2023年8月12日、イングランドでT.R.U Athlete UK PROが開催され、日本からはエドワード加藤選手が出場しました。出場人数が25人と非常に多く、ハイレベルとなった今大会。エドワード加藤選手の順位と講評を解説していきます。ボディビルファンのエドワード加藤選手に対するコメントも紹介していくので是非楽しんでご覧ください。
エドワード加藤のUK PROの順位は?
エドワード加藤選手の結果から言うと、サードコールに呼ばれ、今大会では順位が付きませんでした。
自身の第2の故郷であるイギリスまで飛び立って出場を決意した大会でしたが、海外の大会で完璧にコンディションを合わせるのは非常に困難。
8月末に控える東京プロでリベンジを果たしてほしいです。
UK PROのトップ3を紹介!
ここからはハイレベルとなったUK PROで見事トップ3に入賞した選手を紹介していきます。
選手のインスタも紹介しているので是非フォローしてみてください!
【優勝】Febo Gambacorta
UK PRO 2023優勝者はFebo Gambacorta。初のオリンピア出場権を獲得した新星です。
最近のメンズフィジークの流行として、大胸筋が下部に位置しているコンパクトなミッドセクションが挙げられます。
一方でFebo Gambacortaはミッドセクションの面が広く(腹筋が縦長の形状)、ジェレミー・ブエンディアを彷彿とさせます。
上半身のバルクはもちろんのこと、張り出た肩と分厚い上腕が印象的。
サーフパンツもエリン・バンクスが昨年のオリンピアで履いていたものと同じものを使用しており、リスペクトが伝わってきますね。
【準優勝】Philippe Degila
準優勝はPhilippe Degila。ポルトガルプロ2023でも準優勝している、今乗りに乗っている選手です。
非常に上半身のバランスが良く、ミッドセクションの1つ1つの部位が際立って見える特徴があります。
一方で広背筋の張り出しが弱く、フロントポーズをとっても目立ってしまいました。プロ戦で優勝するためには弱点の背中が課題になりそうです。
ミッドセクションが強い選手はどの審査員からも評価されやすいので、今後も引き続き追っていきたい選手ですね。
【3位】Emile Walker
3位はEmile Walker。過去にオリンピアにも出場経験がある実力派です。
ミッドセクションが非常に特徴的で、1つ1つの腹筋のパーツが離れています。
腹筋が離れてしまっているのはレベルが高い大会になればなるほど減点されやすいので、ミッドセクションのコントロールが課題になりそうです。
今大会のエドワード加藤選手の講評
エドワード加藤選手の順位だけを見ると、サードコールで順位がつかなかったということであまり芳しくない結果と言えるかもしれません。
しかしUK PRO 2023は25人も出場しており、プロ戦を見慣れている筆者でも驚くほどハイレベルな戦いでした。
画面越しではありますが、昨年のジャパンプロのコンディション以上東京プロのコンディション未満に見えました。
日本ではバルクがあるエドワード加藤選手でも、海外のコンテストだとバルク不足感は否めません。
また、昨年のジャパンプロからウエストが太いと言われていますが、ポージングもかなり改善が見られました。
一方で課題のミッドセクションがさらに浮き彫りになりました。遺伝的要素も大きい部分ですが、プロ戦で勝つには腹筋の1つ1つの部位の丸みとセパレーションが必要です。
エドワード加藤に対する人々のコメント
UK PROのエドワード加藤選手に対する人々のコメントを紹介していきます。
https://www.youtube.com/watch?v=4YeznJjKU9Y
まとめ
今回はUK PRO 2023の結果とエドワード加藤選手の順位を紹介しました。カネキン選手やJIN選手など、日本人プロがどんどん海外のコンテストに出るようになってメンズフィジークの人気はどんどん高まっていくでしょう。今後も気になる日本人プロの動向や海外プロ戦の結果を紹介していきますので、是非チェックしてみてください。
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