2023年5月20日-23日にかけて、ニューヨークプロ(NY PRO)が開催されました。
中でも特に注目を集めていたメンズフィジークは、前週のピッツバーグプロで惜しくも優勝を逃してしまったRyan Terry(ライアンテリー)がオリンピアの切符を手にしました。
以下、ミスターオリンピアの最新情報をアップデートしていきます!
ニューヨークプロ2023 メンズフィジークの結果
メンズフィジークは前評判では、Ryan Terry(ライアンテリー)とCharjo Grant(チャージオ・グラント)、Daniel Ammons(ダニエル・アモンズ)が注目を集めていました。
結果は以下の通りになりました。
【優勝】Ryan Terry(ライアンテリー)
ニューヨークプロ2023のメンズフィジーク優勝者はRyan Terry(ライアンテリー)でした。
前週に行われたピッツバーグプロでは惜しくもコーリー・モリスに敗れてしまったライアンテリーでしたが、ニューヨークプロでは断トツのコンディションを仕上げてきました。
ミッドセクションに強みを持つライアンテリーがコンディションを合わせてくると、誰にも負けない実力があります。
個人的には、ライアンテリーはポージングを改善するとオリンピアでもtop5に食い込めるポテンシャルがあると期待しています。
優勝したライアンテリーの最新情報をアップデートしています!
【準優勝】Vitor Chaves(ビトー・チャベス)
準優勝はVitor Chaves(ビトー・チャベス)。
特徴的なミッドセクションと広背筋の広さが、Diogo Montenegro(ディオゴ・モンテネグロ)を彷彿とさせる選手です。
個人的には、Vitor Chaves選手の特徴的なポージングは見ていて楽しいですね。
自身のSNSで「世界三大大会のNY PROで準優勝という結果は、私のキャリアで最も名誉ある瞬間の1つ」と語っており、来年のニューヨークプロ2024にも出場する意気込みを見せました。
【3位】Sidy Pouye(シディ・プイエ)
Sidy Pouye(シディ・プイエ)選手は、今回出場していた選手の中でもトップクラスのプロポーションの良さを持っています。
前週行われたピッツバーグプロ2023では、超ハイレベルな環境で4位という好成績をおさめています。
ミッドセクションと腹直筋の強さがパッと目に入ってくる一方で、バックポーズをとったときの肩の弱さが気になりました。
近年のメンズフィジークの傾向から、上腕に負けない肩を作ることが当面の課題と言えそうです。
【4位】Daniel Ammons(ダニエル・アモンズ)
4位だったのはDaniel Ammons(ダニエル・アモンズ)です。
かの有名なcutz(カッツ)をコーチとして過去3度オリンピアに出場する実力派の選手。
腹筋のシックスパックが美しく、上腕と脊柱起立筋の主張が特徴的です。
自身のインスタグラムで「4位という結果は望むものではなかった。 私たちはただ次へ進むだけです。 私を支えてくれた人、愛を示してくれた人、ありがとう。」とコメントしています。
【5位】Juan Manuel Gochez
Juan Manuel Gochez選手は広背筋の広さが目立っていた一方で、大胸筋の大きさが足りなかったように思います。
バックポーズは全選手の中でもトップレベルの完成度だった一方で、フロントポーズに課題が浮き彫りになりました。
ウエストが細く、バルクも十分なのでメンズフィジーク選手としてのポテンシャルが期待できる選手の一人です。
筆者もこれから注目していきたいと思います。
ニューヨークプロ2023の大会スコアシートを公開!
ニューヨークプロのメンズフィジークの大会スコアシートは以下です。
メンズフィジーク以外のスコアシートを見たい方は2023 NY PRO Scorecardsを参照してみてください!
まとめ
今回はニューヨークプロ2023のメンズフィジークの結果を解説しました。
世界三大大会の1つとして数えられるだけあって、ハイレベルな戦いが繰り広げられ、見ていてとても楽しかったですね。
TOP5の選手のインスタグラムも紹介しているので、ぜひフォローして応援していきましょう!