをチェックしてみてください。

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ケビン・レブローニの名言集

ケビン・レブローニは名言も多く残しており、人々を魅了してきました。ここではそのうちのいくつかを紹介していきます。

「重量を求めることが、筋肥大につながる。俺が筋トレを始めた時は、ジムで常に「何kgでカールできる?ベンチプレスできる?スクワットできる?デッドリフトできる?」これが全てだった。結果は見ての通りだ。」

「強度こそがサイズを作るんだ。」

「未来がどうなるか、俺には分からない。ただ、その時のために準備をしておくだけだ。」

「どれだけ時間がかかっても、諦めない限り敗北の2文字は存在しない。」

大胸筋を断裂するほどのトレーニングをしていたケビンだからこそ説得力がある言葉ですね。

数多くのボディビルダーの中で目立つ存在になるためには、自分の哲学を曲げない意志の強さが必要だとわかります。

グラップラー刃牙『列海王』のモデルになっているのは本当?

グラップラー刃牙のキャラクター『列海王』の体はケビン・レブローニがモデルになっていると言われています。

ポージングもケビンを象徴するポージングが採用されていることがわかります。

【まとめ】ケビン・レブローニのトレーニングは規格外!

ケビン・レブローニのトレーニングや食事、現在の姿を徹底紹介してきました。1日に52セットもこなすケビン・レブローニはやはり規格外とわかります。自分自身の力で人生を切り開いてきたケビン・レブローニの生き方が参考になる方は多いのではないでしょうか。

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執筆者

月間約10万人が閲覧しているフィットネスメディアを運営。「筋トレ」「サプリメント」に関するどこよりも詳しい情報をアップデートしていきます。一般社団法人 日本プロテイン協会「プロテインマイスター」の資格を取得済み。

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